週刊『前進』08頁(2522号7面3)(2012/02/06)
都革新旗びらき
野田政権と対決する
非正規職撤廃と反原発で
(写真 都政を革新する会を階級的団結の拠点として強化することを誓い合った【1月29日 荻窪】) 都政を革新する会2012年団結旗びらきが1月29日、95人の結集で開催されました。例年にない厳しい寒さの中、旗びらき・・・
2012年2月 6日発行 第2522号
都革新旗びらき
野田政権と対決する
非正規職撤廃と反原発で
(写真 都政を革新する会を階級的団結の拠点として強化することを誓い合った【1月29日 荻窪】) 都政を革新する会2012年団結旗びらきが1月29日、95人の結集で開催されました。例年にない厳しい寒さの中、旗びらき・・・
(写真 都政を革新する会を階級的団結の拠点として強化することを誓い合った【1月29日 荻窪】)
都政を革新する会2012年団結旗びらきが1月29日、95人の結集で開催されました。例年にない厳しい寒さの中、旗びらきにかけつけてくださった多くの仲間のみなさんにお礼申し上げます。
長谷川英憲代表の主催者あいさつに続いて、北島邦彦より「都政を革新する会は2012年をどう闘うか」と題した提起をしました。昨春杉並区議会議員選挙について、原発絶対反対を掲げて「政治休戦」「自粛」を撃ち破って情勢を切り開いた階級的意義をはっきりさせ、しかし議席を死守できなかった都政を革新する会の組織としての課題をしっかりと見すえることを約束しました。
国債暴落--国家破産の時代情勢のなか、朝鮮半島・ホルムズ海峡での戦争の現実性はきわめて切迫しており、沖縄・辺野古新基地建設を軸とする日米安保の強化・実戦化もその現れのひとつです。この情勢に対決して世界中で労働者階級の大反撃が始まっていて、都政を革新する会としても国際的団結の一翼を担う闘いが求められていること、その闘いを2本柱として打ち立てる決意を述べました。すなわち、非正規職撤廃を掲げた東京西部ユニオンの闘争と組織強化の先頭に立つこと、NAZEN西部の活動に責任をもって取り組むことによって反原発闘争の先頭に立つこと、この2本柱です。
そしてその底流を支える闘いとして、動労千葉を支援する会・東京西部とともに国鉄全国運動を推進すること。そのうえで昨春杉並区議会議員選挙の総括をかけて、都政を革新する会をたんなる後援会組織や相互扶助組織ではなく、杉並における強靭(きょうじん)な政治的団結体として建設していくことを結論としました。そして消費税と原発再稼働の野田反動政権に対して、都政を革新する会として真っ向から対決していく決意を明らかにしました。
乾杯の後、動労千葉からのメッセージ、三里塚現地闘争本部からのアピールと続き、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会からの特別報告です。旗びらきには郵政で働く非正規の青年労働者も初めて参加してくれていたのですが、鈴コン分会の闘いは大きな感動と激励で会場全体を満たしました。さらには地域の医療機関や労働運動をはじめ様々な運動体からの発言が続き、杉並における闘いの豊かさをあらためて実感させられました。
全学連・斎藤郁真委員長は、福島大を先頭にする次代を担う学生の闘いの前進を語り、文字どおり「老若男女」からの圧倒的な喝采を受けました。
最後に革命的共産主義者同盟東京西部地区委員会からのまとめの発言を受け、東京西部ユニオン・吉本伸幸委員長の団結がんばろうで大盛況のうちに幕を閉じました。
地域に階級的労働運動の軸をしっかりと樹立することができれば、広範なあらゆる人民の結集点をつくりだすことができる、それを参加者全体のものにすることのできた旗びらきになったと確信しています。
(都政を革新する会・北島邦彦)
2011年12月12日発行 第2516号
“海上空港は危険”
国賀議員 関空問題で申し入れ
(写真 大阪航空局を断固追及【11月29日】) 11月29日、関西空港問題で国土交通省大阪航空局と大阪府に申し入れを行いました。今年も泉州住民の会と関西労組交流センターで14人が参加しました。今年は、関空・伊丹の・・・
(写真 大阪航空局を断固追及【11月29日】)
11月29日、関西空港問題で国土交通省大阪航空局と大阪府に申し入れを行いました。今年も泉州住民の会と関西労組交流センターで14人が参加しました。今年は、関空・伊丹の統合問題、南海・東南海地震問題を中心に、利子補給金75億円の撤回、地元住民・労働者の被害の問題、関空の軍事空港化反対、医療ツーリズム反対など6項目を申し入れました。
関空・伊丹統合問題の核心は、民活方式が失敗したのに誰も責任を取らず、破綻を先延ばしするために伊丹と統合しようとしていること。さらにあくどいことに、民間ファンドに売却し民間資本に金もうけをさせようとしていることです。もちろんうまくいくはずがありませんが、大阪空港の利益や土地を狙っていることも明らかです。金もうけのために安全と環境を破壊するやり方です。
航空局の永友関空課長は「破綻とは思っていない」と開き直りました。しかし1600億円もの社債借り換えを毎年やっている事実を突きつけると黙ってしまいました。
南海・東南海地震問題では、「東日本大震災並みの地震がきたら関空はターミナルビルが崩壊し、津波で石油タンクや飛行機が流され、大惨事になる可能性がある。関空で働く1万5千人の労働者と利用客など約2万人の生命が危険にさらされる。海上空港の危険性を認識し撤退すべきだ」と申し入れました。
これに対して航空局の永友関空課長と大阪府の湯本空港戦略室総括補佐は同じような回答でした。「関空会社が昨日、対策を発表した」「護岸のかさ上げはできないので、警報が出たらターミナルビルの2〜3階以上に避難する」と言うのです。しかも地震の強さの想定は従来と同じで「マグニチュード7・9〜8・6、震度5」とし、「津波だけ2倍の5㍍にした」というのです。地震の強度は同じで津波だけ大きくするとは、あり得ない話です。それに3・11を経験した後なのに地震規模は従来と同じとは! まったく無責任極まりない。結局、震度予測を上げれば、空港が壊滅すると認めるしかないからではないか。
関空会社は、民活=新自由主義政策の第1号として関空を建設したが、見事に破綻しています。他方で資本家は、関空1期、2期合わせて2兆9千億円もの巨大工事を仕切って大もうけしました。そして1兆3千億円の借金を残し労働者に押しつけています。
こんな腐った新自由主義をわれわれの力で必ず倒せる、という確信を強めた行動でした。
(泉州住民の会事務局長・泉佐野市議/国賀祥司)
2011年5月23日発行 第2488号
八尾市議選勝利の総括
革命を準備する闘い貫く
(写真 選挙戦最終日、末光候補を先頭に西郡から高砂団地へ練り歩く【4月23日 八尾市】) われわれは4月の統一地方選挙闘争の一環として八尾市議選に末光道正候補を押し立てて闘い、2065票を獲得して堂々再選をかちとった。今回の選挙・・・
(写真 選挙戦最終日、末光候補を先頭に西郡から高砂団地へ練り歩く【4月23日 八尾市】)
われわれは4月の統一地方選挙闘争の一環として八尾市議選に末光道正候補を押し立てて闘い、2065票を獲得して堂々再選をかちとった。今回の選挙闘争はこれまでとはまったく次元の違う闘いだった。同時に闘われた杉並・相模原とともに3・11大震災情勢と真っ向から対決し、<革命を準備する選挙闘争>として闘いぬいたのである。
大恐慌下で発生した3・11大震災と大津波、福島原発事故は階級情勢を一変させた。われわれは「国難」「挙国一致」「政治休戦」の大合唱と対決し、マルクス主義を武器に「賃労働と資本」の関係を根底に置いて、3・11こそ労働組合を破壊して一人ひとりをバラバラにし何もかも資本の金もうけの餌食にする新自由主義の本性とその破綻の現れだ、国家と資本による犯罪であり、帝国主義を打倒するチャンスだ、ととらえきった。
そして、「4・9政治和解」を打ち破る国鉄闘争全国運動が震災解雇粉砕、全原発廃止の力だという確信を深め、団結し必死で生きぬき闘う被災地の同志を始めとする労働者、農民、漁民、自営業者の怒りを共有し、彼らとひとつになって菅民主党・連合政権を打倒する決意を固めた。
党の時代認識を繰り返し鮮明にさせ、強烈な意識性で路線的団結を闘いとり「政治休戦」反動をぶっ飛ばした。ここに勝利の最大の核心がある。
民営化−明け渡しと闘う西郡のムラと八尾北医療センターは被災地と同じ新自由主義攻撃と闘っている現場だとつかみとった。八尾市800事業民営化、部落差別で分断し仕事・住宅、医療・教育、人間の絆(きずな)まで奪いムラを更地にする攻撃を打ち破る3・11情勢下での最先端の闘いとして、また一個の蜂起戦−階級決戦として市議選を構え直した。
地区党全員がこの闘いに革命の成否がかかっているという自覚に燃えて先頭に立ち、日夜献身的に闘いぬいた。新たな飛躍をかけビラを作った。瞬時にビラがまかれ、むさぼるように読まれた。末光候補のアジテーションと宣伝カーからのアピールが染み通った。
「末光落とし」で束になる全党派を相手に当選をもぎとった根底には、3・11情勢と真っ向から対決した党の団結、路線の勝利があるのだ。
勝敗を決めたもう一つの核心は、党がかたまりとなって西郡のムラに突っ込んだことだ。部落解放同盟本部派を打倒し、地域ソビエトの拠点を打ち立てようと診療圏に団結を広げ、市役所、保育所・清掃・水道などの現業労働者、郵政労働者などとの結合を求め、最後まで猛然と闘いぬいた。
今回の選挙には、菅政権−田中市政による西郡の住宅と八尾北医療センターの明け渡し攻撃を許すか否か攻防の行方がかかっていた。闘いの起点は3・3西郡青年交流会だった。「自分たちは革命をやる。他にお願いするのではなく、労働者とともに、労働組合と団結して新自由主義を打ち倒すまったく新しい部落解放運動をつくり出す。民営化の手先、利権まみれの解同本部派はもういらない」と宣言したのだ。
自民党から日本共産党まで全党派が末光当選に恐怖したのは、それが部落解放運動だけではなく労働運動、社会的運動全体を革命的に塗り替えてしまうからだ。関電労組元幹部で本部派候補と同会派の候補は「末光だけは通すな」と住民を脅して回った。共産党は「八尾北をつぶせ」と差別をあおり分断を図った。
投票日前日の4月23日朝、雨をつき西郡支部青年部が総決起した。本部派候補は追いつめられて言い訳を繰り返し、敵意をむき出しにして末光陣営の夜の練り歩きを襲撃しようとした。これを打ち破った労組・支部・守る会、共闘の仲間の団結した姿に、団地の窓からライトが振られ、拍手がわいた。次第に隊列が膨らんだ。解同本部派との力関係に歴史的決着をつけた瞬間だ。
練り歩きの最後、西郡に隣接する府営高砂団地で末光候補は、「この団結が社会を根元(こんもと)から変える力だ。腐りきった幹部連中を打ち倒し、地域の主導権をとり、新しい部落解放運動、労働組合の闘いを一挙に爆発させよう。原発を止め、エジプトにつながろう」と熱烈に呼びかけ、勝利を宣言した。
敵陣営は末光落としのために、JP労組組織内候補の民主党現職議員を落選させてまで本部派候補を当選させた。
だが、このうねりは止められない。西郡支部は5・22狭山集会と7・24支部大会を決定し、新自由主義を打ち倒すまったく新しい部落解放運動−支部1千人建設へ大胆に踏み出した。プロレタリア革命を担う部落解放運動と組織の登場だ。東大阪地区委員会はこの闘いに全責任をとるために、ともに闘いぬく決意である。
勝利の路線を貫く柱となったのは地域拠点の八尾北医療センター労組だ。労組は部落解放運動を含む一切に責任をとる飛躍をかけ、藤木好枝委員長が「道州制・民営化と闘う共闘会議」を代表して選対本部長を引き受けた。執行部を先頭にあらゆる任務を背負った。なかでも宣伝カーのウグイスに決起した24人の先頭で闘い、他陣営を圧倒した。「ひとつの目標に向かって団結して闘うのは楽しい」と労組の団結が深まり、他の組織の総決起のバネになった。
また90歳の守る会会員は郵便投票を済ませた翌日息を引き取った。このような無数のエピソードに彩られた「命の1票」がさらに全体を鼓舞した。3・11情勢下で「八尾北を守れ」は、「ここがなかったら生きていけない」という叫びであり、新成長戦略で医療=命と健康を資本の餌食にする菅政権への怒りと、生きる団結の砦(とりで)=八尾北の存在の死活性をつきだしている。
診療所民営化=大病院への売り渡しを粉砕して自主運営に突入した05年以来、労組が職場支配権を打ち立て、医療と介護をやりぬいてきた。それは新自由主義と闘うすべての労働者人民の団結の砦、すなわちプロレタリア権力樹立のための拠点となり全体の勝利のために闘う労組に飛躍するための日々だった。
われわれは八尾北労組を軸に国鉄闘争全国運動で労働組合全体を階級的に塗り替える決定的一歩を切り開くと同時に、部落解放運動、国際連帯=在日・滞日外国人労働者との結合、婦人民主クラブ全国協建設、障害者解放運動との団結を意識的に追求し、地域ソビエトの展望を切り開いた。
総括上の最大のテーマは党の団結の問題だ。われわれは党の分担主義的・機能主義的・能力主義的な最後の残りかすを一掃し、階級的に団結した党へと飛躍しようと格闘した。鍵は<中央委員会−細胞>建設に指導部が指導部として自己を組織すること、中央委員会と細胞が獲得し合う関係を豊かに形成していくことにあるとつかみとった。「綱領草案」と国鉄全国運動を武器に、素晴らしい革命家・末光議員、労組、支部、守る会の団結と一体になって闘いぬく中で、本物の革命党へ必ず飛躍できると確信する。
3・11をもってプロレタリア世界革命までやむことのない激動情勢に突入した。革命勢力の一掃、動労千葉つぶし、関西地区生コン支部への大弾圧と対決し、一切を国鉄闘争全国運動6・5大集会への大結集にかけ、総決起しよう。
〔革命的共産主義者同盟東大阪地区委員会〕
◇
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裁判闘争日程
八尾北明け渡し弾劾裁判
5月25日(水)午後2時半
大阪地裁202号大法廷
住宅明け渡し弾劾控訴審
5月31日(火)午後2時
大阪高裁202号大法廷
2011年5月 2日発行 第2486号
統一地方選 社会変革訴え偉大な地平
杉並 北島候補「原発絶対反対」貫き
八尾 党派闘争制し末光候補が当選
(写真 選挙戦最終日の23日夜、JR荻窪駅前で労働者にアピールする北島候補。闘う弁護士、高山俊吉さんが情熱を込めて応援演説) (写真 激しい選挙戦を闘い、最終日の23日、西郡市営住宅の住民に最後の訴えを行う末光候補。八尾北労組・・・
(写真 選挙戦最終日の23日夜、JR荻窪駅前で労働者にアピールする北島候補。闘う弁護士、高山俊吉さんが情熱を込めて応援演説)

(写真 激しい選挙戦を闘い、最終日の23日、西郡市営住宅の住民に最後の訴えを行う末光候補。八尾北労組の総決起が全体をけん引)
4月24日投開票の統一地方選挙後半戦で、われわれは東西で偉大な前進をかちとった。
東京・杉並区議選では、相模原選挙闘争の地平を引き継ぎ、北島邦彦候補が「原発絶対反対」「原発を廃止して社会を根本から変えよう」と訴えて闘い抜き、1764人がともに闘う決断をし投票に決起した。54位(定数48)で当選には至らなかったが、3・11情勢下、被災地人民、青年労働者の怒りと結び付く巨大な階級決戦・政治決戦に首都東京で挑戦し重大な突破口を開いた。
一方、大阪府の八尾市議会議員選挙で末光道正候補は2065票を獲得し、堂々の再選をかちとった。部落解放同盟全国連西郡支部、八尾北命と健康を守る会、八尾北医療センター労組、関西労組交流センターを始め闘う仲間の渾身(こんしん)の決起の勝利だ。(関連記事2面)
杉並の選挙戦は、大恐慌下の3・11情勢の中で、真っ向から日本帝国主義、菅政権・東京電力・経団連・警視庁公安部・全体制内勢力と対決して闘い抜かれた。
全政治勢力が「国難」「救国」を叫んで、日帝国家と資本救済へ走った。これと根底的に対決して労働者階級の権力を訴えて闘い抜いた。北島邦彦候補はその最先頭で、新たな運動と組織への大衆的リーダーとして躍り出て、圧倒的に認知された。党と労働組合、闘う人民の団結が強力に拡大した。
八尾市議選の勝利は重大だ。世界大恐慌下の大震災、労働運動絶滅攻撃と激突して、新自由主義を打ち破り、もぎりとった勝利だ。
西郡支部は、解同本部派を打ち倒して新たな解放運動の拠点をつくり出そうと闘った。選挙戦の全体を支えたのは八尾北労組の総決起だ。地域の拠点労組として、解放運動を含む一切に責任をとる労働組合に飛躍し、これが新しい歴史を作り出す力だと確信を深めて前進した。このすべての力が勝利をもたらした。
統一地方選 闘う団結と組織が前進
杉並 “社会変えよう”訴え
北島候補大いに奮闘
(写真 選挙戦最終日、労働者の心をとらえた北島候補の渾身の訴え【4月23日 荻窪駅前】) 杉並区議選の最終日夕方、北島邦彦候補は、西荻窪駅北口と荻窪駅北口で相次いで最後の街頭宣伝を行い、渾身(こんしん)の訴えを行った・・・
(写真 選挙戦最終日、労働者の心をとらえた北島候補の渾身の訴え【4月23日 荻窪駅前】)
杉並区議選の最終日夕方、北島邦彦候補は、西荻窪駅北口と荻窪駅北口で相次いで最後の街頭宣伝を行い、渾身(こんしん)の訴えを行った。
「この杉並の中でこそ、原発絶対反対、原発を止めて新しい社会をつくろうの運動を開始しましょう。原発のない新しい社会とは、現場で働いている労働者が社会の生産と運営を団結した力でやっていく社会です」
原発廃棄の要求が社会の根本的変革であることを真っ向から鮮烈に提起した。この心意気に応えて、多くの応援弁士が北島候補への熱烈な支持を表明し、投票を訴えた。
憲法と人権の日弁連をめざす会の高山俊吉弁護士は、裁判所が原発にお墨付きを与えてきたことを弾劾し、「この国のあり方を根本から変えていく闘いに北島候補は立とうとしている」と支持を表明した。
沖縄民権の会の座覇光子さんは、「北島さんは私たちと一緒に闘ってきた信頼できる議員」と推薦した。法政大学の倉岡雅美さん、地域の青年労働者などが次々とマイクをとって支持を訴えた。
山田宏前区長らが他候補の応援に来ていたが、北島陣営の街頭宣伝は他を圧倒する怒りと正義性と迫力に満ちあふれ、午後8時まで多くの区民、労働者の注目の的になった。マイクを使えなくなった後も各駅で宣伝戦を展開した。最後まで鮮明な革命の訴えを「値引き」せずに貫き、闘いぬいた選挙戦だった。
北島候補は、自身のブログで選挙戦を総括して次のように言っている。「『当選するためにはどういう主張をするか』ではなく、『この社会情勢のなかで何を主張すべきか』ということを『原発絶対反対—この社会を変える』として貫徹したことに確信をもっています」「これまでも多くの労働者の仲間たちに支えられて選挙を闘ってきましたが、今回ほど選挙闘争においてその団結と集中性が強まったことはありませんでした。これからの階級的労働運動を実践していくうえで、これほど重要な成果はありません。結果は残念で悔しいものでしたが、しっかりと前を向いて前進していきます」
杉並区議選・北島選挙は、3・11情勢下、首都東京における巨大な階級決戦に果敢に挑戦した。とりわけ4・10高円寺1万5千決起として始まった青年労働者の根源的な怒りと行動の中に全身投入した選挙戦となった。
3・11情勢のもと、まさに革命そのものが問われている。大恐慌をプロレタリア革命へ、の決定的な出発点をつくった。
第一に、「すべての原発をただちに止め、社会を変えよう」の根源的な怒りと革命のスローガンを貫いた。労働者階級の命と生活を守る死活的要求を、最後までいささかもぶれずに掲げぬいた。3・11直後から「自粛」「政治休戦」の中で唯一われわれだけが街頭に登場し、17日から団結署名を開始し、4月冒頭から3週間で反原発1千万署名を6千筆集めた。杉並区議選は東京で唯一、原発に対する態度を問う選挙になった。権力の異常な弾圧と、「原発はエネルギー政策として必要」という宣伝が日共スターリン主義や脱落諸派らをも使った北島落とし攻撃としてかけられたが、街頭・地域・職場から感動的な決起が次々とかちとられた。1764票の背後には数千数万の人生をかけた決断がある。
第二に、大恐慌下の大震災・原発事故と真っ向から闘う階級的労働運動を発展させる大きな出発点をつくった。青年労働者のほとんどが非正規であり、その怒りと結び付くため選挙をとことん利用した。北島候補はその最先頭で新たな運動と組織の大衆的リーダーとして圧倒的に認知された。「生まれて初めてこんな政治家を見た」と多くの新たな支持者を得た。
第三に、党と労働組合、闘う人民の団結が強力に拡大した。地区党の団結と決起はその中心を担った。東京西部ユニオンを始め闘う合同労組、労組交流センターの団結の無限の力を示した。
統一地方選 闘う団結と組織が前進
八尾 末光候補が堂々再選
労組の総決起が牽引
(写真 開票所からの「当確」の報告を受けて、八尾北医療センターに詰めかけた多くの支援者に勝利宣言を行う末光道正市議【4月24日 大阪・八尾市】) 4月24日、八尾市議会議員選挙で末光道正候補は、2065票を獲得し・・・
(写真 開票所からの「当確」の報告を受けて、八尾北医療センターに詰めかけた多くの支援者に勝利宣言を行う末光道正市議【4月24日 大阪・八尾市】)
4月24日、八尾市議会議員選挙で末光道正候補は、2065票を獲得し、堂々の再選をかちとった。ともに激しい選挙戦を闘いぬいた部落解放同盟全国連合会西郡支部、八尾北命と健康を守る会、八尾北医療センター労組、関西労組交流センターを始め共闘の同志たちが夜遅くまで固唾(かたず)を飲んで開票を見守る中、開票所からの当確の報告に一気に喜びが爆発した。
本当にすごい勝利だ。世界大恐慌下の大震災、労働運動絶滅と激突して、新自由主義を打ち破りもぎり取った勝利だ。末光候補を結び目に、八尾北労組が土台となり、西郡支部、守る会、共闘の労働者・学生が固く団結しかちとった勝利だ。
4議席減で定数28人に33人が立候補し、泡沫(ほうまつ)候補は一人もいなかった。全勢力が末光落としで結束し、これとの大党派闘争の選挙であった。最低得票が1528票という少数激戦の中で、末光陣営が闘う拠点を持つ力ある革命派として登場して勝利できたことが決定的だ。
革共同関西地方委員会と地区委員会は「大恐慌を革命へ! 大震災を革命へ!」と徹底して国鉄全国運動の路線を貫き絶対反対で団結して闘いぬいた。そして2065票を組織し末光再選をもぎり取ったことは、真に価値ある勝利である。
この勝利は、党の路線を貫く拠点建設の死活性、勝利性を鮮明にさせている。
部落解放同盟本部派を打ち倒しムラの権力を取り、新たな解放運動の拠点をつくり出そうと闘い、青年部は最終日には雨の中でスポット演説に決起、候補者と一体になって「この選挙でムラを変えよう」と訴えた。本部派議員を必死の言い訳に追い込み、最後の練り歩きでは激突情勢をつくり出した。このうねりが診療圏全体にも波及し、守る会の闘いが大きく動き出した。
こうした選挙戦の全体を支え牽引(けんいん)したのは八尾北医療センター労組の総決起である。地域の拠点労組として、部落解放運動を含む一切に責任を取る労働組合に飛躍し、これが新しい歴史をつくり出す力だと確信を深めて前進した。
これらの闘いの一切合切が2065票の末光支持へと結晶したのだ。末光議員の再選に大打撃を受けているのは民主党・菅政権であり、田中市長、日本共産党、解同本部派だ。
今こそ一切を6・5国鉄闘争全国運動大集会の成功に向かって総決起しよう。
2011年4月25日発行 第2485号
統一地方選勝利へ奮闘
(写真 北島邦彦区議が「原発絶対反対。社会を根本から変える労働者民衆の闘いをつくろう」と訴え、労働者・区民とともに団結ガンバロー【4月17日】) (写真 八尾北医療センター労組の組合員の団結太鼓が打ち鳴らされる中で末光道正市議・・・
(写真 北島邦彦区議が「原発絶対反対。社会を根本から変える労働者民衆の闘いをつくろう」と訴え、労働者・区民とともに団結ガンバロー【4月17日】)

(写真 八尾北医療センター労組の組合員の団結太鼓が打ち鳴らされる中で末光道正市議が登場し、駆けつけた労働者・住民に必勝を誓った【4月17日】)
杉並区議会議員選挙は、北島邦彦候補を先頭に「全原発の即時廃止」「震災解雇絶対反対」を掲げた一大決戦として闘われている。
10日、杉並区高円寺で1万5千人が反原発デモに決起した。とりわけ3・11大震災と原発事故の中で労働者民衆の価値観が大きく転換している。街頭には無責任極まりない東電・政府への怒りが渦巻く一方、「原発をなくすにはどうしたらいいのか」と真剣な討論を求めて足を止める労働者であふれている。とりわけ青年労働者はこの社会を変えたいという欲求にあふれ、「自分も何かしたい」と行動方針を求めて反原発1千万人署名に次々と応じる。巨大な怒りのマグマが動き始めている!
告示日17日の出陣式には東京西部ユニオンや地域の仲間120人が選挙事務所前に集まり、投票日までの1週間の大決戦の態勢を整えた。
北島区議は「今回の選挙スローガンは『原発をなくし、社会を変えよう』だ」と力強く第一声を発し、「資本の金もうけがすべてに優先されるような社会の仕組みを根本的に変える労働者民衆の運動と組織をこの選挙戦を通してつくり上げよう! 反原発1千万人署名を広げ、杉並から世界に発信しよう」と熱烈に訴えた。
東京西部ユニオンの大西文夫書記長は「西部ユニオンは、北島を押し立て、反原発と震災解雇許すなを全国に発信する先頭に立つ。選挙に勝ち、資本優先の社会を変える出発点にしよう」と決意を明らかにした。
今回の杉並区議会議員選挙は定数48人に対して72人が立候補する大激戦だ。原発推進か廃止かを問う歴史選択をかけた選挙戦において、北島候補のみが原発絶対反対を真っ向から掲げている。日本共産党など何人かは「原発から自然エネルギーへの転換」と言及しているが、けっして「今すぐ止めろ」とは言わない原発容認派だ。共産党は「今すぐ原発を止めろというのは無責任」「安全な原子力行政を」と原発推進の反動的役割を買って出ているのだ。
こうした反動をぶち破り、街頭では反原発1千万人署名運動のうねりが始まっている。連日、30人を超える西部ユニオンや労組交流センターの仲間が駅頭で署名集めに立っている。青年労働者も先頭に立ち「原発で働く非正規労働者が被曝(ひばく)し命が削られている。これは青年労働者の今の労働のあり方そのもの。こんな腐りきった資本主義社会を労働者の団結で変えよう」と熱烈にアピール。こうした訴えが青年・学生の心をとらえ始めている。西部ユニオンは街頭で震災解雇の労働相談を始めた。
前勝浦市議の水野正美さんや泉佐野市議の国賀祥司さん、国労小倉地区闘争団の羽廣憲さんも応援に駆けつけた。
「100筆分の署名用紙を送って欲しい」「原発反対のビラはそのとおりだ。北島の演説会はいつやるのか」などの問い合わせや、署名用紙を持ち帰り家族・職場・地域で集めた署名が続々と寄せられている。
まさに社会を根底から変革する闘いをつくり出す闘いが前進している。
4月17日、大阪・八尾市議選が告示され、末光道正候補が24日の投票日まで1週間の選挙戦に突入した。
同日午前8時半、八尾北医療センターの横に開設された選挙事務所前で「八尾市議選必勝へ! すえみつ道正出陣式」が八尾北命と健康を守る会、部落解放同盟全国連西郡支部を始め、駆けつけた労働者・住民とともに盛大にかちとられた。八尾北医療センター労組の団結太鼓が打ち鳴らされる中、末光候補が登場し、決意あふれる第一声を上げた。
「命の砦(とりで)、団結の砦、八尾北医療センター、診療所を絶対に手放してはならない。市長がつぶそうとしても、日本共産党がつぶそうとしても、解同本部派・地区協がつぶそうとしても、労働組合と地域の団結した力で跳ね返して勝利することができる。14年の住宅闘争がそのことを証明しています。仕事を奪い、住宅・医療、教育・保育を奪う八尾市丸ごと800事業民営化に絶対に反対しましょう」
「3月11日に起きた東日本大震災と福島第一原発事故を見てください。安全を無視した民営化と地方の切り捨てによって、公務員をどんどん減らして、非正規職化してきた結果、被害はここまで大きくなってしまいました。3万人が亡くなり、労働者は仕事を奪われ、農民が精魂込めて作った農作物は汚染され、漁民も豊かな海を奪われています。生きるためには団結して資本家と菅政権に責任を取らせなければならない」
「団結した私たちには原発を止めさせ、社会を変える力があると確信しています。団結の力で戦争と『非正規化・首切り自由』の社会を変えましょう! 八尾北から日本を変えよう! 今度の選挙はその出発点です。1週間とことん闘って、団結した私たちの底力を示しましょう!」
末光候補の訴えに、集まった支持者の大きな拍手と声援が応えた。
末光候補は17日以降、連日の街頭演説やスポット演説、練り歩きなどを展開している。「利権のための運動はもういらない! 末光の勝利でムラを変えよう」「被災地・福島の怒りは私たちの怒りだ! 原発をなくせ!」という訴えが、地域の労働者・住民の怒りとひとつになって広がっている。
21日は1日で30カ所のスポット演説を行い、くまなく全市を制圧。郵便局前で全逓労働者や利用者へ、清掃工場前で清掃労働者へと熱い訴えが響き渡り、大きな反響が寄せられた。
今回の八尾市議選は、定数4減の28議席に33人が立候補した激戦である。そのただ中に「すべての原発を今すぐ止めよう!」「民営化絶対反対!」を掲げた唯一の候補として末光候補が立ち、労働者・住民の団結力を示す力強い選挙戦を闘いぬいている。
2011年4月18日発行 第2484号
末光候補、勝利へ全力
八尾 街頭演説に手応え
「八尾北医療センター明け渡しを今度の選挙で止めよう」「すべての原発を止めよう! 菅政権を打倒しよう」という末光道正議員の訴えが全情勢を変えている。9日は16カ所のスポット演説、夕方、婦人民主クラブ全国協のアリオ前街宣に合流。10日・・・
「八尾北医療センター明け渡しを今度の選挙で止めよう」「すべての原発を止めよう! 菅政権を打倒しよう」という末光道正議員の訴えが全情勢を変えている。9日は16カ所のスポット演説、夕方、婦人民主クラブ全国協のアリオ前街宣に合流。10日には17カ所のスポット演説と夕方アリオ前で被災地救援の街宣に決起。14日朝には近鉄八尾駅前に登場。末光議員の訴えとビラ、八尾北労組、全国連西郡支部、守る会、労組交流センターの決起は、労働者・住民に支持と団結を拡大している。
10日に行われた大阪府議選では、橋下府知事の「維新の会」が登場し、日本共産党は八尾市では5千票も減らした。革命派の登場が求められている。末光候補の当選勝利で、力ある革命派の登場をかちとろう。
相模原市議選 原発廃止を訴え2213票
闘う団結が大きく前進
地区・支持者が熱烈な決起 大恐慌・大震災と対決
(写真上 選挙戦最終日、相模大野駅前の商店街を練り歩き「全原発の即時停止」「震災解雇を許さない」と訴える西村綾子さん【4月9日 神奈川県相模原市】) (写真 投票日の翌朝、地元の小田急相模原駅頭に立ち、市民と元気いっぱいにエー・・・
(写真上 選挙戦最終日、相模大野駅前の商店街を練り歩き「全原発の即時停止」「震災解雇を許さない」と訴える西村綾子さん【4月9日 神奈川県相模原市】)

(写真 投票日の翌朝、地元の小田急相模原駅頭に立ち、市民と元気いっぱいにエールを交換【4月11日】)
西村綾子さんを押し立てて闘い抜かれた相模原市議選は、3・11大震災と福島第一原発事故に対し、被災地救援とすべての原発の即時停止、震災解雇を許すなと真正面から訴えて大奮闘し、2213票を獲得する大勝利をもぎりとった。
結果は25位(定数19人)と当選に及ばなかったものの、定数19人に29人が立候補するという南区の激戦地において、獲得票を数カ月で千票も拡大するという驚異的力を発揮して闘い抜かれた。この2213票は、大恐慌の上に大震災・原発事故という未曽有の情勢に対して、それをもたらした帝国主義体制・新自由主義攻撃に対する怒りの一票一票であり、労働者階級が団結して闘えば勝てるという自信と確信に満ちた2213人の決起としてあった。
そもそも今選挙戦は、昨年4月に相模原市が政令指定都市となり、これまで全市1区だった選挙区が3分割される中で、大変な困難を強いられた選挙戦だった。地域で票を割る大政党とは違い、全市から支持を受けてきた西村綾子さんは前回3500の支持票が3分割で1200票にまで削られた。軍都相模原における「革命的議員・西村つぶし」の大反革命だった。
しかし、だからといって逃げる選択肢はない。新自由主義がついに大破産し、エジプト革命はついにプロレタリア革命の時代が来たことを告げ知らせていた。そして、昨年6・13集会から始まった国鉄闘争全国運動が確実に日本におけるプロレタリア革命の現実性をたぐり寄せている手応えを感じていた。どんなに困難であろうとも断固挑戦し、絶対に革命の拠点を建設する、その決意で選挙戦は闘い抜かれた。
選挙戦終盤に直面したのは「政治休戦」「挙国一致」の大反動だった。震災直後の訪問では「こんな時に選挙か」「宣伝カーを回すような候補には1票も入れない」という声もあった。しかし、日々明らかとなっていく大震災の現実、そして福島第一原発の事故、労働者階級人民のことなどまったく無視した治安のための「救援」活動……。その中で”一切は資本主義・帝国主義がもたらした現実だ! しかも、これまで原発を推進し、合理化・民営化で公務員削減・地方切り捨てに手を染めてきた全勢力が「政治休戦」を叫んでいる。何がなんでもこの現実をひっくり返す!”と決意し、3・20集会の勝利、そして被災地の仲間の闘いに励まされながら全力で決起した。
何よりも、当該地区の現場で働く仲間たちがものすごい力を発揮した。計画停電の混乱の中で自分の職場で闘い抜きながら、全員が担当地域を受け持ち、深夜に至る組織戦に決起した。毎日の意思一致、そして週に1度の総会で繰り返し議論し、闘う意志をたぎらせ、団結を打ち固めていった。この当該地区の仲間の必死の闘いと結合して神奈川労組交流センター、最終盤は東京・関東を始め全国から駆けつけた仲間がひとつになって組織戦・街頭宣伝・事務作業などに決起した。
特筆すべきは、これまでの支持者層がかつてない規模の決起を開始したことだ。家族・親戚・縁者、職場の仲間、子どもの学校の教師から新聞配達の人にまで声をかけ、投票行動を促した。選挙事務所に集った人が組織者となり、熱烈な決起をつくり出していった。国鉄闘争全国運動と反原発闘争を2大柱にした選挙戦は、労働者階級人民の怒りの決起に結びつく不動の確信を打ち立てた。
街頭も沸騰していた。福島県相馬市から避難してきた親子は、西村綾子さんの原発廃止の訴えに「自分は投票権はないけれども、本当に頑張ってほしい」と立ち止まり、いわき市から就職活動に来た青年労働者とも熱い交歓をかちとった。東電を始め原発にかかわる多くの労働者・家族の怒りと結合した。そして、選挙事務所は労働相談所となり、合同労組に入って闘いたいという青年が2けたに上った。
西村綾子さんの訴えは圧巻だった。他候補があくまで原発政策にしがみつき、「ムダ削減」「公務員削減で減税を」などと叫ぶ中、4期16年間の闘いで培った揺るぎない確信を基礎に、原発政策への批判、政令指定都市化との闘い、労働者が闘えば勝てるという確信に満ちた訴えが多くの聴衆を魅了した。西村綾子さんの存在を初めて知ったという男性は、寒空の中、涙を流しながら1時間近く演説に聞き入って支持を表明した。
本気で勝利に向かって闘ったからこそ、当選に至らなかったのは本当に悔しい! しかし、大恐慌と大失業、大震災・原発事故に対して真っ向から階級的立場を貫いて闘えば、これだけの力がつくり出せるという手応えをつかむことができた。
勝負はこれからだ。原発絶対反対の壮大な大衆運動をつくり、6・5集会に向けて4大産別での拠点建設、合同労組建設、労働学校建設など、次の闘いの構想は見えている。当該地区の仲間を先頭に大恐慌・大震災をプロレタリア世界革命に転じる拠点建設に全力を挙げよう。杉並と八尾の選挙闘争に勝利しよう!
2011年4月11日発行 第2483号
統一地方選 西村候補(相模原)、勝利へ
「反原発」に熱烈な反響と支持
杉並・八尾必勝めざし全力決起
4月統一地方選の勝利へ、各地で全力をあげた闘いが展開されている。 三里塚の婦行が応援に相模原 4月1日告示以降、相模原市議選は西村綾子候補を先頭に神奈川労組交流センター、婦人民主クラブ全国協相模原支部を始め、地域の労働者が、熱い闘いを繰り・・・
4月1日告示以降、相模原市議選は西村綾子候補を先頭に神奈川労組交流センター、婦人民主クラブ全国協相模原支部を始め、地域の労働者が、熱い闘いを繰り広げている。初日には勝浦市長選を闘った動労千葉の水野正美さんが駆けつけた。
3日には三里塚反対同盟婦人行動隊の鈴木加代子さん、宮本麻子さん、木内敦子さんがそろって駆けつけ、街頭宣伝に立った。「私たちは安全な野菜を作りたい。危険な原発を止めるためにも西村さんを市議会に送りましょう」と訴えた。
政令指定都市になって初めての選挙は、全市1区だった選挙区が3分割され、西村候補の南区は定数19人のところに29人が立候補し、最激戦区となった。西村さんは原発即時停止と被災地救援、震災解雇許すなを真正面から訴える唯一の候補として立ち、「生きぬくために労働組合をよみがえらせよう!」と精力的に訴えている。
7日には、「裁判員制度はいらない!大運動」 の呼びかけ人である高山俊吉弁護士が応援演説に立った。「原発はノー、すぐに廃止せよと言っているのはただ一人、西村さんだけ。原発も裁判員裁判も一日も早くやめろと運動している西村さん。みんなで肩を組み、心を合わせて総大将の西村さんを押し出そう!」
高山さんの圧倒的な説得力と声量に、仕事帰りの労働者が足を止め、注目した。
17日告示、24日投票の杉並区議会選挙まで2週間。北島邦彦区議の再選へ、東京西部ユニオンを先頭に「被災地救援」「反原発」「震災解雇反対」の大旋風を巻き起こしている。広島から呼びかけられている原発廃止の1千万署名が、街頭で続々と集まっている。
そもそも杉並は原水爆禁止運動の発祥の地だ。その矜持(きょうじ)にかけた闘いでもある。
北島区議のみが「全原発の即時停止・廃止」を訴えている。日本共産党はなんと「今すぐ原発を止めろと言うのは無責任」(志位和夫委員長)と原発賛成なのだ。
だが街頭では原発を推進する政府・東電・御用学者への怒りが渦巻いている。「政治休戦」はぶち破られ、ビラがどんどん受け取られる。3日のJR荻窪駅頭の宣伝には労組交流センターなどの労働者45人が参加、署名256筆が集まり、ビラ1800枚が配られた。福島第一原発周辺から避難したという労働者も「絶対に原発はいらない。今こそ言わなければ」と駆け寄ってきた。
原発利権の腐敗構造の一角をなす連合や東電労組をぶっとばし、闘う労働運動をつくりだす挑戦が始まっている。
「八尾北の明け渡し、住宅追い出しも団結があれば必ず止められる。ラストスパートをかけよう」。2日、八尾北医療センター患者交流会に参加した250人を前に、末光道正議員は、ともに立ち上がることを訴えた。これに応え八尾北労組、部落解放同盟全国連西郡支部、八尾北命と健康を守る会と労組交流センターは一体となって選挙戦に突入している。
3月19日の桂老人センター総会では、末光議員は、4月1日からの指定管理者の受け皿となった解同本部派議員を徹底批判した。「老人センターを私物化し、食い物にするな」と村中に巻き起こる怒りは、末光支持の渦をつくり出している。
3月27日、4月3日にはスーパー・アリオ前で震災救援の街宣の先頭に立った。7日には八尾市役所前に登場。「震災を口実にして民営化と非正規化・労組破壊を進める田中市政を打倒しよう」という訴えは、自治体労働者の中に共感と団結を広げている。
革命の炎を八尾中に広げ、市議選勝利をかちとろう。
2011年4月 4日発行 第2482号
相模原市議選 西村あやこ候補が第一声
全原発即時停止を訴え
大震災は人災だ!労働者の団結で闘おう
(写真 西村候補が相模台団地を練り歩くなか「がんばれ」の声援【4月1日 相模原市】) (写真 選挙事務所前で地元商店街に立候補あいさつを行う西村綾子候補【左から4人目】) 4月1日、相模原市議会選挙が告示され、・・・
(写真 西村候補が相模台団地を練り歩くなか「がんばれ」の声援【4月1日 相模原市】)

(写真 選挙事務所前で地元商店街に立候補あいさつを行う西村綾子候補【左から4人目】)
4月1日、相模原市議会選挙が告示され、西村綾子候補が10日間の選挙戦に飛び出した。小田急相模原駅近くの選挙事務所で支持者に囲まれた西村候補は当選への熱い決意を語った。
「原発絶対反対の唯一の候補として闘い、なんとしても勝利する。昨日行動する議員として東京電力抗議デモに参加した。犯罪企業が国家と警察に守られ、抗議デモを闘った学生が逮捕された。これがこの国の正体です。津波も原発も人災です。怒って叫ぶのは当然なのに自粛、自粛とポスターに張る候補までいる。日本共産党は『原発は安全を確認してから』と言っている。自粛モードは黙って国策に従えという攻撃です。私はすべての原発を止めろと要求し、労働者民衆の原発への怒りを束ねます」
「解雇や雇い止めが始まっている。政令指定都市となって良いことは何もない。国の借金を労働者民衆に押しつけられてはたまらない。菅政権は大震災で大増税を狙っている。労働組合をよみがえらせ、労働者一人ひとりの選挙として闘い、なんとしても勝利したい」
選挙事務所前で地元商店街に向かって立候補のあいさつを行った後、支持者とともに商店街を練り歩いた。そして西村さんが40年住み続け、闘い続けてきた相模台団地に向かい、くまなく歩いてあいさつ。団地中央の公園で立候補第一声を上げた。大震災と原発事故への怒りの声を上げようと力をこめて呼びかけ、「すべての原発を止めさせ、労働者の団結で生き抜こう」と訴えた。
今回の相模原選挙は、相模原市が政令指定都市になって初めての選挙であり、全市一区だった選挙区が3区に分割された。西村さんが立候補した南区は中でも最激戦区。定員19人のところに朝の受付で29人が立候補を届け出た。4期16年、反戦反基地を貫いてきた実績と、国鉄闘争全国運動・神奈川の呼びかけ人として活躍する西村候補への1票1票は、世界大恐慌下、未曽有の大震災、原発事故に立ち向かう団結投票そのものだ。4月10日の勝利に向かって攻勢的な闘いがスタートした。
2011年3月28日発行 第2481号
東京・杉並 北島選挙事務所を開設
原発即時停止・被災地支援へ
(写真 北島区議が被災地救援の大運動を訴え区議選必勝への決意を語った【3月19日 杉並】) 3月19日、4月杉並区議選必勝へ北島邦彦選挙事務所開きが行われた。昼の部・夜の部の2部構成だったが、双方とも労働組合員、・・・
(写真 北島区議が被災地救援の大運動を訴え区議選必勝への決意を語った【3月19日 杉並】)
3月19日、4月杉並区議選必勝へ北島邦彦選挙事務所開きが行われた。昼の部・夜の部の2部構成だったが、双方とも労働組合員、区民、共闘団体の仲間が事務所からあふれるほど結集し、大恐慌・大震災情勢のもとで徹底的に闘う拠点の開設集会となった。
選挙事務所は区内天沼に開設。ビルの3階にある事務所には、「労働者民衆の団結で社会を変えよう」と書かれた大看板が青梅街道に面して掲げられている。仲間の協力で取り付けられた。
北島区議は、「労働者の団結で根本的にこの社会を変えていく選挙だ」と選挙戦の意義をはっきりさせた上で、「核は労働者階級とは相いれない。日本の核武装を絶対に許さない。全原発をただちに停止させよう」と力説した。被災地支援については、生き抜くために不眠不休で闘っている被災地の労組交流センターや全学連の仲間を支える「顔の見える支援が重要だ」と、職場・地域での救援大運動の開始を呼びかけた。すでに北島ブログを見た九州在住の見ず知らずの人から支援をしたいとの連絡が入っているという。また「政治休戦」と言いつつ震災を口実に休業補償もしないという菅政権の攻撃に対し、「政治休戦のまやかしをぶち破ろう。西部ユニオンに組織して闘おう」と力強く訴えた。
救援カンパをもって駆けつけた部落解放同盟全国連杉並支部を始め、北島邦彦とともに歩む会、労組交流センター、東京西部ユニオン、区民が次々と菅政権打倒を訴え、事務所は熱気に包まれた。都政を革新する会の長谷川英憲代表は「選挙を超えて救援運動に取り組もう。その先頭に立つ北島さんを絶対に勝たせよう」とまとめた。
事務所開きは「政治休戦」をぶち破り「被災地支援/反原発/震災解雇阻止」の大運動を巻き起こす出発点となった。
後日、早速、事務所を拠点に救援大運動が始まっている。地域、労組を回り、1万円のカンパや物資を事務所に届けてくれる区民が続出している。被災地支援・北島再選へ全力で闘おう!
2011年3月21日発行 第2480号
大恐慌と巨大な震災に立ち向かい労働者が生産と社会の責任とる
4月統一地方選決戦に勝利しよう
「挙国一致」の大反動を打ち破り 杉並・相模原・八尾で総力決起を
(写真 北島邦彦さん 東京都杉並区議会議員 東京西部ユニオン執行委員 反戦共同行動委員会事務局長) (写真 西村綾子さん 神奈川県相模原市議会議員 国鉄闘争全国運動・神奈川呼びかけ人/婦人民主クラブ全国協議会特別顧問) ・・・
(写真 北島邦彦さん 東京都杉並区議会議員 東京西部ユニオン執行委員 反戦共同行動委員会事務局長)

(写真 西村綾子さん 神奈川県相模原市議会議員 国鉄闘争全国運動・神奈川呼びかけ人/婦人民主クラブ全国協議会特別顧問)

(写真右 末光道正さん 大阪府八尾市議会議員 八尾北医療センター労働組合特別執行委員/部落解放同盟全国連合会西郡支部顧問)
今こそ労働者は階級的団結を固めて生き抜き、労働組合を武器に社会と生産を奪い返そう。東日本巨大地震のもとでの「政治休戦」「救国一致」の反動体制を打ち破り、今春統一地方選をプロレタリア革命を準備する壮大な政治・組織戦に転化しよう。あらためて共産主義者とその党として厳粛に腹を固めて闘わなければならない。プロレタリア革命のみが全人民が生き残り社会を奪い返す道だ。この社会と生産のすべてに責任をとる存在は労働者階級しかいない。労働組合をよみがえらせることが唯一の道だ。それは、生きるための根源的闘いであり、激しい職場闘争の組織化、青年獲得の「組織、組織、組織」の闘いそのものだ。今次統一地方選は、巨大地震で一挙に激化した大恐慌情勢に立ち向かう全階級的規模の闘いであり、当面する決定的な大闘争である。杉並、相模原、八尾を先頭に断固統一地方選の決戦現場に立ち上がろう!
3・11東日本巨大地震は、大恐慌の底なしの深化と世界革命へ向けたはかり知れない情勢を生み出している。これは、大恐慌下の巨大地震だ。数万人から十数万人の命と数百万人・数千万人の労働者階級の生活が奪われ、人類的破壊をもたらす原発崩壊と大量被曝(ひばく)が、現に刻々と進行しつつある。起きているのは、まさに核戦争的事態だ。
いまだに生死も不明の数万人の魂をも背負った東北の幾百万労働者を先頭に、首切りと地方切り捨ての大攻撃に立ち向かってこそ、新自由主義を極限まで推し進めた日本帝国主義を打ち倒すことができる。労働者階級はこの現実に絶対に負けない。深いかなしみをのりこえ、煮えたぎる怒りをもってこの現実に立ち向かう。
2011年冒頭から開始されたエジプト革命と国際プロレタリアートの世界史的決起、これと固く結んだ動労千葉を先頭とする日本労働者階級、とりわけ青年労働者の決起、その拡大・発展こそが真に労働者階級の未来を決める。今襲いかかったこの事態を真っ向から迎え撃つ力は、被災・被曝の中で生き抜く東日本の労働者を先頭とした2千万青年労働者、6千万労働者階級の怒りと団結の中にある。それこそ真の哀悼と救援の道だ。
崩壊必至の菅政権と支配階級は、一切を挙げて治安維持と資本救済、戦時体制への転換を図っている。これに対する全存在をかけた闘いこそが、現下の革命の最先端の攻防だ。
現在、日々明らかになっている東日本巨大地震の実相は、文字通り大量の戦争的虐殺だ。これを「自然災害」「想定外」「千年に一度の災厄」などと言えるのか。断じて否だ。事実と真実を労働者階級の階級的魂においてつかみ、日帝と新自由主義に対する根底からの怒りを解き放ち、命がけで闘わなければならない。労働者は絶対に生きて生きて闘い抜こう。
情報と「救援」そのものが統制される中、東北の労働者は棄民政策をも打破して闘っている。最も情報が伝えられるべき被災者や被曝者には完全に情報が遮断され、救援物資は一部にしか届かず、東北自動車道は自衛隊が独占している。自衛隊と米軍は治安と統制、すなわち被災した労働者の怒りの爆発を圧殺するために来た。しかも自治体労働者はリストラ下で救援自体にほとんど行けず、被災者は労働者人民自身の自主的団結によって生きかつ闘っているのだ。非正規労働者はなし崩しの解雇に直面し、食料は圧倒的に不足、ガソリンもない。しかし労働者は不屈に励まし合い、支え合い、根底的な怒りを胸に闘っているのだ。
原発崩壊・被曝は言語道断の戦争犯罪だ。菅政権と資本家どもは「何とか廃炉を避けたい」と「安全」をうそぶいた。だが、原発は次々と爆発しているではないか。この期に及んでなお彼らは原発・核政策を護持しようと労働者・住民を被曝させている。その罪は万死に値する。
今起きている全事態をつかみ、その一切を暴露・弾劾できるのは、命と安全をないがしろにする菅政権と資本に対し反合理化・運転保安闘争で闘う労働者階級だけだ。階級的怒りの権化となって戦犯をとことん追及・追放し、打ち倒すまで闘わなければならない。
しかし、この「一個の大戦争」を前に全勢力が政治休戦・挙国一致にくみしている。大恐慌と大失業の途方もない拡大に対して闘うどころか、連合を始め全勢力が「国家の危機救済」に堕している。それは大恐慌と巨大地震のもとでとことん非和解化する階級対立の中で、労働者切り捨て、資本と国家防衛に立ちきったことを意味する。
しかし、事態をつかみ始めた被災者を先頭に、首切りと分断の攻撃に対する階級的怒りは間違いなく爆発する。とりわけ青年労働者の階級的決起は、それこそ想定外のエネルギーを生み出す。一切の鍵は団結と組織であり、闘う武器としての労働組合だ。戦後革命期をも上回るような労働組合の建設・再生の決定的な時を迎えたのだ。戦犯どもとともに連合ダラ幹をエジプトのようにたたき出して闘おう。
この戦後革命以来の大流動情勢下で統一地方選に何をかけて闘うか。
第一に、戦前戦中と戦後が一挙に襲うような情勢の中で、国鉄決戦・国鉄闘争全国運動そのものとして「解雇阻止・生きさせろ」「被災・被曝拡大の責任者追及」「反合理化」の闘いを職場生産点から徹底的につくり出し職場支配権の掌握を最基軸にして闘うことだ。労働組合復権、労働組合建設の闘いを巻き起こそう。全労働者の力で被災地を救援し、全原発を即時撤廃させよう!
生産停止・縮小を口実とする解雇を絶対許さない闘いを、社会全体と生産を奪い返す闘いとして闘い抜こう。非正規雇用労働者を守り抜こう。それは6千万労働者階級全体の課題だ。社会保険庁解雇、JAL解雇との闘いや郵政での闘い、何より公務員360万人全員解雇・選別再雇用攻撃の突破口である「子ども・子育て新システム」絶対反対の闘いを、国鉄決戦と結んでさらに発展させよう。
巨大地震でさらに激烈化した大恐慌の爆発の底の底から、うめき声とともに階級的団結への熱烈な希求が起こり、労働者の革命的政治への渇望が爆発する。肉親や同僚や仲間を殺され、自らも搾り取られたあげく切り捨てられることに労働者は絶対に黙ってはいない。
第二に、党派闘争を攻勢的に闘い抜くことだ。安保・沖縄・朝鮮侵略戦争体制攻撃と徹底対決しなければならない。「救国」「政治休戦」を許さず今こそ労働者の階級的な政治を奪還しよう。
菅政権の「原発=核戦争政策死守」「震災復興でニューディールを」という戦争と大失業攻撃に反撃して闘おう。今や日本発世界恐慌の恐怖におびえる日帝を打ち倒すことは、首切りと戦争に絶対反対する労働者階級の生きるための闘いそのものだ。すべての原発を即時停止・廃炉にせよ! 改憲阻止・裁判員制度廃止! TPP絶対反対、三里塚闘争勝利! 震災を口実とした大増税を阻止し、青年・学生を先頭に闘おう。階級的団結の拡大、労働組合の復権を通して戦争を止め、菅政権を打倒しよう。
第三に国際連帯・世界革命への展望とマルクス主義の復権をかけた一個の権力闘争として闘うことだ。とことん青年労働者の組織戦・獲得戦として闘おう。全世界の労働者とともに、エジプト革命に続き、闘う労働組合を建設しよう。日本階級闘争が世界革命の最先端になっている。全世界からともに闘うアピールが次々と寄せられている。
労働者階級はストレートに革命を求めている。労働者に権力をよこせ! おれたちが社会と生産のすべてを握る! この闘いの出発点として今次選挙戦に突入しよう。
今ほどブルジョア議会が労働者の現実とかけ離れた疎外物となっている時はない。その支配の機関としてもブルジョア議会は崩壊的危機にある。今次選挙戦は、その腐敗と反動をとことん暴露・粉砕する戦場だ。新自由主義のすべての戦犯と協力者をたたき出そう。
今や全議会政党が崩壊している。その中で石原はファシスト的に知事続投に転じ、「震災は天罰、津波は我欲を洗い流す」と絶対に許されない暴言を吐いた。石原にこそ労働者人民による鉄槌(てっつい)が必要だ。
また日本共産党スターリン主義は、復興休戦に自ら進んで応じ、怒りと闘いの爆発に対する反革命的制動の役割を買って出ている。労働者自己解放闘争の爆発か、解体か——ここに反動・反革命との攻防の核心がある。労働者階級への限りない信頼をもって闘おう。前杉並区長のつくる会・山田や名古屋市長・河村、みんなの党などのファシスト的競合も、労働者をとことん蔑視(べっし)することが共通項だ。こんな連中を絶対にのさばらせておくわけにはいかない。
革共同結成以来、あるいは故北小路敏同志以来40数年の議会と選挙をめぐる熾烈な闘いの全歴史をかけて、今次統一地方選を動労千葉を先頭とする11月集会派と階級的労働運動の跳躍台にしよう。そのためには、徹底的な実践者の集団となり、怒りの先頭に立つことが求められる。革共同とマル青労同、ともに闘う仲間は、革命的議員・候補と固く団結して労働組合をめぐる党派闘争、生産点での組織化の先頭に立ち、階級の指導部への飛躍をかけて闘おう。故中野洋同志の言うように「難しくはない。労働者を軽んじ蔑視する思想にとりこまれなければ労働者は必ず勝てる」。青年をつかむ勢力が未来をつかむのだ。
最後に、いかに闘うかを提起したい。
第一に、党と闘う労働組合の選挙決戦本部をつくりあげ、そのもとに団結して総決起することだ。ブルジョア選挙のもつ激しさ、暴力性に打ち勝つ力は、階級的な団結とその拡大にある。労働組合(の強化・建設)を軸に支持者・住民をも統一して闘おう。その最先頭に細胞と各機関が立ち、とりわけ青年同志、仲間の創造的決起を推進しよう。
第二に、「労働者民衆の団結で社会を根本的に変えよう」「首切り・非正規化と戦争に絶対反対」を始めとした明確な政治スローガン・政策綱領を掲げるとともに、現場実践をもって労働者の前に登場し、真っ向から路線的組織的に闘うことだ。〈職場・街頭・地域>を戦場に、労働者大衆の怒り、意欲と呼吸して日々の戦局をつかみとり、権力闘争に勝ちきろう。労働者と現場にとことん依拠し、細胞的な団結と白熱的な切り合いを統一して闘おう。最後の最後まで時代認識と路線を貫くとともに、主流派精神で「義理・人情」をも柔軟に貫いて一個の権力闘争を闘えば、熱い信頼と隠されたパワーが次々と引き出される。
第三に、党派闘争に攻勢的に挑み、組織戦としての組織戦にかけきろう。必要な兵たんから宣伝・扇動の武器、大衆的高揚と党派攻防の環をつかむ細胞性、これらを闘いの中で強めよう。その時、必ず「数年に一度、ブルジョアジーのどの分派が血税の大半を懐に入れるかの権利を競う」ブルジョア選挙をぶち破る決起を生み、現実の勝利をもつかみとることができるのだ。
全国の同志、支持者のみなさん! この闘いは3・20闘争の爆発を引き継ぎ、「4・1」を巡る国鉄攻防をも貫き、5月沖縄決戦、国鉄闘争全国運動6・5大集会をかちとる闘いそのものだ。東日本巨大地震下のすさまじい情勢を、プロレタリア革命を準備する政治戦・組織戦に転化し、勝ち抜いて、2011年決戦勝利の道をこじ開けよう。ともに闘おう!
3・13杉並 団結し社会変えよう
区議選勝利へ総決起集会
(写真 大恐慌・大震災、原発大事故を巡る一大決戦となった4月統一地方選への総決起の決意を打ち固めた。発言者は北島邦彦杉並区議【3月13日 杉並区】) 「労働者民衆の団結で社会を変えよう! 4月区議選勝利! 総決起・・・
(写真 大恐慌・大震災、原発大事故を巡る一大決戦となった4月統一地方選への総決起の決意を打ち固めた。発言者は北島邦彦杉並区議【3月13日 杉並区】)
「労働者民衆の団結で社会を変えよう! 4月区議選勝利! 総決起集会」が3月13日、杉並区内で開催され、大震災の被害、原発情勢と闘う怒りの総決起集会となった。東京西部ユニオン、都政を革新する会、労組交流センターを始め闘う労働者・区民・学生など185人が結集し、「挙国一致」体制を突き破って北島邦彦杉並区議再選へ団結を打ち固めた。
「労働者が団結して立ち向かえば、大災害は必ずのりこえられる」。北島区議はこう切り出し、被災と被曝を放置する資本救済のための「政治休戦」と断固対決しようと訴えた。そして「労働者民衆の団結で社会を変えよう! 首切りと非正規化反対! 戦争に絶対反対!」のスローガンを掲げて選挙戦を闘い抜く意義を鮮明にさせた。
連帯のあいさつでは、裁判員制度はいらない大運動呼びかけ人である高山俊吉弁護士が「裁判員制度は国民の80%がノーだ。北島さんはその先頭に立っている。私たちこそ多数派だと深く確信しよう」と呼びかけた。また全学連の坂野陽平委員長代行は「被災した東北の仲間と固く団結して3・20反戦デモへ総決起しよう」と訴えた。さらに東京西部ユニオンの吉本伸幸委員長は「恐慌・震災での首切り・非正規化に絶対反対で闘い、国鉄1047名解雇撤回闘争を発展させ労働組合をよみがえらせよう」とアピール。東京労組交流センターの小泉義秀事務局長もかけつけた。
決意表明では「青年の首切りへの怒りを労働組合に組織し絶対当選をかちとる」(西部ユニオン青年部)、「新自由主義が原発問題として爆発した。具体的な形で大衆的決起をつくり出す選挙に」(星野文昭さんを取り戻そう全国再審連絡会議)との発言を始め、保育労働者、部落解放同盟全国連合会杉並支部、区民などが資本救済の菅政権に怒りを爆発させた。
都政を革新する会の長谷川英憲代表は「被災した労働者の怒りや無念を労働者階級の一員として共有し、救援のために力を尽くそう。菅政権を倒し階級的団結を拡大して労働者人民の世の中をつくろう。勝利をかちとろう」と集会をまとめた。
大恐慌と巨大な震災に立ち向かい労働者が生産と社会の責任とる
革命以外にどんな解決もない
4月統一地方選の先頭で闘う杉並区議の北島邦彦さん、相模原市議の西村綾子さん、八尾市議の末光道正さんの3人から寄せられた闘いの報告と決意を掲載します。(編集局) 被災地救援と青年労働者獲得へ退路を断って闘う 杉並区議 北島邦彦 ・・・

(写真 「被災者とともに闘おう」と訴える北島邦彦杉並区議【3月13日 阿佐ケ谷駅】)
3月11日の東日本巨大地震直後の3月13日、4月杉並区議選勝利総決起集会を開きました。みんな真剣な表情で、今すべきことを真剣に求めていることがひしひし伝わってきました。私は冒頭に「巨大震災を労働者の団結でのりこえよう! 東北現地の仲間とともに闘おう! 労働者の団結で被災地救援に立とう」と訴えました。
そして4月選挙闘争を①エジプト革命に続いて社会の根本的変革=革命を切り開く選挙、②菅政権を打倒する選挙、③東京西部ユニオンの組織拡大を実現する選挙として位置づけ、勝利をみんなの団結でつかみ取ろうと訴えました。
私の決意に全発言者が応えてくれ、感動的に団結をうち固め、未曽有の大激動に立ち向かっていく総決起集会になりました。とりわけ東京西部ユニオンが選挙闘争の先頭に立っている姿に、勝利への大前進を確信しました。選挙戦は国鉄闘争全国運動を軸にした青年労働者獲得の決戦です。
杉並ではJR荻窪駅を中心にして毎日朝夕の街頭宣伝に取り組み、街頭で他党派を圧倒すべく活動しています。東京西部ユニオンは組合加入を呼びかける宣伝活動を街頭でも強化し、青年労働者の獲得決戦に入ることを確認しています。@dan
巨大地震の衝撃の中、3月11日の翌日から街頭で何を訴えたらいいのか悩みました。震災の階級的本質を訴え、労働者の団結にこそ展望があることを訴えようと、意を決して街頭に立ちました。するとどうでしょう。3月11日までは毎朝5、6人の立候補予定者でごった返していた駅頭に立っているのは私一人。これが「政治休戦」です。あらゆる勢力がいったん完全に沈黙し、政府・自治体が救援運動を始めるやそれに乗っかって、けしば・新城も「区役所に救援物資を集中しよう」と言う。階級的立場の強固さが今ほど試されている時はない、あらためて腹を固め直しました。
今回の選挙戦は一選挙を完全に超えています。何よりも被災現地の東北で闘う同志たちを何としても守り抜き、彼らが被災地で労働組合や学生自治会を軸に「生きさせろ!」の闘いを実現する土台をつくるための、労働者による救援運動をつくり出さなければなりません。動労千葉から緊急声明が発せられました。私も同じ立場で、杉並から階級的救援運動をつくり出し、その階級的力で選挙闘争に勝ちぬいていきたいと思います。
私は8・6ヒロシマ行動の呼びかけ人の一人です。反戦・反核闘争の先頭で闘ってきた自負があります。福島第一原発の炉心溶融という大事故は、日本の核武装政策が生み出したものであり、新自由主義政策が生み出した極限的矛盾の爆発です。菅とブルジョアジーは「新成長戦略」の目玉に原発輸出を据えている。重大事故となったことがはっきりしてもなお「安全でクリーンなエネルギー」と言い続け、労働者の命を無視した許し難い対応で、取り返しのつかない事故を招いたのです。原発はすべて直ちに停止し撤去せよ。労働者の団結とあらゆる英知を振り絞って原発廃止へ向け闘い抜く決意です。
「我欲を津波で洗い落とせ。津波は天罰」と暴言を吐いた都知事・石原は絶対に許せません。「天罰を受けるのは石原、お前だ!」と言いたい。石原は都知事選立候補表明の直前にも、英紙のインタビューで「中国に対抗するため日本は核武装する必要がある。1年あればできる」と言った。杉並の選挙戦は石原を打倒する闘いです。
私は労働者の団結でこの社会を根本から変えるために徹底的に闘いたい。選挙勝利がこれまでも応援し続けてくれた東北の同志たちの激励になるなら、こんなうれしいことはない。革命的議員となって被災地救援の最先頭に立って闘いたい。
東北の同志のみなさん。生きよう! そして闘おう! 私は被災現地の闘いを一時も忘れることなく、東京の同志とともに勝利に向かって退路を断って闘います。

(写真 国際婦人デー相模原行動で必勝の決意を述べる西村綾子相模原市議【3月12日】)
あのすさまじい東日本巨大地震の中でどれほどの労働者民衆が殺されているのか。石油コンビナートの火事で、原発で。大津波が街ごとのみ込み、労働者や農民、漁民に襲いかかった。資本の利潤追求と安全無視、新自由主義と地方財政切り捨ての中で、チリ大地震の教訓は生かされもしない。阪神大震災の時もそうでしたが、起きたのは自然災害であっても、その結果はきわめて階級的です。
この時、私たちはどう闘うべきなのか。大地震が起きた翌日、3月12日に私たちは相模原で街頭に飛び出し、国際婦人デーのデモと集会に先立つ宣伝に打って出ました。世界大恐慌の中で起こった大震災です。菅民主党政権は「挙国一致で国難に立ち向かおう」と非常事態を宣言し、階級融和を押しつけています。これは関東大震災がそうだったように侵略戦争への道です。
そうはさせるか! 数万人とも言われる犠牲者、1千万人を超える被災者の生活破壊と震災解雇=大失業に対する“生きんがための闘い”はこれからが本番です。被災労働者の“生きさせろ!”の決起を日本の6千万労働者階級の総決起として闘い、エジプト革命に続く時です。
私は戦争体験者です。二度と戦争をしてはいけない、戦争絶対反対だと婦人民主クラブで闘ってきました。そして今、労働者の団結と労働組合の持つ可能性を解き放つことこそ反戦を貫く核心であると痛感しています。
新自由主義が行き詰まって世界大恐慌になった。エジプト革命で示されたのは、労働者が労働組合に階級的に団結すればどんな独裁政権も倒せるということです。主客の関係が逆転してきた。戦争で殺されるなんてごめんだ。労働者が労働現場でクギ1本、ビス1本みたいな扱いをされる。絶対に許せない。怒りがありとあらゆるところで噴き出している。この時代の主人公は私たちなんだ、労働者なんだと反撃に転じている。これが敵の弱点です。
同時にもう一つ、弱点がある。それが戦争問題、安保・沖縄問題です。どんなに菅政権が新基地を沖縄に押しつける気でも沖縄の労働者民衆は絶対納得しない。沖縄は革命の火薬庫です。アメリカは沖縄基地がなかったら戦争ができない。だから絶対、彼らの弱点なんです。
私はこの敵の二つの弱点を握って頑張る。敵の弱点は私たちの強みです。この弱点を突きまくることで資本主義体制を突き破ることができる。それには武器が必要だ。それが国鉄闘争全国運動です。
昨年の4・9政治和解に対して1047名解雇撤回を貫き、「国鉄闘争の火を消すな!」と断固として立った国鉄労働者がいる。これは宝だと思う。やはり動労千葉の闘いはすごい。本当にさまざまな苦労があったと思いますが、労働組合としての団結を維持し、堂々と自信を持って闘い、なおかつ組織を拡大している。今の派遣や非正規職化などを生み出した新自由主義攻撃の一番核心的攻撃である日本の国鉄分割・民営化。その当初から闘い続けている動労千葉は、世界に誇れるすばらしい労働組合です。
相模原は基地の街です。沖縄、韓国からペルシャ湾まで展開している米太平洋軍の指揮所がこの相模原にあるキャンプ座間です。3月10日まで米韓合同でキー・リゾルブ増援演習が行われ、4月30日までは原子力空母も参加してフォール・イーグル野外機動演習をやっている。これを私たちの街の米軍が指揮しているわけです。
この座間基地に来年、陸上自衛隊中央即応集団司令部が来る。相模補給廠では指揮所訓練が進行中です。この相模原で沖縄と連帯して反戦反基地闘争を闘うことが、民主党政権を追い詰め、プロタリアートの革命を実現する力になると私は信じています。
今回の選挙闘争で国鉄闘争全国運動の重要性を訴え、労働組合を再生させる希望に満ちた労働者を獲得する。私たち労働者階級がヘゲモニーを取る、職場で地域で私たちが主流派として登場していく闘いです。国鉄全国運動を実践していく闘いとして勝利しましょう!

(写真 労働者・住民250人が参加した事務所開きで訴える末光道正八尾市議【3月13日】)
3月11日の大地震は時間とともに被害の状況が明らかになり、たくさんの人が亡くなるなど、本当に痛ましことです。多くの方が一切を失いました。特に原発の爆発でスリーマイル島のような大事故になっています。
地震ではっきりしたことは、資本主義の全面的崩壊が一気に深まったことです。もはやプロレタリア世界革命以外にどんな解決もあり得ません。
一切は労働組合めぐる決戦です。職場・地域に国鉄闘争全国運動をつくり、広げること、それが八尾市議選の課題です。
資本と国家権力が全体重をかけて動労千葉・国鉄1047名闘争と11月労働者集会派の壊滅に突っ込んできています。これに対して、動労千葉は2年続いて外注化を阻止し、新賃金制度導入を粉砕しました。
新自由主義による民営化攻撃を打ち破ってきた八尾北医療センター10年・西郡住宅闘争14年の闘いは、これと一体の闘いです。部落解放運動を内に含んだ地域ソビエトの展望をグングン前進させてきました。この拠点の攻防をかけた選挙が今度の八尾市議選です。
八尾・田中市長は、私が3月議会で菅政権の新成長戦略、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、社会保障解体と消費大増税について追及したのに対し、「産業の活性化と雇用」「(消費税は)貴重な財源」だと率先して担っていく本音をさらけ出しました。これが八尾市丸ごと800事業民営化攻撃です。
12月議会での任期付き職員の導入、3月議会での職員定数削減条例、4月には大阪府下最初の株式会社立保育所導入が強行されようとしてます。ケースワーカー必要人数71人に対し37人、市立病院の看護師必要人数330人に対して283人しか配置されず、市職員の3分の1以上が非正規です。「住民の相談に乗る時間がない」「休みも取れない」「安全が失われている」と現場には怒りが渦巻いています。この怒りが八尾北・西郡闘争と結びつくことを阻む、それが警察・裁判所など国家権力と、自治労連・共産党指導部や連合・解同本部派など全党派を総動員した八尾北・西郡つぶしの攻撃です。私たちの団結は必ずここを打ち破って勝利します。
3月13日の「すえみつ事務所開き」は、八尾北労組の団結太鼓で幕を開け、全国連西郡支部・守る会など250人の熱気で大成功しました。私は「資本家は震災でもうけることはあっても、絶対に私たち労働者、住民のために住宅や病院、学校を造りません! 住宅から住民を追い出し、八尾北医療センターも保育所も桂小学校・中学校もつぶして売り飛ばし、西郡を更地にする攻撃と日々闘っている私たちにはよく分かります。すべてを生産し、社会を回しているのは私たち労働者、住民の団結です。今こそ根底からつくり変えよう」と訴えました。
3月8日には西郡青年交流会でムラの青年たちが立ち上がりました。新自由主義と対決する部落解放運動が始まったのです。これはたちまちムラの全逓青年労働者の怒りと結びついて次へ向かって発展しています。
さらに、桂老人福祉センターを自分への見返りと引き替えに民営化で売り渡した解同本部派議員への、たまりにたまった大衆的怒りが爆発しました。私の事務所には次々とこの悪行を暴きたい、絶対に許せないという高齢者が訪れています。
この選挙戦で、私が特別執行委員でもある八尾北労組を、動労千葉に続く地域拠点労組として強固に打ち立て、団結を八尾市800事業労働者へ、もっと広く地域の中へ拡大したい。労働者、住民が選挙戦の主人公です。厳しく激しく楽しく闘いぬきます。
国鉄闘争全国運動で職場・地域の団結をつくり、その要として闘いの先頭に立つのがプロレタリア革命における議員の役割です。ともに闘い勝利をつかみましょう。
2011年2月28日発行 第2477号
全国運動相模原 意気高く結成集会
拠点建設と市議選必勝誓う
(写真 「国鉄分割・民営化にけじめをつける闘いをやる」という国労旭川闘争団・成田昭雄さんの発言に聞き入る参加者【2月19日 相模原市】) (写真 市議選必勝への決意を語る西村さん) 国鉄闘争全国運動・相模原の結成集会が2月・・・
(写真 「国鉄分割・民営化にけじめをつける闘いをやる」という国労旭川闘争団・成田昭雄さんの発言に聞き入る参加者【2月19日 相模原市】)

(写真 市議選必勝への決意を語る西村さん)
国鉄闘争全国運動・相模原の結成集会が2月19日、相模原市おださがプラザで開かれた。国鉄闘争全国運動を推進し、闘う労働組合の拠点を相模原—神奈川に建設し、その力で4月西村あやこさんの市議選必勝をかちとることを105人の結集で意気高く宣言した。
基調報告を神奈川労組交流センター事務局長が行い「世界革命が現実となる時代が来た。エジプト革命の原動力は体制内指導部を打ち破って闘う労働組合とストライキだ。職場・地域で『動労千葉を支援する会』を組織し、神奈川労働運動の主流派になろう。職場に団結を、地域に連帯を。相模原市議選で、民営化と戦争絶対反対の西村議員を神奈川の総決起で当選させよう」と熱く訴えた。
続いて、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の伊藤晃さんが「いま労働運動を再生させる意味はどこにあるか」と題して講演を行った。菅政権が動揺を重ねる中で戦争の危機を促進していると警鐘乱打し、これを粉砕することが世界的任務だと指摘。そして「戦後民主主義の根幹である労働運動の骨を抜いたのが国鉄分割・民営化であり、さらに4・9和解をもって不当労働行為や解雇はあってはならないという『建前』が空洞化された」と喝破した。そして「これに対する対抗軸が国鉄闘争全国運動であり、動労千葉の闘いに学ぶことだ」と鮮明に訴えた。
国労旭川闘争団の成田昭雄さん、動労千葉争議団の高石正博さんがアピールに立った。成田さんは「国鉄分割・民営化にけじめをつける運動を、おれたちが正面に出てやる」と力強く訴え、高石さんは「支援ではなく私たちと同じ闘いを各職場でやってほしい。労働組合をよみがえらせよう」と訴えた。
連帯アピールとして高山俊吉弁護士が登壇。多くの弁護士も国鉄闘争全国運動に決起したと述べ「今や裁判員制度は85%が反対で息も絶え絶えだ。これほど勝利感のある闘いはない。全既成政党が賛成という状況下で、裁判員制度反対で選挙も勝てる」と連帯を表明した。
会場全体の歓声の中、相模原市議会議員で国鉄闘争全国運動・神奈川呼びかけ人の西村あやこさんが発言に立った。開口一番、今回の立候補と全国運動にかける決意として「議会の中だけで『革新』がうまくいったためしはない。労働運動・住民運動と一体となって変えようとやってきた。しかし今、民主党・菅政権がその正体を暴露し、あらゆる勢力が危機を深める中で、例えば裁判員制度でも議会の中では反対は私ひとり。逆にそこに存在意義がある。労働者が労働組合をよみがえらせる闘いと一体で進むことに勝利の道がある」と鮮明に述べた。さらに、相模原市の政令指定都市化について「膨大な借金を市民に押しつける一方、民営化で労働者を減らし非正規職にする。国のかたちを変え、侵略戦争で生き延びようとするものであり、反戦議員と反戦勢力をつぶす攻撃だ」と断罪。最後に「労働者市民の怒りはあふれ出している。動労千葉やエジプトのように闘おうと言い切れば必ず勝てる」と熱烈に訴えた。
さらに労組交流センター三浦半島教育労働者部会、地元相模原から2人の労働者、婦民全国協・相模原支部、国鉄闘争全国運動・神奈川が決意表明。国鉄闘争全国運動・相模原の結成を圧倒的に確認して幕を閉じた。
(相模原・N)
2011年1月24日発行 第2472号
4月統一地方選の勝利へ
杉並・相模原・八尾で旗開き
(写真 杉並・都政を革新する会旗開き【1月16日】) (写真 相模原・新春の集い【1月15日】) (写真 八尾・新春団結旗開き【1月15日】) 階級的労働運動路線を貫き労働者を獲得する4月統一地方選の勝利へ、杉並・相・・・
(写真 杉並・都政を革新する会旗開き【1月16日】)

(写真 相模原・新春の集い【1月15日】)

(写真 八尾・新春団結旗開き【1月15日】)
階級的労働運動路線を貫き労働者を獲得する4月統一地方選の勝利へ、杉並・相模原・八尾で旗開き杉並・相模原・八尾で旗開きを開催【記事6面】)
4月選挙戦勝利へ旗開き
(写真 「民主党田中区政の民営化推進と闘う」と北島区議が決意【1月16日 東京・杉並】) (写真 「国鉄闘争全国運動で展望を開こう」と西村市議が熱く提起【1月15日 相模原市】) (写真 「拠点が立てば怒りは噴き出す」。・・・
(写真 「民主党田中区政の民営化推進と闘う」と北島区議が決意【1月16日 東京・杉並】)

(写真 「国鉄闘争全国運動で展望を開こう」と西村市議が熱く提起【1月15日 相模原市】)

(写真 「拠点が立てば怒りは噴き出す」。すえみつ市議が確信を込めた【1月15日 八尾市】)
大恐慌下で強まる戦争・大失業の攻撃と対決し、階級的労働運動の前進をかけて4月統一地方選挙闘争を闘う東京・杉並、神奈川・相模原、大阪・八尾で旗開きが行われた。
1月16日、都政を革新する会の旗開きが盛大に行われた。東京西部ユニオンを始め支持者・区民180人が参加し、北島邦彦杉並区議会議員の4月区議選必勝へ向けて決意と団結を打ち固めた。
冒頭、都政を革新する会の長谷川英憲代表が「国鉄闘争全国運動の力で民主党田中杉並区政と真っ正面からぶつかって選挙戦を勝ちぬこう」と開会あいさつを行った。
続いて北島区議が選挙戦の争点と勝利の展望を力強く提起した。今回の選挙の全体像について「『大失業と戦争』情勢と真っ向から対決して国鉄闘争全国運動を軸に闘う労働組合をよみがえらせる選挙」と明らかにした上で、三つの争点、①労働者の団結で戦争を止めよう②民主党政権を倒そう!保育の民営化絶対反対!③労働者の非正規化をストップさせよう!——を鮮明にさせた。
さらに北島区議は労働者人民の先頭に立って闘う決意を明らかにした。「戦争が始まる中、杉並区では国民保護計画が策定されている。杉並区役所の労働者がこれに応じなければ戦争はできない。田中区政は前山田区政以上に民営化推進だ。保育労働者の労働条件切り下げと非正規職化と保育の安全崩壊をもたらす民営化絶対反対! 杉並区政の半分が非正規職労働者によって担われている。こういう労働者の怒りを東京西部ユニオンに結集させ、ともに闘う。労働組合の闘いが形として見えた時、高齢者や地域の怒りを結集させ闘うことができる」。選挙戦必勝へ会場全体の心をひとつにした言葉だった。
そして動労千葉の繁沢敬一副委員長と三里塚現地闘争本部が連帯のあいさつを行い、区民が乾杯の音頭をとった。
歓談が続く中、闘う仲間が次々と発言した。北島区議が執行委員を務める東京西部ユニオンからは、鈴木コンクリート工業分会と青年部が「戦争をあおる山田、田母神らファシスト勢力や民営化・非正規職化の田中区政と対決し、組織拡大で地域に闘う労働組合をよみがえらせ、選挙戦を勝利させる」と先頭で闘う決意を表明。区民からは「地域にストライキで闘う労組の拠点をつくろう」「残り99日間決戦を闘おう」との檄(げき)が飛ばされた。
さらに東京労組交流センター、全学連、沖縄民権の会、部落解放同盟全国連杉並支部、星野暁子さん、出版労働者連帯会議・三角忠さんなど、各界からもともに闘う決意が熱く語られた。
最後に革共同西部地区委員会選対本部が選挙戦の方針を提起した。
1月15日、「さがみはら革新市政をひらく会新春のつどい」が開かれ、4月の相模原市議選に5期目の出馬を決意した西村あやこ市議を囲んでの総決起集会として大いに盛り上がった。
最初にひらく会の事務局長が政令指定都市になって初めての選挙戦について報告。「選挙区が3分割され大乱戦が予想される。民営化反対と戦争絶対反対を訴えているのは西村あやこだけ。選挙戦を通して労働者の団結をつくろう。国鉄闘争全国運動を広げ労働組合をよみがえらせよう」と闘う方針を明らかにした。
拍手の中、西村市議が新年の決意に立った。「反戦・反基地・平和の希求を掲げて16年、世界大恐慌と大失業、戦争の時代に5期目の選挙戦を決意した。基地の街・相模原を反戦の街にとあらゆる機会に発言してきたが、米軍第1軍団司令部移駐とともに2012年の陸上自衛隊中央即応司令部の座間移転など重大問題が山積みです。戦争への動きを止めるには労働者階級の怒りが形になることが必要です。動労千葉の闘い、国鉄闘争全国運動に展望がある。『市民負担を増やすことは絶対にない』(加山市長)などと言いながら、行政主導で人減らし・コストダウン、安全無視を進め市民生活を犠牲にする民営化に対し労働者の団結をつくり闘います」
権力の共犯者にならない生き方を貫いてきたと語る支持者の音頭で乾杯し、持ち寄りのごちそうに舌鼓を打ちながら、なごやかに歓談した。
神奈川労組交流センター共同代表の二本柳実さんが「情勢は階級的議員を求めている。絶対に勝利できる」と組織を挙げて闘う決意を表明、動労千葉の田中康宏委員長からのメッセージが代読された。西村市議の家族が「母から学んだことは、できるかできないかではなく、やるかやらないか。お母さん、がんばれ」とエールを送り、参加した労働者、市民がともに闘う決意を語った。「2・19国鉄闘争全国運動・相模原結成集会」が呼びかけられ、全国運動の組織化を軸に選挙戦を闘うことが確認された。
ひらく会世話人代表で国鉄闘争全国運動・神奈川の呼びかけ人の吉田義久さんが「動労千葉を軸とする国際連帯こそ戦争政策を阻止する道だ。ファシスト田母神が新年早々、地域に全戸ビラをした。これと真っ向から闘えるのは西村さんしかいない」とまとめた。最後に神奈川労組交流センター湘北ブロックの鈴木一久さんが「西村さんのではなく私の選挙です」と必勝を誓い、団結ガンバローで締めくくった。
ドーンドン! 部落解放同盟全国連西郡支部・佃文弘青年部長とその仲間たちの団結太鼓が11年決戦の幕開けを告げる。八尾北医療センター待合室に鳴りやまぬ拍手が結集した120人のやる気の証しだ。八尾市議会選挙まで100日。全国連西郡支部と八尾北命と健康を守る会、八尾北労組の1・15新春団結旗開きは大成功をかちとった。
何よりすえみつ道正市議の決意表明だ。「住宅闘争14年、八尾北10年、おかしなものはおかしい、負けてなるかと闘ってきた。これをどこからでも見える砦(とりで)にするのがこの選挙だ。市が八尾北をつぶす正義性はない。住宅闘争でムラの情勢は一変した。怒りと闘いは暗いものを吹き飛ばし希望に変える。外注化による非正規職化は仕事・医療・住宅、人間の絆(きずな)まで奪い、戦争に行き着く。12月議会で日本共産党は『領土を守れ』と、解同本部派・吉村議員は全会派代表で戦争決議に賛成した。資本主義は終わりだ。部落差別を使い真っ先に八尾北・西郡を奪いにきた。国鉄全国運動で青年の怒りと結びつこう。拠点が立てば怒りは噴き出す。先頭で闘う」
旗開きは八尾北労組の司会で主催3団体があいさつ。「私たちの旗は事があれば何百、何千、何万の群衆を集めて先頭に立ち、目標に向かって進む力をもった旗だ」(守る会)。「市は廃屋のような棟ももう建て替えない。空いてる所に住み替えさせ更地にして売り払う。絶対引っ越さないと新たな決起が始まった。闘えば勝てる。西郡・八尾北・守る会の団結で6千万人の先頭でやっていく」(岡邨洋全国連西郡支部長)。「10年は地域と労組の全体の団結で八尾北売り渡し・廃止攻撃を打ち破った。11年は世界の労働者にとって決定的年。労働組合こそ戦争を止める力だ。共産党との党派闘争で八尾市800事業に団結を拡大し、選挙に勝利する」(藤木好枝八尾北労組委員長)
乾杯の後、関西労組交流センター代表・富田益行さん、全学連、婦人民主クラブ全国協があいさつ。ゲームを楽しみ団結太鼓で締めくくった。
1月28日は住宅明け渡し裁判の判決だ。西郡・八尾北は総決起する。4・9−11・23情勢と激突し、すえみつ選挙必勝と、6・5一周年に突き進む。
(八尾北医療センター労組・青木麻季)
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〈要項〉
住宅闘争勝利・八尾北民営化阻止・市議選勝利
1・30総決起集会
午後1時 八尾北医療センター待合室
2011年1月 1日発行 第2470号
階級的労働運動貫き労働者を獲得する4月選挙戦 議員座談会
戦争・大失業と闘い抜く
(写真上から 国賀祥司さん 大阪府泉佐野市議会議員【7期目】 泉州住民の会事務局長 関西合同労組特別執行委員) (西村綾子さん 神奈川県相模原市議会議員【4期目】 婦人民主クラブ全国協議会特別顧問) (北島邦彦さん ・・・



(写真上から 国賀祥司さん 大阪府泉佐野市議会議員【7期目】 泉州住民の会事務局長 関西合同労組特別執行委員)
(西村綾子さん 神奈川県相模原市議会議員【4期目】 婦人民主クラブ全国協議会特別顧問)
(北島邦彦さん 東京都杉並区議会議員【1期目】) 東京西部ユニオン執行委員 反戦共同行動委員会事務局長)
(末光道正さん 大阪府八尾市議会議員【1期目】 八尾北医療センター労働組合特別執行委員/部落解放同盟全国連合会西郡支部顧問)
2011年は重大な階級決戦の年だ。大恐慌の中で強まる戦争・大失業の攻撃と対決し、プロレタリア革命の勝利をめざして階級的労働運動の前進をかちとろう。4月に統一地方選挙が闘われる。杉並・相模原・八尾の選挙戦に絶対勝利しよう。階級的労働運動の前進のために闘う議員4氏に集まっていただき、大いに語ってもらった。(司会・編集局)

(写真 「八尾北医療センター売却を許すな」と怒りのデモ【10月】)
司会 2010年の闘いを振り返って、どうでしょうか。
北島 1年を振り返ってやはり一番印象的なのは、4月9日の国鉄1047名闘争の政治和解以降の状況ですよね。
末光 大恐慌情勢下で、労働運動を新たにつくりかえられるかどうかがかかった1年でした。動労千葉と国鉄1047名闘争をつぶそうという大攻撃を、6・13大集会からの新しい国鉄全国運動で跳ね返す闘いに入った。私たちもその過程を八尾北医療センターの売り渡し攻撃への反撃と一体のものとしてとらえて闘ってきました。
北島 4・9以降、国鉄闘争支援陣形の中心の組合で話も一切聞いてくれないところも出てきた。だけど聞いてみると、4・9の具体的な中身はまったく知らない。現場に何も伝えていないんです。
末光 日本共産党が先頭に立って国鉄闘争を解体しようという4・9が、八尾市議会の中でも現れた。共産党が田中市長の手先となって八尾北医療センターの売り渡し攻撃をかけてきたんです。
なぜ一片の議会の決定で年間5万人が利用している医療センターをつぶすのか。しかも私が医療センターの院長であることをもって、八尾北医療センターの利害に直接関係するといいなして、私を市議会の議場から排除して採決を強行した。前代未聞です。
八尾北労組や西郡の住宅闘争が八尾市の800事業の民営化を阻む力になっている。だからたたきつぶしに来た。これが4・9情勢です。この意味を組合員もすごくよくつかんでいます。
北島 杉並では山田宏が任期途中で区長を辞任して、日本創新党というファシスト政党の党首として7月の参院選に立候補した。4・9の一つの表れとして、杉並をファシストの拠点にしようとしたんです。もちろん選挙の結果、彼らははじき飛ばされた。他方、都議会民主党トップの田中良が区長になり、民主党・連合政権そのものとの激突が始まっています。

(写真 呼びかけ3労組が先頭に立った11・7労働者総決起集会のデモ)
司会 11・7労働者集会は、いかがでしたか。
西村 回を重ねている11月集会ですが、今回の11・7集会ほど展望を感じた集会はありません。若い人たちの力を肌で感じました。動労千葉を先頭に4・9の反動に立ち向かって、それを打ち返した。「闘う権利を互角に持っているぞ」と宣言したことに、ものすごく感動しました。
国際連帯闘争も、毎年の訪米や訪韓など具体的な交流を基礎に大きく発展しています。各国の労働者が集まって、コミンテルンの芽ができている。とてもうれしくて、エネルギーをもらいました。
末光 11・7に向けては、活動家が「4・9をうち破ろう」というところで転換がありました。共産党を始めあらゆる勢力が支配の側に行ってしまった今、「自分たちがここで頑張るんだ」というところからさらに前に出て、私たちが労組丸ごと、支部丸ごと獲得して、6千万労働者と300万部落民の先頭に立つ。日々医療や介護を担っている労働者や、住宅追い出しに怒りを持つ地域の労働者の怒りと誇りを、私たちがきっちりと団結に結びつけていく。そういう転換が必要だとはっきりさせて、強固な団結をつくることができたんです。
国賀 新しく労働組合を立ち上げた労働者が初めて11・7に参加しました。感想を聞くと「世界中から集まってきたのはすごい」。ずっと行っている人は、とりわけ国際連帯闘争の前進にすごく確信を持っていましたね。
北島 11・7集会は、かつてない激しい党派闘争の中で迎えました。結果、初参加者がすごく増えた。4・9情勢と切り結んで勝ちぬくことができたと思います。
西村 私自身は11・7へ向かって、議会での闘いと労働者の組織化を一体的にやりぬくことができました。思わぬ支持者の方の参加をいただいたり、今回初めて手紙をくれた自治体労働者も参加しました。そういう組織化ができて、一歩踏み出せたと思っています。
末光 11・7集会直後の11月10日、実質1回目の八尾北医療センター明け渡し裁判があって、労組丸ごと決起しました。95の傍聴席に、支援を含め107人が集まって、法廷に入りきれなかった。ここまで労組が決起したのは決定的です。
国賀 11月にいたる過程では、連帯労組関生支部のストライキのインパクトが強烈でした。大阪駅前の一等地の工事が止まったんですから。関生支部の高英男副委員長は「小さい労働組合でも、覚悟を決めて団結して立ち上がればここまでできることを示した」と言って、すごい確信を持っている。動労千葉と一緒ですよね。
関生は国鉄全国運動を自ら担おうと、10月15日の関西集会にも大挙参加した。関生のすごい決意と覚悟に関西の労働者はみな感動しています。
司会 国賀さんは5月に7選を果たしましたね。

(写真 関西空港の米軍基地化阻止!7月4日の泉佐野現地デモ)
国賀 はい。選挙戦をとおして、活動のあり方も随分変えて、自治体の労働者と市民全体にかけられた攻撃である泉佐野市の財政健全化計画と闘う選挙戦と位置づけて闘いぬきました。
すごい分岐が起きました。トップ当選した新人候補は大阪府知事・橋下に連なる人物で、公務員を徹底バッシングして4千票を得票した。僕は「財政健全化計画は市民生活の破壊につながる。公務員の給料を減らすな。人数を減らすな」と訴えて、新しい支持者を獲得して当選した。階級的労働運動路線で勝負して、選挙後に新しい労働組合を結成することもできました。
北島 闘い方の転換をめぐり、かなり議論したそうですね。
国賀 党全体が路線を貫いて労働者を獲得する選挙戦にしようと闘った。重視したのは、保育所と市立病院で働く労働者への働きかけです。「民営化、非正規化に反対して闘おう」と訴えました。
大恐慌情勢下でいかに路線を実現していくのかをめぐって、さまざまな意見が出て、激しく議論しました。それはすごく大切なことです。路線的一致のために徹底的に討論し、とことん闘う。これは選挙戦に限らず、どの地区でも共通の課題だと思います。
司会 全国どこの自治体でも、民営化との闘いが焦点ですね。
北島 今の最大の攻防は、菅民主党政権の「子ども・子育て新システム」による公立保育所・公立幼稚園の民営化攻撃です。
末光 保育所と幼稚園の公務員労働者60万人を解雇しようとしている。攻撃はものすごく激しい。
北島 このかん、保育園の民間委託や指定管理者制度が進んできたけれど、杉並には今、区立保育園が44園あり、この数年で4園しか民間委託できていない。この現実を突破しようとしている。
末光 私もこのかんの懇談会でいろいろ分かってきたんですが、今まで保育労働者の運動を解体するためにいろいろやっても、その都度、保育労働者の闘いが止めてきたんですよね。
国賀 幼保一元化で失敗したんです。だから今度は、民主党政権が今の保育士と幼稚園教員をみな解雇して、「子ども士」を入れて回そうとしている。
末光 国鉄分割・民営化と同じやり方です。
国賀 そう、全員解雇です。
「新システム」の核心は労働組合をつぶし、国の補助金を大幅に減らすこと。介護保険と同じく当事者負担だから、保護者の負担はがんと増える。正規60万人を首にして非正規を80万、90万に増やす。公立保育所をたたきつぶすことをとおして、公務員労働者360万人首切りに進んで行こうとしている。大きな攻防点です。
西村 相模原でも「待機児解消」を掲げていろいろやったけれど、市は民営化をやりきれなかった面がある。それを国の施策で強行しようとしている。全国で連帯して闘う必要があります。
末光 ところが共産党は、公務員労働者の大量解雇の問題だということは絶対に言わない。
国賀 先日、保育所の保護者会の会長、副会長らが僕のところに来て、「新システムを止めるために、議会でぜひ頑張って欲しい」と言われました。全国保育団体連絡会(全保連)というのは共産党系の団体だけど、全保連の署名運動は「すべての子どもによりよい保育の保障を」という内容。「新システム反対」ではない。保育士の解雇や非正規化のこと、保育も金もうけに変えてしまうことは言わない。国鉄分割・民営化の時に「公的交通機関を守れ」としか言わなかったのと同じです。だから、攻撃の本質が分からない。
西村 議会内でも、4・9反革命の具体的現れを実感します。指定管理者制度への移行も、共産党は一部にしか反対しない。
北島 そう、自分たちがかかわっている事業体が指定管理者に指定されたら、共産党は賛成するんですよ。
西村 そうなんです。だから議会の中では民営化反対は私一人。
「子ども・子育て新システム」との闘いも、議会はもちろんですが、やはり現場の闘いが勝負です。保育園を回っても、民間委託されてしまった職場の労働者は大変な状況でみんな怒っています。そこにアプローチしていきたい。
北島 僕も国賀さんに学んで、保育園の前でビラを配っています。保育労働者は若い人が多い。子どもを迎えに来る保護者も青年労働者。そういう労働者とも、保育園の前で出会える。おじいちゃん、おばあちゃん、高齢の支持者にも出会える。
国賀 保育士は労働組合で頑張っている。だけど現業全体を見ると、直営率ががんと減らされて、どこも組合活動が厳しくなっている。病院も受付、調理場などの民間委託が進んで活動家がパージされ、看護師は超過密な勤務をやらされ、組合活動の時間をつくるのも大変な中で格闘している。そうした中で、保育労働者への攻撃が強まっている。この現業労働者の怒りをどう組織していくかが課題です。
北島 杉並では田中良区長が山田区政から一定程度、転換していることに対して、日本共産党も市民派もみな「英断を高く評価する」となっている。ところが、田中区長は「新しい公共」論で、山田以上に民営化を推進していこうとしています。区で働く労働者の半分以上がすでに非正規です。区で働く労働者とともに闘う労働運動をつくり出したい。
西村 現業部門の清掃労働者の問題もすごく重要です。きちんと取り組んでいきたい。
北島 僕も執行委員をやっている東京西部ユニオンに自治体関連分会を立ち上げて、非正規の労働者の組織化を始めています。今までは動労千葉の物資販売も、民営化された職場は二の次にしてきた。今はどこでも回って、非正規の人しかいないところ、民間労働者しかいないところにも労働組合をつくろうと進めています。
国賀 議員である僕らの闘い方も、はっきりさせていくことが重要だと思う。僕もかつてはすぐ「議員として何をしたか」という発想で考えていた。だけど労働組合を組織することにのめり込んでいって、「労働組合と一緒に何をしたか、どこまで進んだか」という発想に変わってきた。
北島 僕も議員活動について「労働者の組織化が第一だ」とは思ってきたけれども、ようやくその具体的な形、方法が見え始めて、今年の選挙戦に向けた構えができた感じです。
国賀 発想も「この問題を労働者ならどう考えるのか」と考えるようになった。例えば、子どもが保育所に定員オーバーで入れないという場合も、保育労働者の立場から「職員の人員を増やせ」「園を増やせ」と要求する。それは保護者も労働者として組織するということでもあるんですよね。

(写真 動労千葉は12・3~4ストライキで3人の組織拡大を実現)

(写真 北島さんを先頭に「朝鮮侵略戦争阻止!」訴え渋谷デモ【12月】)
北島 12月3、4日、動労千葉がストライキを闘いぬいた。そして3日に渋谷で、反戦共同行動委員会の主催で「朝鮮侵略戦争絶対阻止、菅民主党政権打倒」を掲げてデモをやりました。動労千葉のストと一体となって、唯一私たちが渋谷デモを打ちぬいたのは決定的でした。
動労千葉のストライキの最大の争点はローカル線切り捨てと検修業務全面外注化との闘いですが、朝鮮侵略戦争反対のストライキでもあった。戦争に協力を強いられる労働者がストライキでこれに反対していく。これこそ階級的労働運動の真価です。また「労働者の国際的団結で戦争を止めよう」という、11月集会の地平を実践に移した闘いだったと思います。こうした動労千葉の闘いを全国の現場にがんがん伝えていきたい。
末光 87年の国鉄分割・民営化と軌を一にして部落解放闘争解体攻撃が襲いかかってきました。応能応益家賃制度の改良住宅への適用も、八尾北医療センターの民営化攻撃もここから始まりました。これらの攻撃を新自由主義攻撃ととらえられた時、西郡や八尾北の闘いは国鉄闘争と一つとなり、絶対反対の階級的団結にこそ勝利があるんだとつかんだのです。
国鉄闘争全国運動を担うということは、何よりも自分の職場・地域で動労千葉のような闘いをつくり出すことです。
北島 1年間の闘いをとおして、闘う労働組合運動を現場からつくり出していくカギはやはり、国鉄闘争全国運動だと実感しています。国鉄闘争は、労働者が団結して首切りに断固として闘えば勝利できることを示しています。「もうカネをもらって解決したじゃないか。いつまでも『解雇撤回』なんて言っているのはあんたたちだけだ」という4・9反革命攻撃に勝ちぬく必要がある。
動労千葉は、12月ストでも青年労働者を含む3人の組合加入をかちとった。闘ってこそ組織拡大も実現できる時代です。動労千葉物販や国鉄闘争全国運動を労働現場に持ち込み、共感と一致をかちとっていく、闘いの機運と行動を生み出していくことにすべてがかかっています。
末光 今、闘う労働組合が誰にもはっきりした形で力強く登場することが必要です。民主党や共産党のもとにある組合執行部は完全に屈服し、闘いに敵対している。八尾でも動労千葉のように旗をちゃんと見せて、青年労働者に「ともに闘おう」と訴えていく——そういう役割が求められていると思っています。
北島 杉並区議会も釣魚台問題で中国弾劾決議を上げました。自民党や民主党、社民党、日本共産党の議員も意見書提案者になり、45人が賛成、反対したのは3人だけです。今までの社共のような戦争反対論は崩壊しています。
西村 相模原は基地の街で、戦争と基地、安保の問題は大きな柱です。12月議会で、社民党も共産党も、米帝の朝鮮侵略戦争については一切言わない。中国釣魚台の漁船衝突事件があった9月に、議会で私が「労働者に国境はない」と発言したら、めちゃくちゃなやじが浴びせられました。さまざまなところで排外主義があおられ、屈服と絶望が組織されようとしている。これを軽視せず、議会の内外で侵略戦争と基地に反対して、全力で闘っていきたい。
末光 共産党は釣魚台問題で「日本固有の領土だ」と言って中国を非難した。労働者には領土問題など存在しないにもかかわらずです。さらに朝鮮の戦争危機では北朝鮮を真っ先に非難した。そのことと八尾北労組への攻撃は完全に一つの問題です。敵は同じ攻撃をかけてきている。11月集会に集まった労働組合の新しい潮流によってしか、この戦争への流れをうち破れない。これが本当に発展すれば絶対にうち破ることができる。その闘いがついに始まったんです。
北島 11月の南北朝鮮の軍事衝突以降、何回も街宣に出ていますが、街頭では反動的な対応は全然ない。やはり労働者の中には戦争に対する危機感と、「戦争は嫌だ。絶対にしてはいけない」という反戦意識が確実にあります。だから、「労働者のストライキと国際的団結で戦争は止められる」ということをがんと訴える者がいる時、圧倒的多数の労働者の戦争反対の声が束ねられる。とても重要な正念場です。
国賀 日本共産党は本当に戦争が近づいてきた時に反革命として登場する。泉佐野の12月議会では自民党ではなく共産党が「北朝鮮抗議決議案」を出してきた。戦争の時代はこういうスターリン主義反革命の正体が現れてくる。それと闘って、闘う労働組合運動をつくっていかなければならない。
既成の部落解放同盟本部派もひどい。保育所民営化、指定管理者の受け皿になって、利権にしている。民営化攻撃、公務員首切りを進める権力の手先になっている。これも4・9情勢だし、戦争情勢です。新自由主義と闘う部落解放運動をつくり出すことは、戦争反対の大事なテーマです。

(写真 米軍相模総合補給廠へ抗議のデモ。右端が西村さん【3月】)
司会 相模原や泉佐野では、戦争拠点とされることへの闘いも重要になりますね。
西村 相模原では陸上自衛隊の即応集団司令部の配置が2012年です。戦争体験者としても、なんとしても戦争への流れを阻まなければと思っています。
国賀 私は毎年11月に、関西空港をめぐる抗議申し入れを大阪府と大阪航空局にやっています。関空や成田空港がいよいよ軍事空港になる状況が切迫している。府知事・橋下が「普天間代替基地を関空へ」と言うなど、国は関空を侵略拠点にしようとしている。三里塚闘争と固く団結して闘っていきたい。
戦争に向かう過程では必ず労働組合の破壊が始まる。日航の労働者への解雇と労働組合つぶしはその先駆けです。絶対に許せません。ストライキで闘おうとしている客室乗務員組合と連帯して闘います。
西村 相模原市は10年4月に政令指定都市になりました。最大の問題は、大恐慌下に労働運動をつぶして、全体を翼賛化して、議会制民主主義も一切つくり変えることです。資本の救済のために新しい福祉事業で稼がせる。それを基礎自治体という形で丸ごと企業に開放する。保育を民営化しても、委託料という形で、税金は企業に流出していきます。町ごと村ごと餌食になるわけです。私たちの税金がますます資本の餌食にされていく。
政令指定都市化により、1134項目の事務事業が県から市に移管しました。にもかかわらず、職員はこれまでより減らす。それ以前に行われてきた地方合併で職員を減らし、政令指定都市化でさらに減らす。しかも3分の1は非正規にする。こういう構図です。
政令指定都市化は、まさに道州制攻撃です。公務員360万人首切りがこうやって進められていることを実感します。
司会 4月の統一地方選と2011年の闘いに向かって、抱負と決意を聞かせてください。
末光 大恐慌と戦争が始まり、労働者や住民の闘いに追いつめられているのは、資本家階級と菅政権、八尾の田中市政です。だからこそ彼らは、800事業民営化を強行するために、新自由主義の切っ先として「心づけ」を口実に大阪市の斎場労働者の大量懲戒解雇など部落に攻撃を集中し、差別で労働者を分断し、労働運動全体を壊滅させようとしています。それが住民追い出しであり、八尾北明け渡し攻撃です。これこそチャンスです。八尾北労組が地域の団結の砦(とりで)へと大きく飛躍するのがこの選挙戦です。2011年はここにかけきって闘いたい。みんな、生き生きと「やれる」という確信を持っています。
私も10年の八尾北労組大会で特別執行委員に選ばれました。その立場で八尾市議会でも発言しています。そして市内のいろんな職場に実態を調べに行きました。そこで働いている青年労働者に質問して、それをもとに議会での質問もしました。こうした労働現場と一体の闘いを、さらに強めていきたい。
「北小路敏さんの闘いの軌跡」のDVDを見て、60年安保から70年闘争の過程を思い出しました。学生・青年労働者は戦争に反対して必ず決起する。今、その時が来ました。僕自身、若い時の気持ちを燃え立たせて、1年間の決戦をやり抜きたい。
西村 国鉄闘争全国運動を武器にして闘う決意です。2月に国鉄全国運動・相模原の結成集会を地元の労働者とともにかちとりたいと思っています。労働運動の力で戦争を阻止する、戦争反対の声をもう一度つくり上げていく闘いの中に選挙闘争の勝利もあると思います。
政令指定都市になったために選挙区が3分割されました。議員定数も減らされ、党派闘争もあり、大激戦です。選挙闘争は、地域全体を対象に、労働者階級としての闘いをつくり上げていく闘いです。あいまいさなく闘って勝利を切り開きたいと思います。
大恐慌のもとでのものすごい歴史の転換点に、4月の私たちの選挙があります。やりがいがある闘いです。「よくここまで来たな、いざ!」という思いです。全国が同じ歩調、同じ路線で闘えるのもすごく大切なこと。頑張ろうと思います。
北島 元空幕長の田母神や前区長・山田らが、「日の丸」デモに青年や学生を組織しようとしている。こういう右翼ファシスト連中との対決も、11年の重要な闘いだと思います。
地域で階級的労働運動路線を物質化することが本当に求められている。最大のカギは地区党が路線で団結して闘うことだと思う。それが労組交流センターの闘い、ユニオン、合同労組の闘いという形で具体化した時に、われわれ自身が真の労働者党に飛躍できる。膨大な労働者階級を一気に獲得する力を持つことができる。地区党の路線的一致、団結を強固にし、国鉄闘争全国運動を闘うことをとおして労働者を組織し、戦争反対で闘っていきたい。階級的労働運動を発展させるための選挙闘争として闘います。
国賀 大恐慌と戦争、大失業の時代、われわれが未体験の時代に入りました。いよいよわれわれが蓄積してきた力を発揮できる時代の到来です。具体的には、青年を大勢獲得して戦争を止め、革命を実現できるような闘いをやっていく。特に自治体労働者の組織化の闘いです。2011年はきっとみんなで闘える年になると思います。
全国の闘う労働者・学生の皆さん、2011年をともに大進撃しましょう。
司会 ありがとうございました。
2010年11月 1日発行 第2462号
泉佐野市議会 “保育所民営化許さぬ”
国賀議員、市を徹底的に追及
9月28日、国賀祥司議員が「子ども・子育て新システム」について、泉佐野市議会本会議で質問し、市長らを追及した。泉佐野市議会では初めて取り上げた問題で、新システムのひどさに傍聴者や議員らも驚いていた。 国賀議員は「新システムができたら、保育・・・
答弁に立った健康福祉部理事は「保育所と幼稚園を一つにして『こども園(仮称)』にする。そういう意味では保育所、幼稚園はなくなる。保育サービス供給のための制度を利用者と事業者の直接契約制度に切り替える。民間企業の参入を認め、競争できるように価格を一本化し、自由選択権を与えるようにするとのことだが、詳しい内容はまだ決まっていない。働く側からの問題はあると思う」と、逃げの姿勢です。
再度質問に立った国賀議員は「『子ども・子育て新システム』は公立保育所と公立幼稚園を全廃し、『こども園』に一本化する。『こども園』は株式会社が参入できるように規制緩和し、金もうけできるようにする。保育料は所得制を廃止し、一律のサービス・利用料に変えるものである。市長は賛成か、反対か」と迫った。
市長は最後に答弁に応じた。「詳しく知らないが、国賀議員の言われた内容から推測して、所得に応じて今やっておる保育料を根底から変えるのであれば反対です。それであれば保育に対する国の責任をまるで放棄した形になりますので反対です」と、初めて知ったようなふりをしている。ふざけるな。
菅内閣は、9月から「ワーキンググループ」で法案と制度の作成に向けた議論を開始しているが、介護保険制度をモデルにして検討作業を進めている。新システムでは、介護保険のように、利用料金が設定され、利用者は施設と直接契約し、利用料を支払うように変える。保育士は、正規職を解雇し、時給のパートを基本にした非正規職に替えていくようにする。これでは介護保険と同じか、もっと悪くなる。民主党政府はこれを「雇用の拡大」という。ふざけるな! 小泉のやった「派遣」よりももっと悪い低賃金の非正規職を拡大しようとしているのではないか。
そして公立保育所、公立幼稚園だけではなく民間保育所もつぶし、全部株式会社に運営させようとしている。公立に勤務する保育士、幼稚園教員、約26万人、用務、調理、栄養士を合わせれば約30万人を解雇し、数十万人の非正規職に置き換えるのだ。
こんな労働者の貧困化、使い捨て化を許すことはできない。労働者がまともに生きていけないような資本主義は終わらせなければならない。大恐慌下の解雇、賃下げ、社会保障の解体に抗して世界中で労働者のストライキが闘われている。日本でも、動労千葉と関西生コン支部がストライキで闘い、勝利している。闘いは必ず起こり、勝利する。
泉佐野市でも、自治体労働運動を破壊する攻撃が強まっている。戦闘的で強い保育所、病院、清掃など現業職場への民営化攻撃だ。泉佐野市は、まず病院建て替えに合わせて受付、調理、配膳部門を民営化し、組合員を放逐した。そして看護職が強労働に追いまくられ、病院支部は弱体化された。現業支部は、民営化率を上げられ、清掃はついに収集区域が8%にまで減らされ、人員が激減させられた。その結果、支部を維持することが困難な状況に陥っている。
そんな中、保育所支部は最も戦闘的に頑張っている。青年部の7割の役員を出し、婦人部の3分2の役員を出している。いわば最後のとりでをたたきつぶす攻撃に出てきたということだ。保育所支部をつぶせば、後は何でもやれると考えているのだ。
全国的にも自治体労働運動の中で保育部門の役割は大きい。公務員360万人首切り攻撃、2012年公務員制度改革攻撃は、こうした形で労働組合を破壊し、正規職を解雇し、保育部門などを民間資本の金もうけのえじきにする攻撃として、すでに始まっています。
現場の危機感と怒りは非常に強い。若い保育士が多い職場であり、闘いは必ず起こる。国鉄全国運動と結合した時、勝利の展望が明らかになる。
その意味で11・7労働者集会1万人結集は決定的です。国賀議員は泉佐野市の保育士をはじめ公務員労働者の11月決起のために日々奮闘しています。
2010年6月28日発行 第2445号
杉並まるごと民営化粉砕へ今こそ闘おう
国鉄全国運動の実践を先端に
山田宏杉並前区長は何をしたか
「行財政改革」の犯罪性を暴く
杉並区議会議員 北島邦彦
国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回の新たな全国運動のスタートを宣言した6・13大集会が成功しました。集会の成功は国鉄闘争の新たな全国運動が4大産別を始め全労働者階級の自らの課題であることを明確にしました。国鉄分割・民営化攻撃は自・・・

(図 【1】起債残高 【2】職員数の推移)

(表 杉並区のおける民営化・民間委託の実態)
夕張市を始め「財政危機」を口実にした民営化・外注化—非正規職化の攻撃が全国の自治体現場に襲いかかっています。その先陣を切ってきたのが山田宏・前杉並区長の「杉並まるごと民営化」攻撃です。
山田は「杉並区行財政改革実施プラン=スマートすぎなみ計画」(1999年〜2010年。3年ごとの第1次プランから第4次プランまで)を推進しました。
その特徴は、①区の事業の6割を協働化・民営化・民間委託化する、②区債残高を180億円以下にする(図1)、③職員定数を1000人削減する(図2)——という3点です。③を基礎に①②を実現するというものです。
山田は「行財政改革」を成し遂げたと称していますが、人員削減(首切りだ!)を徹底的に行い、その穴埋めとして協働化・民営化・民間委託化を進めただけなのです。しかもPFI(民間資金活用)による新・杉並公会堂の建設・運営で200億円以上の借金を負っていますが、それは区の予算・決算から隠されています。
山田区政11年の間に杉並区の正規職員は1000人以上削減されましたが、非常勤職員は800人以上増えています。加えて区の行政事業に携わる民間の労働者の数も増えています。山田は正規職員を低賃金の嘱託・パート・アルバイトなどの臨時・非常勤職員や民間の委託労働者、外注労働者に置き換えたにすぎないのです。
山田は全国の自治体首長の先頭で公務員バッシングを行い、膨大な低賃金・不安定雇用労働者、安上がり・使い捨ての労働者をつくり出したのです。同時に、このファシスト的な山田の攻撃が、日本共産党など杉並区職労の体制内執行部の屈服と協力なしには成立しなかったことも明らかなのです。
こんな現実を許してはなりません! 体制内労組執行部と対決し、国鉄全国運動への結集をかちとり、「杉並まるごと民営化」を粉砕しよう!
今こそ正規職—非正規職の分断をのりこえる自治体労働者の団結をつくり、「行財政改革」「財政健全化」攻撃を打ち破ろう!
「杉並区平成20年度(2008年度)区政経営報告書」は、①について「スマートすぎなみ計画」第3次プランまでで57・7%達成したと自画自賛しています。指定管理者制度(注)を始めとした民営化・民間委託化の実態の一端は(表)のとおりです。このほか集会施設・スポーツ施設はすべて指定管理者の管理に移されました。
杉並公会堂は、PFI事業(前記)として私企業によって運営されています。また昨年度から民間企業が運営する「納付センター」が納税課の一角に設置され、区民税・国保料・保育料徴収のための督促状送達の確認作業などを電話で行っています。
この中で委託労働者にとっても区民にとっても深刻な問題が起こっています。昨年12月、集会施設3カ所の受付・清掃業務を受託していた民間企業が業務委託契約の途中解約を区に通告してきたところ(直後に会社が倒産)、数カ月にわたって賃金が未払いとなっている事実が明らかになりました。
50人にもおよぶ労働者が解雇通告を受けました。区が慌てて委託先を新しい企業に変更して雇用継続となりましたが、委託労働者がきわめて不安定な雇用状況にあることが衝撃的に突き出されました。
昨年8月には区立和田中(「民間人校長」「夜スペシャル」の和田中)の給食室でガス漏れ事故が発生しました。委託労働者2人が救急車で病院に運ばれ、全校生徒が2時間も校庭に退避させられました。大事に至らず2人の労働者は幸いにも数時間後には職場に戻ることができました。
この事件の問題点は、現場では以前からガス釜の不調が認識されていたにもかかわらず、的確な情報が学校側に上げられていなかったことです。民営化・民間委託化の強行は、安全の崩壊となってその矛盾を爆発させつつあります。労働者を安上がりの使い捨てにするだけでなく、その命まで脅かし、さらには住民の安全をも切り捨てる。
これが民営化・外注化そして非正規職化の行き着く先です。絶対に粉砕あるのみです。
山田宏は5月31日、日本創新党党首として参院選に出馬するために任期途中で区長の職務を投げ出しました。多くの区民から批判の声があがっています。公務員労働者を目の敵にする彼らの思想は、世界大恐慌のもと、資本主義の危機と議会制民主主義の崩壊が深まるなかでの右翼ファシストの運動です。
山田は区長最後の仕事として「減税自治体構想」実現のための減税基金設置条例を制定しました。将来の区民税減税のために毎年一般会計予算の1割=150億円を減税基金として積み立てるという構想です。
しかしその条例の審議過程であぶり出されてきたことは、減税の実現性よりも、基金積み立てのために、新たに職員1000人を削減する計画が必要だということです。「杉並まるごと民営化」をさらに強行的に推進する計画だということなのです。人員削減の名目を「財政再建」から「減税」に変えたのです。まったく許せません!
現場の労働者は正規職・非正規職、公務員・民間ともに怒りをもち、闘いを求めています。日本共産党と新社会党などの杉並区職労執行部は、労働者を軽んじ蔑視(べっし)する考えに取り込まれ、ことごとく現場労働者の怒りと闘いを抑えつけてきましたが、国鉄1047名解雇撤回闘争の政府による反動的「和解」問題で大動揺を始めています。
国鉄全国運動でその渦中に切り込み、杉並区職労働者のなかに動労千葉派=11月派をつくり出す絶好のチャンスです。
私は、地区党の仲間とともに大胆な組織獲得決戦に打って出る決意です。
………………………
以前は地方公共団体や外郭団体に限定していた公的施設の管理・運営を、株式会社など営利企業に代行させる制度。03年に「小泉構造改革」で導入された。
2010年6月 7日発行 第2442号
泉佐野市議選 革命的な挑戦に勝利
階級的労働運動路線を貫き地区党建設の前進かちとる
革共同泉州地区委員会
5月16日投開票された泉佐野市議選で、国賀祥司(こくが・よしじ)議員は1192票を獲得し連続7期目の当選を果たした。国賀候補への投票は「大恐慌をプロレタリア革命へ」の呼びかけに応えた偉大な階級の決起だった。市議選闘争を前に、われわれは・・・
5月16日投開票された泉佐野市議選で、国賀祥司(こくが・よしじ)議員は1192票を獲得し連続7期目の当選を果たした。国賀候補への投票は「大恐慌をプロレタリア革命へ」の呼びかけに応えた偉大な階級の決起だった。市議選闘争を前に、われわれは「今回の選挙は階級的労働運動路線を貫き4大産別に党を建設する闘いだ。地区党建設が目的であり、選挙のための特別な方策はない」と確認し、この革命的挑戦的な闘いをやり抜き勝利した。1930年代型の内乱的選挙戦で、反スターリン主義・革命的共産主義の党が労働組合と労働運動をめぐる革命と反革命の激突に勝利した画期的闘いである。
泉佐野市政は、中曽根政権から始まった新自由主義政策である関西空港建設と空港関連事業で銀行や大企業にボロもうけさせ、1200億円もの借金をつくり「財政早期健全化団体」に転落した。自民党・新田谷(にったや)市長は本年2月臨時議会で、19年間で市職員と住民労働者に536億円も負担させる「財政健全化計画」を賛成12反対8で通過させた。実際は最初の2年間で100人の市職員の退職を見込むなど激しいリストラ攻撃だ。反対のうち3人は大阪府知事・橋下に連なる新自由主義派で、もっと短期間の急激なリストラと「財政再建」を要求した。
泉佐野の「財政健全化」は、政策的失敗ではなく新自由主義の破産をさらなる新自由主義=道州制にたたき込む、全国自治体での最先端の攻撃である。
資本主義の世界的な破綻の現実が財政破綻にこそ示されている。世界大恐慌にのたうつ帝国主義は、ギリシャに典型的なように、財政破綻を公務員労働者の大量首切り・賃下げと大増税によって労働者階級に犠牲を転嫁して生き延びようとしている。日本では民主党・連合政権のもとで「自治体財政破綻」を強制し、極限的な新自由主義攻撃である道州制=「自治体まるごと民営化」を推し進める攻撃が「財政健全化」なのだ。闘わなければ労働者の団結はとことん破壊され、階級的なものが一掃され、戦争への道が敷かれていくのだ。
大恐慌下で「財政破綻」をテコにした道州制攻撃に、ギリシャの労働者のようにゼネスト=事実上のプロレタリア革命を対置し、国鉄決戦の勝利で世界革命への道を切り開く階級決戦としての選挙闘争が問われた。党の路線を1ミリもあいまいにせず、「泉佐野は日本のギリシャだ! 財政健全化絶対反対でギリシャの労働者のように闘おう」と、住民労働者に真っ向から訴えた。「空港の借金など返す必要はない! 資本家と国に責任をとらせろ」と国賀候補は街頭で演説した。
すべての党派が健全化をめぐる議論に引き込まれ、態度表明を迫られた。資本主義の打倒か救済かが争点となり、革命と反革命(ファシスト的新自由主義派、日本共産党スターリン主義、保守極反動)が激突した。われわれは「財政健全化」絶対反対・鳩山政権打倒を掲げ、実生活のレベルから階級的団結をつくり出す闘いを最後まで貫いて、1192人の偉大な革命的決起を実現し勝利したのだ。
「財政健全化」絶対反対は、「市職員188人のリストラを許すな! 民間も公務員も労働者は団結して闘おう」という全戸ビラ、宣伝、オルグを全市で繰り広げることが核心だった。公務員バッシングは現実に浸透しており、分断攻撃を打ち破ることは最後まで容易ではなかった。しかし、われわれは逃げなかった。プロジェクトチームが熟慮してつくりあげたビラは圧倒的に読まれ論議を巻き起こした。住民労働者との徹底討論をやり抜き、分岐を積極的につくり出していった。市役所に、市民病院に、保育所に積極的に進出して、自治体労働者の獲得・組織戦を終盤までやりきった。当選至上主義では成しえない、まったく画期的な闘いだった。
4大産別(国鉄、自治体、教労、全逓)とりわけ自治体に組織を建設する闘いは、選挙戦で始まったわけではない。昨年春から地区党は、市民病院の統合と独立行政法人化に反対して、「問われているのは労働組合だ! 動労千葉のように闘えば勝てる!」と関西合同労組泉州支部のビラを集中して入れてきた。サービス残業に協力し、独法化と闘わない全労連=市職労幹部を徹底批判し、ランク・アンド・ファイルの決起を呼びかけてきた闘いを、健全化絶対反対の闘いの中で全面的に解き放ったのだ。
選挙戦に突入し、健全化絶対反対の主張が全市を席巻する中で現場労働者の反応が急速に変化したことを、われわれは見逃さなかった。
民営化を率先する自治労、財政再建に協力する全労連=市職労に怒りと危機感を深める現場労働者は、皆ビラを受けとり、健全化絶対反対の署名に協力した。オルグの中で、保育所ではこの春、1園の民営化と1園の廃止で36人のパート労働者が雇い止め解雇されたことが判明した。市職労は何ひとつ闘わなかった。健全化計画は外部監査報告を受けて7園すべての保育所を民営化し、パートも正規も全員解雇する攻撃だ。民営化=首切りと闘う本物の労働組合を現場労働者が切実に求めていることがはっきりした。動労千葉が4月検修全面外注化を阻止したように、絶対反対で団結を貫けば勝てるのだ!
告示日の直前ではあったが、産別労働者も加わって現場労働者の交流会を組織することに全力を投じた。ついに自治体労働者を組織する展望を切り開いたのだ。
市職員は、10年前の1000人が、これまでの「財政再建」ですでに300人減らされ、さらに188人がリストラされれば半減する。賃金カットされた上で文字どおり「半分の人数で2倍働け」という道州制攻撃が襲いかかっている。パート労働者を加えれば、すさまじいリストラが進んでいる。この攻撃と闘わない労働組合とはなんなのか! 泉佐野では自治労より自治労連の市職労が勢力を持っており、日本共産党こそ労働者階級の怒りを抑え込む最悪の「革命の防波堤」だ。
健全化で大リストラ攻撃を受けている時、「地域住民の繁栄(「地方ブルジョアジーの繁栄」と読め!)なくして自治体労働者の幸福はない」(市職労機関紙)と組合員を屈服させ、財政再建=リストラをのめと抑圧する日本共産党の正体は、われわれの批判と暴露によって日に日に明らかとなった。国鉄1047名解雇撤回闘争での裏切りと同じことを泉佐野でやっているのだ!
危機感を深め街頭でわれわれにくってかかったのが、前市職労委員長の現職議員・高道一郎だった。「首切りと闘わない市職労幹部は許せない」というわれわれの訴えが直撃し、高道は労働者の支持を失って落選した。われわれの闘いが追いつめ打倒したのだ。日共の候補は、いずれも公務員バッシング・公務員大リストラとの闘いから完全逃亡し、保守派や公明党と「どぶ板」の成果を争う腐り果てた姿をさらして議席を減らした。
反スターリン主義の革共同が労働運動の大地で日本共産党を打倒し、階級の革命的決起を実現することは絶対にできる! われわれは選挙戦という厳格な決戦場で日本共産党との党派闘争に勝利した。労働者階級はその先頭で闘うわれわれを断固支持したのだ。
全過程で地区党が責任をとって蜂起戦に勝利した。選挙戦の獲得目標は、大恐慌下での典型的な道州制攻撃に対し、革命を対置して闘う地区党をつくり出すことであった。それは革命的議会主義を文字どおりに実践して、労働組合をめぐる革命と反革命の攻防に全面的に突入し、4大産別、とくに自治体に細胞をつくり出す展望を切り開くことであった。その闘いの貫徹として選挙にも勝とうとした。地区党の変革(関西地方委員会の変革)を核心軸として、革命情勢に応えるプロレタリア革命党への断固たる飛躍に挑戦し勝利した闘いであった。
選挙闘争は関西地方委員会の路線的指導のもとで、泉佐野現地選対本部の全責任を泉州地区党指導部が担いきった闘いだった。
地区党は、年頭のあいさつ回りですべての支持者に国賀立候補を伝えるところから始めた。財政健全化絶対反対で選挙戦を闘う方針を打ち立てた後、続々と全国から駆けつけてくれた同志たちとともに議論を重ね、一致をかちとって、闘いをつくっていった。党の路線を貫き党を建設する選挙戦だったから、すべての同志が解放的にまっすぐに階級の中に飛び込んでいった。中軸に地区党がぶっ立ってこそ、それが可能となったのだ。
これまでの当選至上主義のオルグ団選挙ではなく、労働者の組織戦も住民オルグも宣伝戦も、すべてに党建設の目的意識性を貫いて闘った初めての選挙戦だった。この闘いに責任をとるのは泉州地区党以外にない。地区党建設が目的なのだ。地区党指導部がぶっ立って団結をつくりあげ、同志たちは縦横無尽の闘いをやり抜いた。集票オルグに代わり、宣伝・扇動を重視し、重層的にあらゆる闘いを担いきった。
ここで確認したいことは、当選のために支持の確定・分解に走る戦術主義や、さまざまな危機に対し、関西地方委員会とともに地区党が立ち上がってのりこえ、路線を強化していったことだ。われわれは断固として自治体現場労働者の交流会を設定し、一丸となって組織建設に決起した。
選挙は、最後は党派が全力量を投入する総力戦だ。告示後においては、路線的大前進を土台にした上で、最後の瞬間まで攻めきって蜂起戦を貫徹してこそ勝利できるのだ。われわれは毎晩議論を尽くし、地域でのねり歩き、ウグイスのスポット演説の展開、退勤する労働者への合同労組の訴え、全戸ビラの貫徹という重層的な闘いをやり抜いた。この蜂起的闘いがなければ勝利を手にすることはできなかっただろう。
事実、投票総数の2割が期日前投票という結果であり、他候補は連日必死になってバスやワゴン車を連ねて投票を組織し票を積み上げていた。地区党指導部が蜂起の指導部となり蜂起戦を貫徹することで、最後の当選勝利をもぎとることができたのだ。
選挙の勝利は始まりにすぎない。党建設の突破口をこじあけたにすぎない。闘いはこれからであり、本当の勝利もこれからなのだ。このことをわれわれは厳に確認する。
国賀議員は選挙後の総括会議で述べている。
「今回は路線で闘う選挙だった。公務員バッシングとの闘いで路線を貫いた。橋下に連なる新自由主義派は公務員バッシングをあおって選挙をやった。これとの対決だった。この時代、路線で勝負しないと議員が存在する意味がない。革命を語って獲得する選挙を開始した。今後、自治体で、闘う労働組合を建設することで勝利と言える」
われわれは、同じく以下の確認をもって総括会議を締めくくった。
「国鉄分割・民営化の時、動労千葉がストで闘ったような闘いを選挙の中でやることができた。路線を貫くことができた。共産党・高道を追いつめ落としたことは大きい。われわれが自治体労働者の承認を得たということだ。泉佐野でできたことは全国でできる。これからの組織建設に地区党は責任をとる。それで勝利と言える」
今後の方針は鮮明だ。国鉄を基軸とする4大産別での組織建設に地区党が責任をとり、ここに階級的労働運動と党細胞を建設することだ。自治体労働者が自ら立ち上がってこそ「財政健全化」をぶっ飛ばし、プロレタリア革命への大前進をかちとることができる。
われわれは革命の成否をかけ、泉佐野の地に強大な革共同を建設することを誓う。選挙闘争に勝利した力で、6・13大集会に総決起する。
2010年5月24日発行 第2440号
泉佐野 「財政健全化」攻撃と対決
“階級的労働運動路線の勝利”
(写真 選挙戦最終日、国賀候補を先頭に「首切りと民営化反対、泉佐野から社会を変えよう」と訴え、住宅街 をねり歩いた【5月15日 泉佐野市】) 5月16日投開票の泉佐野市議選で、国賀祥司候補(関西新空港絶対反対泉州住民の会事務局長・・・
(写真 選挙戦最終日、国賀候補を先頭に「首切りと民営化反対、泉佐野から社会を変えよう」と訴え、住宅街 をねり歩いた【5月15日 泉佐野市】)
5月16日投開票の泉佐野市議選で、国賀祥司候補(関西新空港絶対反対泉州住民の会事務局長、関西合同労組特別執行委員)が1192票を獲得して20位で7選を果たした。これは首切りと団結破壊の民営化・道州制攻撃と対決し、階級的労働運動路線を貫いてもぎり取った画期的勝利だ。1192票は階級的団結で泉佐野を変え、全国に波及する偉大な階級決起だ。
国賀陣営は、公務員バッシングの嵐の中で真っ向から「市職員削減絶対反対」を訴えて闘った。国賀候補以外の全候補が、資本家の先兵として「財政再建」「公務員削減」を叫ぶ中、国賀陣営は「空港の借金の責任は労働者にも住民にも一切ない」「首切りと民営化と増税の夕張化計画=『財政健全化計画』絶対反対」を訴え、保育所や市立病院前を始め市内全域で大宣伝し、署名運動に取り組んだ。「赤字で国(市・会社)がつぶれたらどうするんだ」という恫喝に対して、「国(市・会社)なんかつぶれていいんだ。労働者の団結こそ社会を動かす力だ」と革命を対置して獲得する闘いだった。
こんな選挙戦は初めてだ。われわれは階級的労働運動路線を貫き、自治体職場に「絶対反対派」をつくりだすことを目的として闘い抜いた。
今回の選挙戦の大勝利の核心は、市職労(自治労連)前委員長の日本共産党現職をたたき落として国賀候補の当選をかちとったことだ。労働組合を巡る日共との党派闘争に競り勝ったのだ。日共候補は、自らの出身母体である市の職員に大量首切りと民営化攻撃がかけられているのに完全逃亡し、「住民主人公」「地域住民の繁栄なくして自治体労働者の幸福はない」(4月23日付市職労機関紙)とし、最終盤では「健全化計画」に一切触れず、「どぶ板」宣伝に明け暮れ、自治体労働者から見放された。
市職員と住民に536億円もの借金を押しつける「健全化計画」の主軸は、公立保育所すべての民営化と市立病院の独立行政法人化だ。
保育所前では保育士や保護者の大多数が署名に応じ、病院前では多くの看護師や出入りの医療労働者、患者、見舞客が「空港の借金のために市立病院を切り捨てるなどもってのほか。公立病院を金もうけの医療に変える民営化反対」と口々に語り署名に応じた。
われわれは、職員や住民の中に「健全化計画」=民営化への圧倒的怒りが存在していることに確信を深め、告示日直前に保育労働者交流会と医療労働者交流会を行った。
討論を進める中ではっきりしたことは、3月末の保育所1園民営化と1園の廃園によって三十数人のパート保育士が雇い止め解雇されていたことだ。市当局は、当初「5園は残す」としていたが、今や7園全部の民営化と幼保一元化を進めている。自治労連執行部はパート労働者の大量首切りを容認した。保育労働者の多くが「健全化」反対署名に応じたのは、首切り容認の自治労連執行部のもとでは生きていけない、闘って撤回させたいという強い思いからだ。
病院では、動労千葉の業務外注化阻止の闘いや、八尾北医療センター労組の民営化阻止闘争を伝える関西合同労組のビラを見た若い看護師が「今の組合に入っている意味がない」と自治労連を弾劾した。交流会をとおして、今こそわれわれが自治労連執行部を打倒して主流派にならなければならないことを確信した。
青年労働者が多く住む新興住宅地を中心に、市内全域のスーパー・団地などで、候補者を先頭に、関西合同労組、労組交流センターも街宣やスポット演説、ねり歩きに決起した。最後の最後まで「財政健全化計画を労働者住民の団結で阻止しよう」「民間も公務員も労働者は一つだ。沖縄やギリシャのように労働者の団結で社会を変えよう」と訴え、勝利をもぎりとった。
資本主義の終わりの時代の選挙闘争は、新自由主義の手先として登場する全勢力との大党派闘争、権力闘争の場だ。「財政健全化」絶対反対は、階級的団結で資本主義を打倒し、プロレタリア革命へ突き進むスローガンだ。それを貫いてわれわれは勝った! 全国の同志たち、泉佐野に続け!
2010年5月 3日発行 第2438号
泉佐野市議選 こくが市議必勝へ総決起を
労働者人民の階級的な団結で「財政健全化」との全面対決を
4・25尼崎闘争—4・26国労臨大決戦および4・25沖縄県民大会—4・28沖縄闘争は、時代を画する決定的勝利を切り開いた。「国鉄決戦の勝利でプロレタリア世界革命を」の戦略的総路線を、われわれはわが手でつかもうと・・・
4・25尼崎闘争—4・26国労臨大決戦および4・25沖縄県民大会—4・28沖縄闘争は、時代を画する決定的勝利を切り開いた。「国鉄決戦の勝利でプロレタリア世界革命を」の戦略的総路線を、われわれはわが手でつかもうとしている。5月沖縄決戦から6月国鉄大運動へ総決起しよう。
新田谷市長は2月4日、19年間で市職員と住民に536億円も負担させる「財政健全化計画」を発表した。これに対する、こくが陣営の「財政健全化」絶対反対の訴えと闘いは、10万の労働者住民の激しい怒りを引き出し、民主党・連合政権を根底から揺るがす巨大な情勢を生み出そうとしている。
最大の攻防は、市役所や保育所などの自治体労働者をめぐる日本共産党・全労連との激突として展開されている。こくが陣営以外の全勢力が「公務員を減らして財政再建を」と自治体労働運動破壊に向かう中で、自治体労働者は激しい危機感と怒りを抱いている。
このとき泉佐野市職労(自治労連)は、「自治体労働運動の原点『地域住民の繁栄なくして、自治体労働者の幸福はない』に立ち返り」(『日刊いずみさの』4月23日号)と、組合員に全面屈服を迫り、恫喝してまわっている。民営化に反対せず、「地域住民の要求」のためにはあらゆるリストラに応じろというのだ。日共はかつて国鉄分割・民営化に対して「国民の足を守れ」を対置して闘争解体に躍起になった。今再び泉佐野市で労働者階級への武装反革命としての本質をむきだしにしている。これは今日の国鉄1047名解雇撤回闘争解体攻撃と完全に軌を一にしている。
こくが陣営の「こくがを軸に労働者と住民が団結して財政健全化絶対反対で闘おう」という訴えは、自治体労働者およびすべての労働者住民の階級的団結を強め、拡大している。
世界大恐慌にのたうつ日帝が生き残りをかけて、延命策としての道州制攻撃を「自治体財政破綻」を導水路として開始したのが「財政健全化」である。その重心は、国鉄労働運動破壊(動労千葉破壊)を最先端とする労働運動絶滅攻撃だ。
日本共産党をはじめ全勢力がこの攻撃に屈服して、さまざまな「財政再建」を対置して労働者階級に敵対している。とりわけ日共は「反対というなら対案を出せ」と恫喝している。われわれの回答は何か?
「財政健全化」の狙いは、労働者住民の団結を解体することにある。労働者をばらばらにして、資本が骨までしゃぶりつくす攻撃である。「財政健全化(財政破綻)」に対する労働者階級の態度は鮮明だ。団結である。攻撃の狙いを明らかにし、団結すれば勝利できる。
国鉄分割・民営化に対して、動労千葉だけが「これは団結破壊の攻撃だ」と喝破して闘いぬいて勝利した。この教訓が今すべての労働者住民の武器となろうとしている。
5月泉佐野市議選闘争は、国鉄1047名闘争解体攻撃粉砕・外注化阻止の国鉄決戦、安保・沖縄決戦の前進を総括軸とする階級的労働運動創成の闘いである。「財政健全化」という、老若男女を問わず全労働者住民に直接に襲いかかる大攻撃を、革命的議会主義を駆使してプロレタリア革命に転化しよう。
5月泉佐野市議選に勝利し、5・15沖縄闘争、6月国鉄大運動の大爆発をかちとろう。路線を貫き、党を建設する選挙戦として闘い抜き、勝利しよう。
2010年4月19日発行 第2436号
泉佐野 こくが市議必勝へ総力決起
住民の会総会市政報告会 「市職に闘う労働運動を」
5月の泉佐野市議選を控え、4月11日、泉の森ホール大会議室で関西新空港絶対反対泉州住民の会の26回目の総会と、こくが祥司市議の市政報告会が110人の参加で行われた。 第一部泉州住民の会総会では会計の小林順子さんが活動報告を行い、事・・・
5月の泉佐野市議選を控え、4月11日、泉の森ホール大会議室で関西新空港絶対反対泉州住民の会の26回目の総会と、こくが祥司市議の市政報告会が110人の参加で行われた。
高齢女性のグループ、住民の会役員の青年労働者、指定管理者制度に怒る年金生活者、関西合同労組泉州支部など、地元から「空港の借金のために、企業の金もうけのために労働者と市民の生活をつぶす健全化計画は許せない。市議選には絶対負けられない」などの決意が表明された。関西合同労組泉州支部がまとめを行い、集会をしめくくった。
2010年4月12日発行 第2435号
泉佐野 「財政健全化」計画粉砕へ
道州制攻撃が本格化
国鉄、沖縄闘争で反撃を
5・16国賀祥司市議7選必勝を
3月25日付日経新聞は1面で「破綻懸念の21市町村、住民負担」と報じた。それによると、大阪・泉佐野市をはじめ21市町村は、地方財政健全化法に基づいて公務員削減や公共料金値上げなど全面的な攻撃に打って出るという。道州制攻撃がいよいよ本格化す・・・
前進社 〒132-0025 東京都江戸川区松江1-12-7 週刊『前進』・毎週月曜日発行
2000年6月5 日公式サイトzenshin.org開設 2008年3月17日速報版サイト開設.



