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JP労組大会 「新一般職」に激しい怒り 導入狙う本部に多数の反対

週刊『前進』06頁(2597号2面2)(2013/08/26)

JP労組大会 「新一般職」に激しい怒り
 導入狙う本部に多数の反対

(写真 全国から駆けつけた青年労働者を先頭にJP労組大会会場を包囲するデモ【8月20日 長野市】)
 

(写真 大会初日朝、代議員に「新一般職に反対しましょう」と訴え、ビラやパンフレットを配布した)
 
 大恐慌下で郵政労働者の荒々しい闘いが始まった。8月20〜22日に長野市で開催されたJP労組第6回定期全国大会で中央本部は「新人事・給与制度」の妥結承認を図り、「新一般職」の導入を狙った。しかし多くの代議員が反対票を投じた。本部方針に多数の反対が出たのは07年のJP労組結成以来初めてだ。
 現場組合員は誰一人として「新人事・給与制度」「新一般職」に賛成していない。それがこの事態をつくり出した。郵政労働者は7月参院選でもJP労組の組織内候補・さだみつ克之に「NO!」を突きつけ、さだみつは無惨に落選した。
 闘いはこれからだ。連合JP労組本部への怒りをさらに燃やし、現場からの闘いで「新人事・給与制度」「新一般職」導入を阻もう!

 会場揺るがす宣伝活動・デモ

 大会初日の20日早朝、全国労組交流センター全逓労働者部会、郵政非正規ユニオンと地元・千曲ユニオンの仲間は会場の長野市のビッグハット前に登場し、ビラ配布・宣伝活動と、抗議デモを行った。
 代議員・傍聴者が分乗した大型観光バスが次々とビッグハット前の駐車場に到着した。全逓部会などの仲間たちがバスに駆け寄り、代議員・傍聴者を激励し、ビラ・パンフレットを配布すると、ほとんどの組合員が受け取り、瞬く間にビラが減っていった。
 大会参加者の入場が終わり、用意した約6千枚のビラ・パンフレットをすべて配布した後に、デモに移った。「新一般職導入反対!」「非正規の雇い止め・解雇を許さないぞ!」。デモ隊は会場を揺るがす大シュプレヒコールを響かせた。
 大会の昼休みには再びビッグハット前に登場。会場の代議員・傍聴者に向けて、全国から駆けつけた青年労働者を中心に、次々とマイクを握って渾身(こんしん)の訴えを始めた。
 「『新人事・給与制度』を否決し、労働組合をよみがえらせましょう」「団結すれば労働者は生きていける」「反原発の運動方針を取り上げてほしい」「現場の労働者として『新一般職』に反対し、堂々と生きよう」「労組が闘えば職場はよくなる。JP労組を闘う労働組合にしよう」「福島第一原発事故の責任を追及し、動労水戸のように被曝労働拒否で闘おう」「非正規の雇い止めは絶対に許せない」「誰のための労働組合ですか? 労働組合には組合員を守る義務がある」
 現場で絶対反対で闘う労働者の思いを込めた発言は聞く者の胸に迫り、多くの代議員・傍聴者が建物から出てきて真剣に耳を傾けた。動労千葉の「解雇撤回・JR復帰」10万筆署名への協力も呼びかけ、多くの組合員が署名に応じた。
 前日の19日午後、全逓部会はJR長野駅前で10万署名活動を行った。さらに市内の会場で郵政労働者総決起集会を行い、「大会闘争に勝利しよう」と誓い合った。
 JP労組本部が妥結承認を強行した「新一般職」とは安倍政権が進めようとしている「限定正社員」とまったく同じものであり、労働者を10割非正規職化する攻撃だ。これに対して郵政労働者の大反撃が始まったのだ。
 9・15総決起集会に集まり、9・25反動判決を絶対に阻もう。その力で職場から闘いを巻き起こし、「新人事・給与制度」の導入を阻もう。労組拠点の建設を目指して全国で闘おう。