週刊『前進』10頁(2534号6面1)(2012/04/30)
7・9「在留カード」阻止を
第23回外登法・入管法と民族差別を撃つ全国研究交流集会
480人が集い画期的成功
在日外国人労働者が主軸に
(写真 在留カード制度粉砕へ「団結ガンバロー」 【4月22日 横浜市開港記念会館】) (写真 仮放免者の会が在留カード阻止の7・9法務省デモを呼びかけ) 4月22日、横浜市開港記念会館で「新たな・・・
(写真 在留カード制度粉砕へ「団結ガンバロー」 【4月22日 横浜市開港記念会館】)

(写真 仮放免者の会が在留カード阻止の7・9法務省デモを呼びかけ)
4月22日、横浜市開港記念会館で「新たな入管体制ゆるすな! 『在留カード』粉砕!」を掲げた第23回外登法・入管法と民族差別を撃つ全国研究交流集会が開かれた。集まった480人は民族・国籍・国境を越えた国際連帯、在日・滞日外国人労働者と日本人労働者の団結した力で「6・20世界難民デーに在留カード阻止・法務省包囲デモをやろう! 7・9在留カード制度開始反対の法務省行動を組織しよう!」と決議した。韓国からは民主労総ソウル本部のパクヨンチャン副本部長と移住労組のウダヤ・ライ非常対策委員長が参加。世界十数カ国・地域出身の外国人労働者、難民・仮放免者が一堂に会し、福島の怒りと固く結合し、世界大恐慌下で反原発・反失業、反新自由主義の新たな共同闘争をスタートさせた。(本紙・室田順子)
福島の怒りと結合
昨年9・28東京入管デモと3・11郡山の記録ビデオ上映後、全国実行委のビルマ民主化活動家と全学連の松室しをりさんの司会で開会した。
連帯あいさつでは、在日中国人、在日ビルマ人が3・11以降、被災地支援に取り組んできたことを報告し、「昨年、日本で1867人が難民申請をしたが、難民認定されたのはわずか27人だけ」「外国人も人間である。難民も人間である」「団結して労働者の権利を守ろう」と呼びかけた。高校無償化からの朝鮮学校排除と闘う在日朝鮮人からの連帯メッセージが紹介された。
〈再稼働とめよう! 世界の核と原発なくそう!〉のアピールでは、ふくしま合同労組の坂元太平副委員長と「すべての原発いますぐなくそう!全国会議」の織田陽介事務局長が発言。坂元さんは「学校の除染作業にお母さんがフィリピン人の16歳の青年が従事している。私も原発から50㌔の東北自動車道のガソリンスタンドで働いている。ガソリンは被災者の命綱だと1日8時間以上働いてきた。低線量被曝なのか最近体調が悪いが、医者は原発のせいだとは言わない。そこでふくしま合同労組では信頼できる診療所をつくろうと運動をしている」と報告し、反撃の力は労働組合だと6・10国鉄全国集会への結集を訴えた。
織田さんも「いま廃炉作業に従事している労働者のほとんどが在日外国人、被差別部落出身者、非正規労働者です。僕たちが国境を越え、あらゆる差別を超えて団結をつくり出すことができるかどうかが、勝負だ」と、原発再稼働阻止と福島診療所建設を訴えた。
隣に外国人労働者
集会の基調報告を牛久入管収容所問題を考える会の田中喜美子さんが提起した。冒頭「高英三(コヨンサム)さんを始め在日朝鮮人の新たな戦闘的潮流とともに89年に開始した全国実運動を今日的に継承し、発展させていこう」と確認。在留カード制度を軸とする新たな在留管理制度が「外国人を徹底管理し、排外主義をあおって日本の労働者階級との分断を図ろう」とするものであると指摘し、「今日、あなたの隣に仮放免者、難民申請者が多く座っています。80年代以降の新自由主義が多くの移住労働者を必然的に生み出しました。この集会も11月労働者集会も滞日・在日外国人が組織者として世界の労働者の団結を求めて闘っています。生きさせろ! 幸せになる権利は誰にもある。権利は闘ってこそです。私たちは団結した力で日本を、世界を変えましょう!」と力強く呼びかけた。会場から大歓声が呼応した。
〈労働組合で団結しよう!〉として多くの国籍の労働者を組織している労働組合と、地元神奈川の湘北合同労組が外国人組合員とともに登壇し、外国人への社会保険適用の取り組み、劣悪な労働条件や解雇との闘いを報告した。
〈国際連帯で勝利しよう!〉では民主労総ソウル地域本部が、今年10年目を迎えた動労千葉との国際連帯を発展させようと訴えた。(要旨別掲)
カンパアピールの後、難民家族であるクルドの子どもたちと編む夢企画の織田朝日さんが、クルドの歴史を朗読した。国を持たない民族としては世界最大のクルド人。闘いの歴史を堂々と朗読した子どもたちは、自己紹介で得意科目と将来の夢を語った。入管との闘いは、この子たちの夢を実現させる闘いなのだ。
続いて仮放免者の会が登壇し、7・9法務省デモを呼びかけた。「一緒に集まって団結すれば変えられる」「私たちは労働者だ。原発だけ、沖縄だけ、在留カードだけでは力にならない。すべてが労働者に対する新自由主義の攻撃なのだから、みんなですべてのことを解決し、世界を変えよう。この力で星野さんも取り戻そう」「外国人だけではなく、日本人と一緒になったらなんでもできる」「正義のために団結しよう!」
労働組合の再生を
すべての発言を受けて動労千葉の田中康宏委員長が国鉄闘争全国運動6・10大集会への結集を呼びかけた。「もうがまんの限界だ。この社会を変えなければ生きていけない。新自由主義とは、労働者を競争に駆り立て、非正規職にし、未来を奪うことだ。労働組合破壊であり、民族差別そのもの、戦争そのものだ! 一番先に切り捨てられるのは外国人、それが在留カード攻撃だ。在日外国人と同じ怒りをもって連帯しよう。労働組合をよみがえらせれば、満ちあふれている怒りが大きな力となって、この国の政府を倒すことができる。この場から腐り果てた日本を変えるために立ち上がろう!」
司会から7・9「在留カード」阻止の集会決議案が提案され、満場の拍手で決議された。
最後に斎藤郁真全学連委員長の音頭で団結ガンバロー! インターナショナルが会場いっぱいに響きわたった。
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5月9日、横浜市鶴見で開かれた第21回外登法・入管法と民族差別を撃つ全国入管研究交流集会に510人が集まった。韓国から民主労総ソウル地域本部とソウル京畿仁川(キョンギ・インチョン)移住労働者労働組合が参加。ソウル本部のノミョンウ首席副本部長のリードで「労働者は一つだ!」とこぶしを突き上げた。
全国実行委員会から「怒りを一つに! 民主党・連合政権を打倒しよう!」と鮮明な基調提起が行われた。「在日・滞日外国人労働者とともに怒りを一つに団結し、民主党・連合政権を打倒しよう。大恐慌下の入管闘争を実践しましょう。労働者階級が民族・国籍・国境を越えて団結した時に国家権力によってつくられた入管体制は必ず粉砕することができます。その闘いの柱が
労働者は一つだ!
4月18日、第19回外登法・入管法と民族差別を撃つ関西研究交流集会が大阪・東成区民ホールで開かれた。集まった250人の誰もがこの1年、「打ち破ろう分断! 取り戻そう団結! 民族差別・排外主義と入管体制を打ち破り、全世界の労働者は団結しよう!」のスローガンのもと実践に踏み込んできた自信にあふれていた。基調報告に立った国労5・27臨大闘争弾圧裁判被告でもある国労奈良電車区分会の橘日出夫さんは、「分断を許さず、怒りを一つに団結し、民主党・連合政権を打倒しよう!
「改悪入管法粉砕、在留カードの導入を阻止しよう。世界は革命情勢です。国鉄と安保・沖縄闘争で民主党政権を打倒しよう」と基調報告は訴えた。これと一体のものとして、


