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福島県教組と連帯し、教研集会で全国の教育労働者に3・11決起を訴え

s20120202c.jpg 日教組第61次教育研究全国集会が1月28~30日、富山市で開催された。今次教研集会は、野田政権の原発再稼働と対決し、日教組本部の制動を突き破って現場から3・11福島現地闘争への総決起をつくりだしていく決定的な場となった。
 福島県教組は3・11郡山集会へ全力だ。昨年12月には、文科省の放射線副読本を「フクシマの苦しみを無視し原発を正当化している」と断罪する見解を表明、教研集会でも各分科会で原発事故に関する報告を行った。この決起と連帯して、全国労組交流センター教育労働者部会は、富山現地で3・11郡山集会への結集を呼びかけた。 

 日教組本部は、警察権力とともに全体会場をフェンスで囲み、IDカードを持っていない組合員を排除し反原発のビラもまかせない暴挙に出た。だが、こうした本部の妨害をはねのけ28日早朝、吹雪の中、宿舎から全体会場に向かうバス乗り場で、3・11郡山集会と橋下打倒を訴えるビラを次々と手渡した。
 午後からの分科会会場前でも、横断幕を掲げビラをまき、反原発の署名を集め、福島県教組の組合員とも交歓、3・11集会での再会を約束した。
 分科会は726本のうち77本が大震災と原発事故関連の報告であった。子どもたちを放射能から守るという思いがほとばしる熱い議論も取り交わされた。「原発も基地も職場の多忙化攻撃も同じ問題だ」と福島との連帯についても語られた。
 しかし、全体会の中村譲委員長のあいさつには3・11郡山集会もなければ、文科省の「放射線安全教育」への批判もない。橋下大阪市長への言及もゼロ。全体会では平野文科大臣の祝辞も読み上げられ、大雪で到着できなかったが原発推進の古賀連合会長を来賓に呼ぶあり様だ。日教組本部は職場と子どもたちを守るのではなく、野田政権と連合を守っているのだ。
 現場から闘う日教組をよみがえらせ、3・11郡山集会へ総結集しよう。(KZ)

●組合員の感想
 教育労働者の使命は、子どもたちを守ること。福島原発事故に対する怒りと反原発闘争の爆発を受けて、今回の教研集会のテーマは、フクシマの子どもたちを放射能から守れ!が最大のテーマとして押し上げられていた。
 全国各地からのたくさんのレポートは、全国の教育労働者の実践であり、苦闘の報告でつづられていた。そして、それらレポートを受けて討論をすすめていくと、福島原発事故後の教育とはいかにあるべきかという課題にストレートにつきあたってくる。子どもたちにいったい何を教えるのか、子どもたちといかなる関係を築き上げていくのか、そのような教育の根本的な課題が、すべての実践から始まる討議の中で出てくるのだ!
 ある教育労働者が言った。「福島から避難した生徒の前で、原発の事故や放射能の危険性を言うのはつらい」。すると別の教育労働者が言う。「本当に子どもたちを守りたい! この数か月間、そのために頑張ってきた」。さらに発言が続く。「私たちがこうやって全国から集まっているのだから、みんなで力を合わせたらできることはたくさんある。福島県教組とさらに強く団結しよう! 私たち日教組ができることは何だってしよう!」
 熱い討論の中で涙ぐむ人、一生懸命訴える人、その思いを全身で受け止めて聞こうとする人、そこには全国から集まった教育労働者が、思いを一つにした瞬間があった。団結とはこういうことなのだ!
 このような思いを決議として決定し、方針を出して運動として展開していく時がとっくにきている。何としても、子どもたちを放射能から守る取り組みをさらに力強く展開していきたい。  

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