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三里塚反対同盟が新年デモと団結旗開き

s20130114b-1.jpg 1月13日、三里塚芝山連合空港反対同盟の新年初の敷地内デモと団結旗開きが行われた。午前10時、まず東峰神社に集まり、新年恒例の鳥居のしめ縄の付け替えを行った。頭上40メートルをすさまじい騒音とともにジェット機が次々と離陸していく。この場所は、暫定滑走路の南への延伸を阻む闘いの拠点だ。作業を終えて、東峰の開拓組合道路へ移動した。すでに大量の機動隊と私服刑事がものものしい警備態勢を敷く中、デモ参加者がさらに続々と駆けつけ、お互いに新年のあいさつを交わす。
 集会が始まり、司会の萩原富夫さんが第一声で「新たな気持ちで決戦に立とう。反対同盟は宣伝カーを新しくしました」と報告すると歓声が起こった。 

s20130114b-2.jpgs20130114b-3.jpg 続いて伊藤信晴さんが反対同盟の2013年闘争宣言を読み上げ、「本日をもって半年間の非常臨戦の決戦を宣言する」との力強い結語に大きな拍手が湧いた。北原鉱治事務局長があいさつに立った。「現闘本部に対して行ったような闇討ちを市東さんに対しても行ってくるだろう。この空港建設は最初から間違っていた。三里塚の闘いは生きる権利の主張だ」と決起を訴えた。
 シュプレヒコールを上げて140人がデモ行進に出発した。旧県道に出ると目の前に天神峰の市東孝雄さんの畑が広がっている。この農地、作業場などをすべて明け渡せと成田空港会社(NAA)は迫っているのだ。市東さんの家の前を通り、すでにその姿を現している第3誘導路をにらみながら、デモは市東さんの南台の畑に到着。ここの農地もNAAは奪おうとしている。参加者は怒りを倍増し、豊かな恵みをもたらすこの土地を、労農学連帯の力で絶対に死守することを固く誓い、さらに天神峰までの往復デモをやりぬいた。
 デモの熱気を引き継いで、午後から成田市内のレストランで団結旗開きが行われ、参加者は160人に増えた。「闘争宣言」の読み上げに続き、北原事務局長があいさつを行い、農地死守・実力闘争の原則を守り闘ってきた47年の歴史を踏まえ、闘いへの決起を促した。続いて市東孝雄さんが大きな拍手に迎えられて発言に立った。「農地や作業場を取られるということは、農家をやめろ、死ねとs20130114b-4.jpg言われるのと同じです。まだまだ力が足りません。沖縄基地、原発に憤りを感じている民衆の最先頭に三里塚勢力が立ち、今年を歴史を変える1年にしましょう!」と、気迫をみなぎらせて農地決戦への意気込みを示し、参加者を奮い立たせた。
 連帯あいさつの最初に動労千葉の田中康宏委員長がマイクを握った。「労働者と農民は車の両輪だ。支配階級は、自分たちが生き残るために農業を破壊し、労働者の雇用と賃金を破壊している。許すことはできない! 階級的労働運動の復権を職場からやりぬき、反対同盟との労農連帯を貫く。この二つを必ず結実させる」と断言し、三里塚大結集の力で農地強奪を粉砕することを呼びかけた。さらに多くの発言や決意表明が続いた。全国農民会議の農民は三里塚、反原発を全力でともに闘い、労農連帯を発展させる気概を表した。顧問弁護団の葉山岳夫弁護士は農地裁判の現状を報告し、徹底的に闘い勝利する決意を明らかにした。全学連の斎藤郁真委員長は、決戦に備えて全学連現地行動隊を増強したことを報告し、危機にかられた農地強奪攻撃を実力闘争で粉砕する決意を述べた。革共同の鎌田雅志同志は「3・24全国集会に1千人の隊列を登場させ、市東さんの農地を守りぬく」とアピールした。
s20130114b-5.jpg 最後に萩原進事務局次長が2~3月闘争方針の提起を行った。「市東さんの裁判は、安倍政権の反動攻撃の頂点に位置している。三里塚が勝つために、沖縄、福島、動労千葉と本当に一つになって闘わなくてはならない」と語気鋭く訴えた。そして2月4日、同18日の農地裁判では千葉市内一帯を騒然とさせる集会・デモ・宣伝戦を展開し、第3誘導路供用開始予定の3月7日には現地闘争でこれを迎え撃ち、その勢いで3・24全国集会に1500人の大結集を実現することを宣言した。この攻勢的大方針は歓呼の声と大拍手をもって迎えられた。反対同盟と労農学人民が打って一丸となって勝利へと突き進む2013年の幕開けにふさわしい熱気と高揚の中で、旗開きは締めくくられた。(TN)

◎市東さん行政訴訟・農地法裁判
2月4日(月)午後1時30分開廷 千葉地裁 ★萩原進事務局次長の証人尋問
2月18日(月)午後1時30分開廷 千葉地裁 ★市東孝雄さんの本人尋問

(傍聴券抽選のため1時間前に集合) 

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