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動労総連合大会 組織拡大春闘へ決戦態勢

20131214c-1.jpg 動労総連合は12月8、9日、第28回定期全国大会を千葉市内で開いた。特定秘密保護法の強行採決という緊迫した情勢下の大会で、動労総連合はこれまで以上の団結を固め、2014年の決戦方針を確立した。
 あいさつに立った田中康宏委員長(動労千葉)は、「昨日の秘密保護法の強行採決を満腔(まんこう)の怒りで弾劾する。これは戦争のための法律だ」と切り出し、「国会前に人びとが集まり抗議の声を上げるのは3・11以降、当たり前のことになった。労働者の怒りに火がつき始めた。しかし、それを力あるものにするためには労働組合が前面に立たなければならない」と訴えた。 

 また、この1年の動労総連合の闘いを「1047名闘争、外注化反対闘争、被曝労働拒否の闘い、組織拡大闘争と、今まで労働運動が実現できなかったことを実現し、画期的地平を切り開いてきた。これを、組織拡大で力あるものにする課題が残されている」と総括。2014年の方針を提起して、「1047名闘争は最高裁での闘いになる。ここで勝てたら労働者へのあらゆる攻撃の土台を覆せる。すべての力を尽くして闘う価値がある」と訴え、外注化阻止闘争について「抵抗を継続するだけでなく、粉砕する」と述べ、「来年は分割・民営化に決着をつける。その決意を固めてほしい。すべてを貫く最大の課題は組織拡大。この数年が勝負だ。困難な闘いだが、これだけ怒りが蓄積している中で、あきらめさえしなければ必ず堰(せき)を切ったような決起はつくり出せる」と力説した。
 石井真一副委員長(動労水戸)が経過を報告し、川崎昌浩書記長(動労千葉)が、①1047名解雇撤回・JR復帰に向けての国鉄闘争全国運動のさらなる拡大、②検修・構内外注化粉砕とライフサイクル制度撤廃、③反合・運転保安闘争と組織拡大闘争の一体的前進、④貨物賃下げ攻撃粉砕を軸とする14春闘、⑤反原発・反失業、新自由主義と闘う労働組合の全国ネットワークの本格的な発展、⑥組織強化・拡大への全組合員の総決起--を柱とした運動方針を提案した。
 討論では、多くの代議員が外注化後の職場の状態を怒りを込めて報告した。外注会社の作業責任者になっているJRから出向した管理者たちは検修業務のことをまったく知らず、JRと外注先の現場の担当者が直接、打ち合わせをして業務を回していること、構内運転業務は外注化されているが、構内運転士にJRの指令から直接指示が出されていることなど、偽装請負の実態があらためて明らかになった。
 貨物の代議員は賃下げへの怒りを語り、5・1メーデーでの本社抗議行動のような闘いを=2k=14=wa=春闘でも設定してほしいと訴えた。動労千葉の青年組合員はライフサイクル制度撤廃、北島琢磨青年部長を運転職場に取り戻す闘いに全力を挙げると断言した。動労千葉木更津支部の代議員は、通勤・通学時間帯は久留里線のワンマン運転を実質的に粉砕していると報告し、ワンマン運転全面撤回へ闘うと決意を述べた。動労水戸の代議員は常磐線の竜田延伸阻止への闘志を表し、動労西日本の代議員は契約社員制度撤廃へ、山田和広書記長の解雇撤回闘争を闘いぬくと表明した。動労連帯高崎に結集した高崎鉄道サービスの労働者は、夜勤が連続するなどの過酷な勤務実態を告発した。
 総括答弁に立った田中委員長は、外注化粉砕闘争について、職場の実態報告を徹底的に本部に集中し、強制出向無効確認訴訟に反映させるとともに、職場で決定的な時期をとらえて抵抗闘争に立つため意識的にできることを考え抜こうと訴えた。また、エルダー組合員が職場で亡くなったことを強く弾劾し、この問題で外注会社を徹底追及すると述べ、こうした労働を強いられている外注会社の労働者をも対象に、組織拡大に本格的に挑戦しようと強調した。
 大会は運動方針を全員で承認し、スト権を満場一致で確立した。11・3労働者集会で採択された「改憲反対労組声明」をあらためて確認し、その賛同拡大へ打って出ることを総意で決定した。動労総連合は14年決戦の方針と態勢を打ち固めた。(I)
 

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