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『赤旗』が元号を復活 天皇制への屈服をアピール

20170406e-1.jpg 日本共産党の機関紙『赤旗』が、4月1日から紙面で元号の表記を復活させた(写真)。元号が「昭和」から「平成」に変わった1989年以来、28年ぶりとなる。
 この措置について、共産党は「『西暦だけでは不便。平成に換算するのが煩わしい』『元号も入れてほしい』など読者のみなさんからの要望をうけた措置です」(4月5日付『赤旗』)と説明しているが、真相はそんなところにはない。共産党は、昨年からの国会開会式への出席、天皇アキヒトの8・8ビデオメッセージへの賛同に続いて、天皇制への屈服と隷従を鮮明にさせたのだ。それを支配階級にアピールすることに狙いがある。

 安倍政権は今国会で、天皇退位の法整備に向けて動いている。3月3日に開かれた与野党代表者の全体会議では、政府・与党が「現天皇に限り生前退位を認める特例法」を提案したのに対し、野党側からは、皇室典範改定を主張する民進党を差し置いて、共産党が真っ先に政府・与党の提案を容認。「共産党の柔軟姿勢により、こうした方向で調整が進む可能性が出てきた」(3月3日付時事通信)と報じられている。要するに、天皇の退位・譲位が滞りなく進むよう、政府・与党と大いに意気投合し、天皇への忠勤に励んでいるのが共産党なのである。共産党は「天皇のもとに一つの国民である」という階級融和、労働者階級の闘争圧殺の側に完全に立ったのだ。「国民統合の象徴」としての天皇制への屈服の完成である。
 本紙2816号の「焦点」でも論じたように、元号とは荒唐無稽(こうとうむけい)で非合理的な天皇制イデオロギーの反動性・反人民性を象徴するものであり、人民の生活を「天皇の臣下の歴史」として記録させようとするものだ。歴史をつくる主体である労働者階級人民をこれほど愚弄(ぐろう)するものがあるだろうか。こんなものは廃止あるのみだ。
 天皇制に屈従する共産党を弾劾し、のりこえて、今こそ新しい労働者の党をつくろう。

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