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三里塚一斉行動、強制執行阻止署名始まる

20170417a-1.JPG 4月15日、三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連絡会議は第47回の空港周辺地域一斉行動に立ち上がった。成田ニュータウンでの3・26全国集会の成功の上に、「農地死守、第3滑走路阻止」の闘いをますます発展させるべく、全員が闘志に燃えて闘い抜いた。
 午前8時30分に、天神峰の市東孝雄さん宅離れ(決戦本部)に集合し、打ち合わせを行った。3・26集会で提起された農地取り上げ強制執行阻止の請求異議裁判署名運動が、今日から本格的に開始される。署名への協力を訴える真新しいカラーリーフレットができ上がってきた。周辺地域住民から集めるのはもちろん、「戦争反対」の声を上げる人びととの連帯を求めて、署名を携えて国会前などへ積極的に打って出ることを確認した。

 20170417a-2.JPGまたこの日用意された「反対同盟ニュース」第43号は、3・26集会の報道に加え、騒音問題、夜間早朝の飛行時間延長の策動に怒る住民の声、米トランプ政権のシリア攻撃を弾劾するアピールなどを載せている。
 全員が署名用紙、リーフ、同盟ニュースを携えてそれぞれの担当地域に飛び出していった。
 汗ばむほどの陽気の中、事務局員の伊藤信晴さん、太郎良陽一さんは芝山町を中心に一軒ずつ訪ねてニュース、リーフを配り、署名を訴えながら粘り強く対話を重ねていった。伊藤さんは署名20筆を集めた。
 NAAは3月から芝山町岩山地区にある航空科学博物館内に「内窓体験ハウス」なるものを設置した。内窓を取り着けた防音効果をアピールするというわけだが、住民からは「寝室だけで何の防音対策になるのか」と怒りの声が上がっている。
 しかも「谷間地域」の住民たちは、その内窓対策からも外されている。「谷間」とは、芝山町のA滑走路の延長線と第3滑走路予定地にはさまれた地域。二つの滑走路を発着するジェット機の騒音に「はさみ撃ち」にされながら、「騒音の指数は基準値以下」と線引きされ何の補償もされない。倍以上になって襲いかかる騒音に「ひたすら耐えろ」というのだ。
 反対同盟の訪問は各地で大歓迎された。地域を分断し破壊する空港と行政への怒り、将来への不安などが語られた。全学連現地行動隊には「若い力を発揮して」と期待と激励が寄せられた。
 この3日前の12日、反対同盟と支援連は、第3滑走路予定地の詳しい現地調査を行った。予定地の境界線を確かめ、移転を強要される200戸の家々と山林、田畑などをつぶさに見て回った。そこで実感した第3滑走路への怒りが具体性をもって、今回の一斉行動で住民一人ひとりに伝わった。「自分の地域でも空港機能強化反対の看板を立てたい」という相談が持ち込まれた。
 署名を訴えると、リーフの一面を飾る市東さんの勇姿が強い印象を与え、「同じ農家として」と多くの人がペンを執った。
 夕方に再び市東さん宅離れに集合し、闘いを集約した。この日一日で、東峰地区など近隣から寄せられた分も含め138の署名を獲得した。全員が足で稼いだ数だ。強制執行阻止の請求異議裁判の開始を喜ぶ住民の声も報告された。
 次回一斉行動日を5月14日と確認し、最後に東峰の萩原富夫さんが「目標を決め、全員が発奮して署名をどんどん集めよう」と呼びかけ、締めくくった。(TN)

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