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「闇は光に勝てない!」第一交通武蔵野に対し、解雇撤回の社前闘争とデモ

20170511a-3.JPG 4月16日、東京のタクシー会社・第一交通武蔵野に対し、多摩連帯ユニオンは、第一交通武蔵野分会長Oさんの解雇撤回の社前闘争・デモと集会を行った。三多摩をはじめ、東京各地区の労働者約30名がかけつけ、勝利的に打ち抜いた。
 小泉政権の構造改革以来、規制緩和攻撃が集中的に襲いかかったのが、一つは介護・福祉で、もう一つはタクシー業界だ。新規参入が相次ぎ、営業成績の上がらないタクシー会社は大手のタクシー会社に買収される。第一交通武蔵野も、親会社である第一交通産業が、一昨年の冬にユアーズというタクシー会社を買収してできた会社だ。

20170511a-2.JPG 買収の過程で起きた就業規則の改定にともなう労働条件の不利益変更に怒り、立ち上がったのがOさんだ。分会ニュースを自ら作ってまき、資本との交渉にも立った。これに対して、第一交通産業資本は、組合つぶしのために雇い入れた暴力団関係者を使って暴行を働いたり、出庫妨害を行ったりした。
 Oさんはたび重なる当局の不当労働行為と闘い、昨年の秋に体調を崩し、休職を余儀なくされた。すると、会社は今年になって、「1月9日に休職期間が満了した」という通知をOさんに送ってきた。新就業規則によれば、「休職期間が満了し、なおかつ復職のメドがたたない者は、自然退職になる」という。すなわちOさんはたった2ヶ月の休職で解雇されたのだ。
20170511a-1.JPG こんな不当な解雇は断じて認められない!社前闘争では事務所のあるマンションの前に横断幕を広げ、道行く人に解雇の不当性を訴えた。デモは、周辺住民の注目を浴び、「闇は光に勝てない!真実を武器に闘うぞ!」のコールに手を振る人もいた。
 決起集会では、Oさんが「労働条件落ちた日本死ねという言葉が溢れている。第一交通産業は、タクシー業界の森友学園だ。この闘いは安倍政権との直接対決だ」と訴え、万雷の拍手を受けた。
 全国労働組合交流センター・民間交通運輸部会の藤井高弘さんは、「第一交通はブラック企業の最たるものだ。安倍はタクシー業界を成長戦略に位置づけ、さらなる規制緩和として白タクの合法化に手をつけた。タクシー労働者にさらなる低賃金・長時間労働を強制するものだ」と弾劾した。杉並から駆けつけたタクシー労働者も、「100時間残業という過労死ラインの労働は認められない。職場で闘おう」と訴えた。南部からもタクシー労働者が駆けつけた。
 三多摩からも、多摩連帯ユニオン根岸病院分会、日本機械工業労組、さらに新しく労働組合を結成した介護福祉施設の労働者が連帯の発言を行った。
 東京のタクシー労働者の多くは、18〜21時間の隔日勤務という異常な長時間労働と低賃金のもとで働かされている。その一方で第一交通武蔵野は、損害賠償全額を乗務員に押し付け、懲罰規定を改悪した。タクシー労働者は、疲労と不安の中での乗務を強制される。Oさんは「労働者の権利はないところに安全はない」として、闘った。今回の解雇はそれに対する報復にほかならない。
 私たち多摩連帯ユニオンは、Oさんの怒りをわがものにし、解雇撤回の日までともに闘う。
(多摩連帯ユニオン・加納敏弘)


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