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農地死守!―三里塚で新年初の敷地内デモと団結旗開き

  • 2019年1月14日 20:55

20190114b-1.jpg 1月13日、三里塚芝山連合空港反対同盟は、請求異議裁判反動判決への怒りも新たに、2019年初の敷地内デモと団結旗開きを行った。
 晴天に恵まれたこの日午前10時、反対同盟は新年恒例行事として東峰神社の鳥居のしめ縄の交換を行った。頭上40メートルの至近距離を轟音を立てて数分おきにジェット機が飛び立つ中で作業が手際よく進められた。この場所も住民の総意で守り抜いてきた、空港完成を阻む重要拠点だ。。
20190114b-2.jpg デモ出発点である市東さん宅南の開拓組合道路に、全国の仲間150人が色とりどりの旗・のぼりを携えて集まり、反対同盟と新年のあいさつを交し合った。10時30分、太郎良陽一さんの司会で集会が始まった。
 東峰の萩原富夫さんが反対同盟の第一声として、農地強奪強制執行を認めた千葉地裁・高瀬裁判長による12・20請求異議裁判反動判決を激しく弾劾し、控訴審を実力闘争の一環として闘い抜く決意を表した。そして、さらなる騒音地獄と大規模強制移転をもたらす空港機能強化策=第3滑走路計画に対する地域住民の怒りが高まっていることを報告し、沖縄・辺野古の闘い、労働組合の闘いと連帯し、三里塚が戦争・改憲阻止の先頭に立つことを高らかに宣言した。
 続いて、動労千葉の関道利副委員長が発言し、昨年の幕張事業所の職場代表選挙勝利を振り返りながら、動労千葉結成40周年の節目にあたり、労農連帯を強めて、国鉄闘争・三里塚闘争を闘い抜く決意を表明した。

20190114b-3.jpg 関西実行委、市東さんの農地取り上げに反対する会の発言に続き、反対同盟顧問弁護団の葉山岳夫弁護士が、12・20判決を「お粗末でデタラメな反動判決」と逐条的に断罪し、直ちに控訴して当面の執行停止をかちとったことを報告し、実力闘争の一環として今後の裁判闘争に取り組む決意を明らかにした。
 全学連の高原恭平委員長は、天皇代替わりと改憲攻撃を迎え撃つ2019年決戦の重大性を訴え、半世紀を超えて「空港絶対反対」を貫いてきた三里塚の意義を確認し、全学連が実力闘争の先頭に立つことを誓った。
 意気高くシュプレヒコールを上げて、寒風を突いてデモに出発した。宣伝カーからは婦人行動隊の宮本麻子さんが、「農地死守」の訴えを一帯に響かせた。
 デモは、市東さん宅南の旧小見川県道に出て、天神峰耕作地前を通り、第3誘導路を突っ切り、弾圧の機を窺う警察・機動隊を寄せ付けず交差点を北上。豊かな作物が実る市東さんの南台の耕作地に到着した。市東さんが毎日往復する道だ。まさに、日々耕し続けることこそ国策攻撃を打ち返す市東さんの不屈の闘いであると、全参加者は実感した。
 午後1時、成田市内のレストランを会場として、反対同盟の新年団結旗開きが開催された。
 婦人行動隊の木内敦子さんが前半の司会を努め、最初に萩原富夫さんが反対同盟の2019年「闘争宣言」を読み上げ、「①12・20不当判決徹底弾劾、②空港機能強化・第3滑走路粉砕へ、③戦争・改憲の安倍政権を打倒し、3・31全国総決起集会へ!」の3点を訴えた。特に、執行停止決定の担保金の確保と裁判費用のために、「400万円カンパ運動」を呼びかけ、参加者は大きな拍手で応じた。
 続いて市東さんがあいさつに立った。「どのような攻撃があろうと、私は今後も天神峰で生きていくことを宣言します。12月20日の反動判決に腹の底からの怒りを感じています。農地は農民の命であり、その命にはぐくまれた野菜を皆さんに届けています。この2年間が勝負だと思っています。安倍政権は、動労千葉、関西生コン支部のような闘う組合への弾圧を強めている。絶対に認められない。沖縄・福島・三里塚へもますます攻撃が強まるだろうが、みんなの力でこれを打ち返しましょう。父から農業を継いですでに20年になりました。父の信念であった"闘魂ますます盛んなり"、この言葉を今年も貫きます」。
 この鮮烈な決意に続けて、市東さんが力強く音頭を取り盛大に乾杯。
 最初に連帯のあいさつに立った動労千葉の田中康宏委員長は、12・20反動判決と空港機能強化策を怒りを込めて弾劾した。さらにJR東労組から3万5千人もの組合員が脱退し、当局・カクマルの結託体制が崩壊する状況のもとで、2019年を労働者の誇りと団結を取り戻す年にして、安倍政権打倒の大反乱を房総半島から巻き起こすことを熱く訴えた。
 後半の司会を宮本さんに代わり、群馬・市東さんの農地を守る会、全国農民会議の小川浩共同代表、動労水戸の杉井文彦執行委員、婦人民主クラブ全国協議会の三浦正子代表、星野文昭さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の星野暁子さん、全国水平同盟杉並支部の狩野正幸書記長、関西新空港絶対反対泉州住民の会代表・中川いくこさん、都政を革新する会・北島邦彦事務局長などが、反動判決への怒りと共に農地を守る連帯のあいさつを行った。
20190114b-4a.jpg 革命的共産主義者同盟の鎌田雅志同志は、不当判決に全身の怒りを表し、改憲・戦争の安部政権打倒へ向け3・31全国集会への大結集を訴えた。そして当面の最重点課題として①4月杉並区議会議員選挙でほらぐちともこ候補を押し立てて闘う、②年度内に星野文昭さんの奪還を必ず実現する――の2点を強調した。
 連帯発言の最後に、若い全学連の学生が並び、会場の熱気を高めた。あらためて高原委員長が、①ほらぐち候補の杉並選挙戦に必ず勝利し、②天皇代替わり攻撃を粉砕し5・1メーデーを労働者の祭典として実現するとの決意を述べた。続いて加藤一樹書記長が、「三里塚は労働者・学生の希望の闘いとして今ここに残っている」と確信を込めて提起した。
 最後に伊藤信晴さんが、400万円カンパ運動の推進と3・31全国総決起集会の大成功で、市東さんの農地を守り、空港機能強化策を打ち砕くことを全力でアピールし、団結ガンバローを三唱して締めくくった。(TN)

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