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三里塚69回目の一斉行動―「有志の会」チラシを弾劾

  • 2019年1月23日 17:36

20190123a-1.jpg 1月19日、三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連絡会議は第69回目となる今年初の空港周辺地域情宣一斉行動を行った。
 午前8時30分、成田市天神峰の市東孝雄さん宅離れに集まり、朝の打ち合わせを行った。
 最初に萩原富夫さんが、「空港機能強化策との闘いは今年が正念場。同盟ニュースの中身を充実させ、周辺住民とより一層つながっていけるようがんばろう」とあいさつした。続いて、伊藤信晴さんが、元脱落派事務局長・石毛博通らの「成田空港と地域の繁栄を目指す有志の会」が「成田空港圏みらいのカタチ」なるチラシを配布していることを弾劾した。「空港で地域が栄えるイメージを振りまいているが絵空事だ。芝山町では空港開港の際の目玉であった芝山鉄道や航空博物館は赤字となっている。芝山鉄道には毎月1千万円、航空博物館には1年で5千万円もの大金がつぎ込まれている。1万2千人に増えると言っていた人口も7千人になっている。40年経って芝山町はさびれていることは明らかだ」

20190123a-2.jpg 今回配布する同盟ニュースは第64号。3月31日に成田市赤坂公園で開かれる全国総決起集会への参加を呼びかける内容だ。さらに、「有志の会」のチラシについて「地域破壊の地獄絵図」と徹底批判を展開している。
 石毛らは、次世代航空機の登場で便数が2倍に増えても騒音は減り、「騒音地区」は「一等地」に変わるとデタラメな主張を述べ、「農地や森林の開発規制などのルールが地域づくりの足かせになっている」として大規模な規制緩和を要求している。地元住民が守り育ててきた農地や森林を企業に売り飛ばせと言う醜悪な主張を断じて許すことはできない。同盟ニュースでは、航空需要の予測を手掛けてきた運輸政策研究機構のトップが国に配慮して過大予測を行ってきたことを認めた2010年の新聞記事を掲載し、デタラメな予測で進められてきた空港拡張計画絶対反対で闘おうと呼びかけている。
 一同、ニュースを手に担当地域へと飛び出した。住民は市東さんの農地取り上げ不当判決に高い関心を示した。
「国家権力の正体見たりだ」「体をいたわりながら畑を耕し続けてください」「ぜひ天神峰カフェにも行きたいと思っている」
 さらに空港機能強化について「騒音だけでなく落下物の問題もある。住めなくなるのは変わらない」「若い人がいなくなり、空き家も増えた。箱モノを作っても維持が大変だ」「折り込みビラはバラ色の内容だが、人が住めないのでウソだ」など、NAAや「有志の会」のペテンを弾劾する声が寄せられた。
 午後4時30分。再び離れに戻った仲間は一日の集約を行った。「有志の会」らが描く空港で栄えるバラ色の未来などという幻想は周辺住民に一切ないことをハッキリさせ、横芝光町にも訴えを粘り強く展開することを確認した。次回行動日は2月23日。天神峰カフェを2月24日に開催する。(N)

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