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世界の闘い: 2010年9月アーカイブ

年金改革に反対し、フランスで再び300万人のゼネスト

s20100930b-1.jpg 9月23日、フランスでは定年退職年齢を2018年以降、60歳から62歳に引き上げる年金改革に反対する全国ストとデモが行われ、300万人が参加した。このストライキは9月15日に、フランス下院で年金改革法が通過し、10月5日から上院に審議が移されることに抗議し、法案を廃案にすることを要求する闘いとして提起された。300万人規模の年金改革反対の抗議行動は、9月に入って2度目(9月7日に270万人の抗議行動が行われた)であり、フランス労働者階級のサルコジ政権に対する怒りは極限的に高まっている。
 この日、公共部門と民間部門の労働者300万人が、全国230ヵ所で抗議行動を行った。この抗議行動やストライキで、フランス国鉄の電車の半分以上、オルリー空港発の旅客機の半分、シャルル・ド・ゴール空港発の旅客機の25%が運行を停止した。 

深センの日本企業で、労働強化と残業代カットに抗議のストライキ

s20100913a-1.jpg 9月7日午後、中国・深セン市の兄弟工業有限公司(日本のブラザー工業の中国における工場、現有従業員は1万人。プリンターを主要に生産している)で、数百人の労働者がストライキに突入した。仕事量の増大や残業代カットに抗議し、説明を求めたが工場側が回答を出さなかったので、仕事の放棄は全工場に広がり、9日までストライキ状態は続いた。10日以降は労働者が代表を選び工場側と交渉を続けており、スト継続かどうかは交渉の結果待ちという状態である。問題は、中国スターリン主義当局が、他の工場に闘いが波及するのを阻むために、賃金をこれ以上上げてはならないという指導をしていることだ。資本とスターリン主義の結託した圧殺攻撃を打ち破ることが、闘う中国労働者の課題となっている。 

インドで1億人がゼネストに決起!

s20100912b-1.jpg 9月7日、インド(人口約12億)で1億人がゼネストに決起した。インドの9つの主要組合が統一して呼びかけ、西ベンガル州やケーララ州を中心に全国で官民一体の根こそぎ決起のストライキである。公共サービスのみならず、自動車製造、炭坑、電力、銀行、保険、航空産業、交通、船舶、そして軍需産業の労働者も参加した。さらに技術者、織布、肥料、化学、造船、そして医療や交通部門の契約社員たちもストに決起した。
 ストの目的は物価上昇、民営化、外資への投資、非正規化、外注化そして政府の労働政策への抗議である。決起した労働者たちは最近作られた非正規労働者への援助制度への100億ドルの積み立て(現在は2億ドルにすぎない)を政府に要求した。 

ギリシャで民営化反対の交通スト

s20100910a-1.jpg 9月8日、ギリシャの公共交通労働者はパパンドレウ政権が狙うすさまじい首切り民営化攻撃に反対して5時間のストライキを決行した。バス、地下鉄、国内外の鉄道が正午から停止し、数百人の労働者が「われわれは売り物ではない!」「ギリシャも売り物ではない!」と叫びながら財務省に向けてデモをした。
 パパンドレウ政権はEUとIMFの指導下で6000人の鉄道労働者の半分の首切り、10%の賃金カット、公営鉄道の48%の売却というすさまじい首切り民営化を狙っている。 

フランスで年金制度改悪反対の闘い爆発

s20100909a-1.jpg 9月7日、フランスでは、サルコジ政権の年金給付年齢の引き上げ計画に反対して全国で300万人の労働者が怒りの声を上げた。運輸、教育、司法、医療、国営・民営のメディア、金融関係、自動車、石油関連の労働者を含む、公共・民間両部門の労働者はこの日、一日ストを行うとともに、全国200ヵ所でデモに立ち上がった。
 フランスでは今年6月の200万人の抗議行動を上回る今年最大規模の抗議行動となり、パリで27万人、トゥールーズで11万人、マルセイユで20万人、ボルドーで10万人がデモに参加した。 

南アフリカで公務員労働者が3週間のゼネスト貫徹!

s20100907a-1.jpg 南アフリカ(人口4900万人)でなんと130万人の公務員ゼネストが8月17日から約3週間も闘われた。アフリカ全土の学校・病院・裁判所をはじめあらゆる公共施設が停止し、ズマ政権の激しい非難やスト破り、軍隊や警察を使ったピケット労働者への逮捕・弾圧にもかかわらず戦闘的に闘い抜かれた。
 南アフリカでは、新自由主義政策の下での不況と激しいインフレによって、公務員も民間労働者もすさまじい貧困地獄にたたき込まれている(インフレ率は10年で180%)。この中で8・6%の賃上げと、月約1万円の住宅手当を要求する公務員ゼネストは、南ア労働者全体に大きな影響を与えるものとなった。 

教育労働者訪米団、ロサンゼルス統一教組と交流

s20100904a-1.jpg ロサンゼルス統一教組(UTLA)研修会の招きを受け、8月18~25日、全国労組交流センター教育労働者部会は、交流センターの二本柳実副代表ら4人の教育労働者からなる代表団を派遣し、多くの仲間と交流し、国際的団結を拡大した。UTLAは、全米第2の大都市ロサンゼルスの組合員数4万5千の巨大労組で、学校の分会長など、全活動家が一堂に会してじっくりと交流する機会は、この年に一度の研修会であり、「UTLAの年間最大のイベント」だといわれている。特に今年の研修会は、大恐慌の中で、新たな反撃の戦略を確立することが求められた「歴史の分岐点となる大会議」といわれ、800人以上の活動家が結集した。 

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