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世界の闘い: 2011年6月アーカイブ

釜山の韓進重工業で強制執行攻撃を打ち返し、85号クレーン死守!

s20110630b-1.jpgs20110630b-2.jpg 6月27日、韓国・釜山の韓進重工業影島造船所で続いている整理解雇撤回の高空籠城闘争に対する許し難い強制退去が執行された。午後1時半、裁判所の執行官と約200人の用役(作業員)が85号クレーンを死守する組合員ら40人を引きずり出した。しかし組合員らは「整理解雇撤回まで闘おう!」「解雇は殺人だ!」のシュプレヒコールを上げ、意気高く闘いを継続している。高さ35メートルの85号クレーン上には民主労総釜山本部のキムジンスク指導委員(写真1)が、クレーン中間部にも組合員(写真2)が死守隊として陣取っている。キムジンスクさんの高空籠城は173日目、金属労組韓進重工業支会の整理解雇撤回全面ストライキ突入から188日目だった。 

中国で医療労働者と住民の「病院を守る」闘いが大勝利

s20110624a-1.jpg 6月13日、中国・貴州省の省都の貴陽市にある貴陽第一人民病院の医師・看護士らは、貴陽市政府が病院用地を開発業者に売り渡し、病院を街の郊外に移転しようとしていることに抗議して、「命を懸けて第一病院を守る!」と横断幕を掲げて闘争に決起した。
 貴陽第一人民病院は、1919年の設立で100年近い歴史を持ち、現在約700人の医療関係の労働者が働いている病院である。病床も805床あり、医療技術も中国でトップクラスと認定されている。いま中国では、「改革・開放」政策の中で、病院は資本と官僚のすさまじい金儲けの場となり、暴利をむさぼる病院に対する労働者の激しい怒りが存在しているが、そんな中で貴陽第一病院は、医療の質といい、良心性といい、労働者住民の厚い信頼を得ていた。 

中国の日系シチズン工場でストライキ

s20110619a-1.jpgs20110619a-2.jpg 6月12日より、中国の広東省東莞市長安鎮にある日系シチズンの時計工場で2000人の労働者のストライキが続いている。毎日5~6時間の残業を強制され休む時間もなく、さらに就業10分前の出社と朝礼への参加を強制され、それに遅れると賃金から罰金をとられることに抗議してのストライキである。16日にはこの工場の数百人の労働者が長安鎮政府へのデモ行進を闘っている(写真左)。 

広州で十数万人の大暴動が発生! 武装警察、中国軍との大激突に

s20110613g-1.jpgs20110613g-2.jpg 6月10日、露天商の妊婦が治安保安員によって暴行を受けたことから広州で暴動が発生、11日夜には十数万人の未曽有の大暴動に発展した。暴動は3昼夜にわたって続き、13日の深夜には広州軍区から大量の中国軍が武力制圧のために市内に入った。現在厳しいネット規制が敷かれ、外部への情報流出が事実上遮断されている。 

大学授業料半額化求め、学生先頭に2万余がソウルでロウソク集会

s20110612a-1.jpg 「無条件で大学授業料(登録金)半額引き下げを実施せよ!」――6月10日、ソウルのチョンゲ広場に午後6時過ぎから学生や労働者、市民が続々と集まり、2万人を超えて広場はぎっしりとなった。登録金の半額化を要求する21世紀韓国大学生連合や全国登録金ネットワーク、野党4党が主催するロウソク集会だ。10代の若者から老人までが「半額登録金を実現せよ」のメッセージボードとロウソクをもち、声を一つにして半額登録金を要求した。
 高校生も「他人のことでなく、まさに自分の問題」と制服のまま参加した。子どもを連れた親たちも「広場を埋めようと思って」やって来た。 

中国湖北省で住民2万人が市政府を包囲・突入・破壊の大決起

s20110611a-1.jpg 6月9日、湖北省恩施市利川市で、2万人ともいわれる住民が共産党市政府を包囲し、石などを叩きつけ、建物の中に突入し、執務室のバソコンなどを徹底的に破壊した。この事態に恐怖した政府はただちに武装警官を動員し、集まった住民らを暴力的に排除した。今も利川市は武装警官に武装制圧され、厳戒態勢に置かれているという。
 事態のきっかけとなったのは、冉建新さんといわれる市党委員会の幹部が、あらぬ不正の嫌疑をかけられて、獄中で虐殺された事件。 

中国・広東省で賃金未払いをきっかけに1000人の農民工が暴動

s20110608a-1.jpg 6月6日、四川省からの出稼ぎ労働者(農民工)への賃金未払い問題をきっかけにして、広東省潮州市潮安県で農民工の暴動が発生した。この暴動はさらに、四川省など外省からの農民工と経営者側が扇動して組織した潮安県籍の人々との激突にまでエスカレートし、現時点で少なくとも10人の農民工が重傷を負ったり、死亡したりしていると伝えられている。
 事件は6月1日にまでさかのぼる。6月1日、四川省の農民工である熊漢江さんとその家族は、華芸陶器会社に未払い賃金の支払いを要求しにいった。社長が「午後また来い!」と言ったことに彼らは激怒し、工場に入って抗議しようとしたところ、会社側は彼らの手足の筋肉を切断したのである。 

ドイツで16万人が反原発デモに決起!

s20110603a-1.jpg 5月28日、ドイツの21都市で原発反対の一斉デモがおこなわれ、全国で16万人が「原発やめよう」の声をあげた。ベルリンとミュンヘンで2万5000人、ハンブルグで2万人、ハノーバーで1万2000人などである。これは、福島原発大事故を契機にこのかんドイツで闘われている史上最大の反原発闘争の一環だ。
 この闘いを受けて、ドイツ政府は「2022年までに原発を全廃」すると発表した。しかしこれには大きなまやかしがある。それは、今後原発を次々に停止していって2022年には原発がすべてなくなっていることを意味するものではまったくない。むしろ、2022年までは現在稼働中の10基の原発をすべて維持するというのだ。 

エジプトで軍評議会と対決し、若者らが数万人のデモ

s20110601a-1.jpg 5月27日、エジプトの首都カイロで「第二の革命」の実現を訴え、軍最高評議会と対決する青年労働者ら数万人のデモが行われた。この日、タハリール広場に結集した数万人の青年労働者たちは、「タンタウィ(軍最高評議会議長)は辞任せよ!」「ムバラクを死刑に!」と叫び、労働者階級による新たな革命への決起を呼びかけた。
 2月革命の成果をかすめとった軍最高評議会は、革命を擁護するかのような態度をとりながら、実際には、1月25日にタハリール広場に集まった労働者人民に対する銃撃を指示したムバラク元大統領を4月中旬まで拘束しなかった。 

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