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世界の闘い: 2011年9月アーカイブ

中国・広東省で、土地の不正売買巡り農民5000人と武装警官が激突

s20110923a-1.jpg 9月22日、広東省陸富市東海鎮鳥坎村の村民が5000人が、村の共産党幹部による長年の村の土地の不正売買に怒りを爆発させ、村役場を取り囲んで抗議し、鎮圧に来た武装警官と対峙して徹底的に闘った。
 この村の先祖代々の土地は、以前から村の共産党幹部によって、村人の承認が一切ないまま、一方的に工業団地の用地として売られ続けてきた。しかもその売った土地の売上金がどこにいったのかも不明のままである。これを許せなくなった村人400人は、21日に工業団地に行って抗議した。この件で警察は、村民が工業団地の施設を破壊したとして、4人を逮捕した。 

インドでマルチ・スズキ自動車の労働者が巨大な闘いに決起

s2011091601b-1.jpg奴隷労働を強制するスズキ自動車
 自動車会社スズキのインド工場、マルチ・スズキ・マネサール工場で、奴隷労働と組合破壊に怒りを燃やして決起した労働者の闘いが爆発している。
 現在スズキは、インドの乗用車市場シェアの半分近くを占め、さらに生産を拡大しているが、スズキの工場では恐るべき低賃金で奴隷労働が強制されている。
 マルチ・スズキ、マネサール工場の労働者は、月7~8000円で働かされている、この地域の労働者と比べてほんの少し給料がよいが、彼らも劣悪な条件で働いている。作業量はきわめて多く、しばしば16時間労働を強いられている。長期休暇をとるのも、一日休暇をとるのも非常に困難だ。数分遅刻しただけで重い罰金を取られる。休憩は一日二回、昼食とティータイムに7~8分休めるだけだ。トイレ休憩さえ許されない。残業を拒否すれば、暴言を浴びせられ、脅される。にもかかわらず、官製組合(MUKU)は何の闘いも組織せず、むしろ労働者の決起を押さえ込む役割を果たしている。
 このような奴隷労働は、インドのグルガオン工業地帯で働く200万人の労働者に等しく強制されている。マルチ・スズキの労働者の闘いは、200万労働者の先陣を切ってこのような状況を闘って突破しようとするものだ。 

写真:工場内で集会を行うマルチ・スズキの労働者
 

 

イタリアのゼネスト、秋の陣の火ぶたを切る!

s20110908a-1.jpg 9月6日、ついにイタリアがこの秋のヨーロッパゼネストの先陣を切った。600万人を組織しているイタリア最大の労働組合CGIL(イタリア労働総同盟)の呼びかけで、ベルルスコーニ政権が強行しようとしている455億ユーロ(約5兆円)規模の緊縮財政攻撃に反対して、数百万の労働者が8時間のストライキに決起した。
 鉄道やバスは停止し、飛行機にも大きな影響を与え、医療や銀行の労働者も合流し、ほとんどの政府の事務所がまる一日閉鎖された。ローマでは数万人が街頭デモを行い、法案の審議を始めた政府を弾劾した。 

全泰壱氏の母、李小仙さんの逝去を悼む

s20110906a-1.jpg 韓国の民衆から「労働者の母」と呼ばれ慕われてきた李小仙(イ・ソソン)さんが、9月3日午前11時45分頃亡くなられた。今夏の猛暑にもかかわらずあちこちと労働者の闘いの場に駆けつけていた李小仙さんは、7月18日、突然心臓疾患で倒れ、入院していた。享年81歳だった。
 今年7月の緊急入院後、いったん持ち直した李小仙さんは、病床の中から「やあ、半年以上もキムジンスクが高いところで頑張ってるのに、私が行かないでどこが労働者の母だ」と、韓進重工業の整理解雇撤回を要求して造船クレーンの上でろう城しているキムジンスク民主労総釜山本部指導委員のもとに駆けつけることを切望していたという。 

イスラエルでついに史上最大の「100万人行進」!

s20110904b-1.jpg 9月3日、政府の新自由主義政策に抗議する「100万人行進」が大成功した。闘いは史上最大だった8月6日の30万人デモ(既報)をさらに上回る全国・全人民的大運動に発展している。
 イスラエルの首都、テルアビブでは50万人が夜の街を行進し、「国家は破産だ! みんな家から出てこよう!」と参加を呼びかけ、「ビビは帰れ!」とネタニヤフ首相を弾劾した。ネタニヤフの家があるエルサレムでは警察発表でも5万人以上が集まり、ハイファでも4万人以上、その他の各地もあわせれば60万を超える人々が家賃、学費、医療費、そして食料の高騰に怒りの声をあげた。「すべての世代が未来を望んでいる」「社会正義を!」が共通のスローガンだ。 

トルコはクルドへの爆撃をやめろ!と渋谷でデモ

s20110902c-1.jpg 8月17日からトルコ政府がイラク国境付近のクルディスタン地域に対して大規模な攻撃を行っています。クルド人の独立運動組織PKK(クルド労働者党)の解体を狙ったものですが、攻撃は無差別的に行われています。空軍の戦闘機による空爆作戦や地上からは砲撃部隊を投入して砲撃を行っています。8月20日には13カ所、21日には4カ所、22日には7カ所を空爆し、合計で132カ所が空爆され、砲撃は349カ所に対して行われています。トルコ軍は90~100人を殺し、80人を負傷させたと発表しています。 

チリで新自由主義への歴史的な反撃始まる!

s20110902a-1.jpg 1973年のピノチェトの軍事クーデター以来、新自由主義の実験場とされてきたチリで、学生と労働者の歴史的な闘いが再び始まっている。戦端を開いたのは学生運動だ。チリの教育は、まさに金儲けのためのシステムとしてつくられ、大学への補助金はたったの14%で、卒業時の借金は学生1人あたり平均で4万5千ドル。学生たちは高い学生ローンに支配されてきた。チリの学生たちは、この6月から積年の怒りを爆発させて、無料の教育を要求し、3カ月間続く大闘争を開始した。クーデター以来最大規模の6・30と8・20の50万人デモを頂点に、チリ全土で毎週のデモ、大学から中学校の占拠、警察との激突など、ありとあらゆる抗議行動に決起している。 

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