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世界の闘い: 2011年10月アーカイブ

占拠運動が全米に拡大、オークランド市では11・2ゼネストを決議!

s20111031a-1.jpg 9月に始まった「ウォール街を占拠せよ運動」は、たちまち全米1000カ所に広がった。アメリカ西海岸、カリフォルニア州オークランドでは、10月10日から「オークランドを占拠せよ運動」が本格的に始まり、オガワ・プラザ=市庁舎前広場の占拠と、金融資本及び連邦・州・市当局に対するデモが連日行われている。その出撃拠点となったオガワ・プラザは150のテントで埋め尽くされた。ここに10月25日、警察が襲いかかり、大激突となった。いったん警察によって破壊された広場は、翌日には労働者・市民の怒りの爆発によって奪還された。そして占拠運動は、11月2日に「オークランド市ゼネスト」を行うことを決議したのだ! 

中国・江西省壮族自治区で学生食堂の高価格に中高生が集団抗議

s20111030a.jpg 10月26日、江西省壮族自治区の岑渓市の第三中学で、新しくできた学生食堂の食事があまりに高価であることに抗議し、全校学生(日本の中学生・高校生にあたる)が食堂で「起義」を叫んで集団抗議に立ち上がった。学生たちは中国国旗である五星紅旗を破り捨て、校長にゴミを投げつけ、教務主任を殴って抗議の意志を示した。警察の暴動鎮圧部隊が導入されたが、入ってきた警察車両はたった5分で学生の集団的な闘いによって撤退させられ、銃を持った警察隊は食堂に近づくことさえできなかった。
 事件の起きた食堂は新しく開店したもので、なんと食事の値段が従来の1・5倍となっていた。この50%もの値上げに学生たちは怒り、全員が食堂に集まって不満の意をたたきつけたのである。 

中国・浙江省湖州で農民工が暴動

s20111027a-1.jpg 中国浙江省湖州市職里鎮で、10月26日の夜から27日にかけて農民工などが暴動に決起し、警察隊と激突している。現段階で多くの警察車両が放火され、車が約1000台破壊され、100人以上が負傷、8人が死亡したともいわれている。
 事件のきっかけとなったのは、昨年から倍増した税金の取立てであった。安徽省出身者(つまり外省人)たちが経営する小さな子供服工場に、収税の役人が所得税を取り立てに来た。だが、重税に不満をもつ安徽省出身者たちは支払いを拒否し、役人ともみあいになった。 

中国・深センの日系シチズンで1千人を超える大ストライキ発生

s20111024a-1.jpg 10月17日、中国広東省深セン市沙井にある日系シチズンの時計の鎖をつくる会社で、1000人を上回る大ストライキが発生した。
 労働者は、2005年以来毎日40分延長された残業代の支払いを求め、さらに長期にわたる社会保険費などのピンはねをはじめとした違法行為を弾劾し、その返済を要求してストライキに立った。労資双方は17日のストライキ突入後、1週間にわたってにらみ合いを続けていたが、ついに日本人職員と労働者の間で激突が発生し、多数の労働者が負傷したという。 

ギリシャで最大のゼネスト、国会包囲デモ闘われる――革命が課題に

s20111022a-1.jpg 世界大恐慌の中心・ギリシャで労働者階級の怒りの炎が火を噴いた。10月19~20日、史上最悪の緊縮財政法案をめぐってギリシャ人も「見たことがない規模」と感嘆の声をあげるギリシャ史上(1974年の軍事政権打倒以来)最大規模の数百万の官民48時間ゼネストと数十万人の集会、国会包囲デモ、省庁占拠闘争が闘われた。
 今回議会で強行されたさらなる緊縮政策は、想像をはるかに超えるものである。すでに20万人が削減され、賃金が4割カットされてきた公務員労働者に対し、賃金をさらに2~3割カット。そのうえで3万人の公務員を「予備人員」として職場から追い出し、次の仕事を見つけなければ首を切るというのである。 

中国・安徽省巣湖でタクシードライバーがストライキ

s20111014c.jpg 10月12日、中国でまたもタクシードライバーの大規模ストライキが勃発した。この日早朝8時より、安徽省安徽省巣湖市で数百台のタクシーがストライキに突入、市の交差点などをタクシーで封鎖し、市の運輸行政に抗議した。
 ストライキの直接の原因は、巣湖市の行政区分が8月から変わり、市の一部が合肥市に合併されたことに伴い、タクシードライバーへの管理・取り締まりが強化され、その初乗り運賃が合肥市の初乗り運賃に合わせて一方的に当局によって値上げされたことへの抗議だといわれている。だがその背後にあるのはタクシードライバーをめぐる過酷な労働の実態であり、「請負」という形(一種の偽装請負)で徹底的に搾取・収奪される現実である。 

中国でタクシー労働者が再び大規模なストライキに突入

s20111008a-1.jpg 10月6日、中国・福建省厦門市のタクシー労働者が大規模ストライキに突入した。市のほとんどのタクシー労働者がこのストライキに参加しているともいわれている。
 政府のタクシー増加政策は、ただでさえ苦しいタクシー労働者の生活を追いつめている。いままで走行距離1キロあたり7毛(約9円)の収入が平均してあった。だが厦門市でタクシーが実質1000台も増えたために、1キロあたり4毛(約5円)にまで収入が下がっているという。 

ギリシャで公務員ゼネスト、犠牲転嫁策に大反撃

s20111007a-1.jpg 国家破産の寸前にあるギリシャで10月5日、公務員労働者が24時間のゼネストに決起した。公共交通や地方自治体、税務や国営放送も停止し、病院や学校も閉まった。航空管制官もストに入り、初めて国際線を含む400便がキャンセルされた。民営化対象にされている発電所、宝くじ、港湾管理の労働者もストに合流した。
 アテネでは2万人が議会にデモ行進し(写真)、テッサロニキでも1万人がデモ。機動隊は警棒と催涙ガスで激しく弾圧し、多数が負傷し、逮捕された。 

イスラエルで鉄道労働者が業務外注化阻止の大闘争に決起

s20111004a-1.jpg 新自由主義への怒りが爆発しているイスラエルで、鉄道労働者の激しい抵抗闘争が全国的に爆発している。イスラエル政府は、新型車両のメンテナンス業務を、車両を作っているカナダのボンバルディア社に外注しようとしている。これに対して鉄道労働者たちはこれは鉄道の民営化攻撃であり、非正規職化・労組破壊攻撃であると真っ向から反対して闘っている。
 イスラエル鉄道労働者委員会とヒスタドルート・トランスポート労組は、外注化をめぐる交渉が決裂した9月21日の夜、「制裁措置」として強力順法闘争を全国の現場に指令した。運転士たちは通常のダイヤを無視し、翌木曜日には全国で78%の列車が遅延、イスラエルの鉄道網は大混乱に陥った。 

上海地下鉄事故と中国鉄道労働者の新たな決起

 9月27日、上海で271人の負傷者を出す地下鉄事故が起きた。上海の地下鉄で採用され問題になっているATP(自動列車保護装置)システムは、最先端の技術とされ、運転手が乗っていなくても運行ができるシステムといわれている。この「最先端」のシステムが今回と同じ10号線で今年7月28日にも故障を起こし、列車をまったく別の方向に運転するという事件が起きていた。さらに上海では2年前にも1号線で列車衝突事故が起きているが、この事故も同じATPシステムが原因であった。 

アメリカでウォール・ストリート占拠の新しい運動が拡大!

s20111002a-1.jpg 新自由主義の基軸であるアメリカ、その中枢の金融街=ウォール・ストリートを占拠する運動がアメリカで拡がっている。9月中旬から、若者が中心になって、金融街の近くにあるズコッティ公園にテントを張って野営し、高失業政策や自宅の差し押さえ、極端な軍備増強、ムスリムなどへの差別待遇、とりわけ2008年以来の金融救済に反対して、ウォール・ストリートを占拠するデモを繰り返し始めたのだ。そしてこの運動はまるでエジプトやイスラエルのテント運動のように共感を拡大している。
【ロイターの動画】http://www.reuters.com/article/video/idUSTRE7900BL20111002?videoId=222144831
 

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