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世界の闘い: 2012年1月アーカイブ

希望バスに続く「希望テント」運動がサンヨン自動車の工場を包囲

s20120118b-1.jpg 韓進重工業のキムジンスクさんの闘いを支えた「希望のバス」運動は、その後も、各地の労働争議現場への連帯を組織する運動となって継続されている。1月13、14日の両日には、双竜(サンヨン)自動車平沢(ピョンタク)工場前に設置された「希望テント」村で、全国から結集した約3000人の労働者・市民による工場包囲闘争が闘われた。
 2009年に大量整理解雇の撤回を求めて77日間の壮絶な籠城闘争が闘いぬかれたサンヨン自動車では、闘争終結に際して資本が労組と交わした約束が一方的に反古にされ、19人もの組合員の自殺が相次いできた。これに対して「これ以上死なせてはならない!」「絶望の工場を希望の工場に変えよう!」という闘いが、韓進の勝利を突破口に新たに開始されたのだ。 

日系深圳(しんせん)サンヨー電機工場で大ストライキ

s20120116a-1.jpg 1月14日、中国広東省深圳市にある日系サンヨー電機工場で、工場労働者約4000人が全員参加した大ストライキが爆発した。深圳サンヨー電機工場は、同じ日系企業である松下に買収されることとなり、前日13日に突然労働者に対して、従業員証が変わることが一方的に通告された。つまりサンヨーの表示が松下の表示になるということで、この時初めて労働者たちは工場が松下に買収されたことを知った。工場の買収には労働者のリストラや労働条件の改悪がつきものであるが、労働者には従業員証の変更が通知されただけで、この買収に伴う労働者への補償などについては一切話がなかった。過去の同じサンヨー系列の工場の移転や買収の時には、労働者の年功に応じた補償などがされていたのにである。 

連休明けの1月4日、中国でストライキ相次ぐ

s20120106a-1.jpg 元旦に河南省安陽市で3万人のデモが闘われた中国では、年始の3連休が明けた仕事始めの1月4日も、全国各地で労働者のストライキが次々と爆発した。
 江西省梧州では、午後、香港系企業である中拡永威実業有限会社の梧州おもちゃ工場で、賃金と残業代未払いに抗議して1000人の労働者がストライキに決起。労働者の街頭デモを阻止するために警官が動員されたが、労働者は経営側が話し合いに応じることを確認するまで6時間のストライキを闘った(写真)。江蘇省無錫市では、中国最大の全自動洗濯機の企業である江蘇無錫小天鵝会社の労働者が、賃下げと年末手当不払いに抗議して、1000人以上のストライキに決起した。 

中国のバブル経済崩壊の中、元旦に河南省安陽市で3万人が暴動

s20120103a.jpg 2012年1月1日元旦の日に、中国河南省安陽市で3万人の暴動が発生した。安陽市の駅前に集まった労働者・住民たちは、中国の国歌である「義勇軍行進曲」を歌いながら人民公園までデモに出た。武装警官がこれを阻止しようとしたが、群集は「私たちを打つなら打て!」と叫び、徹底的に抗議した。
 事件の根底にあるのは中国におけるバブル経済の崩壊であり、行政権力と資本の癒着が生み出した労働者・住民からの詐欺まがいの資金集め。安陽市政府は企業と癒着し、「この投資は安全だから」と住民に宣伝して、詐欺まがいの手法で住民から企業に投資をさせていた。ところが今、中国のバブル経済が崩壊に向かう中で、多くの企業が資金繰りに苦しくなり倒産の危機を迎え、この市民の投資が紙くずになろうとしている。 

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