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世界の闘い: 2012年7月アーカイブ

日系王子製紙の汚染水排水計画に抗議し、中国で数万人が大決起

s20120728c-1.jpg 7月28日、中国・江蘇省南通市啓東市で、日系王子製紙の工場から出る有害な排水を海に流すための排水管の建設に反対し、数万人の労働者、学生、住民の大暴動が爆発した。
 この排水管が流す汚染水の量は一日あたり15万トンとされている。地元の啓東呂四港は中国4大漁港の一つと言われているほどの良港だが、この膨大な汚染水によって海が汚され、この豊かな漁場は確実に破壊されてしまう。しかも排水場所の対岸は上海であり、上海の環境にも大きな影響を与える。このことを知った住民たちは、6月以来、啓東市政府への抗議行動を連日のように行ってきたが、市政府は住民の訴えを無視して建設を強行しようとしていた。 

インドのスズキ子会社工場で暴動、1人死亡、90人以上が負傷

s20120719c-1.jpg 7月18日夜、インド北部ハリヤナ州(首都ニューデリー近郊)の、日本のスズキ資本の子会社でインドの自動車最大手でもあるマルチスズキ・マネサール工場(写真)で暴動が起こった。インド人の人事担当者1人が死亡、少なくとも2人の日本人幹部を含む40人のマネージャーや幹部などが負傷して病院に送られた。マルチスズキでは従業員1名の停職処分をめぐって組合側と交渉中だった。交渉中の抗議行動で、死亡した人事担当のインド人職制が、カースト制度の差別的言辞を従業員に浴びせたことから怒りが爆発、それに対し警備員が労働者に暴力的に襲いかかったことから、約3000人の工場労働者も決起、暴動に発展した。 

大飯原発再稼働に対し、エテコンが日本政府弾劾の声明発表

s20120709c.jpg 6月24日から同30日にかけてドイツの環境保護団体エテコンの6人の仲間が日本を訪問し、NAZENや新橋アクションなどと共同闘争を闘いました。
彼らの目的は、2011年世界環境に最悪の影響を与えた企業として、東電の株主総会に登場して「ブラックプラネット賞」を「授与」することでした。東電はこれを拒否しようとしましたが、6月28日の新橋アクションによる東電直撃デモの際に、250人の隊列を背景に気迫で圧倒してそれを受け取らせたのです。そのエテコンの仲間たちが今回、大飯原発再稼働を厳しく弾劾し、福島の診療所建設を熱く訴えて日本の一般報道機関にコメントを寄せました。以下、紹介します。

<大事故から何も学ばず> エテコン、大飯原発再稼動を糾弾
 

四川省徳陽市シーファンで、重金属工場の建設に反対し数万人が暴動

s20120703b-1.jpg 7月2日、中国四川省徳陽市シーファンで、人体に有害な物質を含むモリブデンの重金属工場が新たに建設されることに抗議して、数万人の暴動が発生した。
 シーファンは、人口43万人の市(徳陽市の中により小さい行政単位として含まれている市)だが、周辺の工場の汚染によってすでに労働者・住民のがん患者が増大し、大きな社会問題となっていた。「改革・開放」政策のもとでの乱開発は、こうした公害と汚染による重大な健康被害を労働者と住民に発生させているのだ。そしてさらに、有害な物質を含むモリブデンの工場が建設されることとなり、これを阻止するために数万人の労働者・住民が立ち上がり、市政府に要請に行った。そこには、子どもたちを守るために女性の多くが先頭に立っていた。 

台湾で紡織労働者が無期限ストライキ

s20120701b.jpg 台湾の代表的な紡織企業である台湾華隆株式会社で、200人を超える労働者が首切りや解雇手当などの未払い、賃下げに抗議して6月6日より無期限ストライキに突入している。会社は経営危機に直面して賃下げを次々と強行したばかりか1000名以上の労働者を退職させたが、その退職手当さえ支払おうとしていない。この暴挙に対する労働者の怒りが無期限ストライキとなって爆発した。
 労働者は、解雇攻撃に抗議し、手当ての支払いを求めて、「北上抗争」と号して工場のある台北県中和市から首都の台北に上京し、夜は台北駅に寝泊りして行政院や立法院に対する闘いを闘っている。そして6月27日には、この台湾華隆株式会社の責任者である翁大銘の自宅への抗議行動に決起した(写真)。 

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