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世界の闘い: 2013年2月アーカイブ

北朝鮮核実験に中国労働者階級が怒りの行動

20130215a-1.jpg 今回の北朝鮮核実験は、中国の労働者階級の激しい怒りを呼び起こしている。12日の核実験の強行に対して、現在連日中国各地で次々と抗議行動が起きている。
 12日の当日、北朝鮮に隣接する遼寧省沈陽市にある北朝鮮の総領事館前で「北朝鮮の核実験に抗議する」とのスローガンを掲げた抗議行動が起きている。2月13日には安徽省合肥市で「北朝鮮の核実験に抗議する! 東北の同胞を救え!」というスローガンを掲げて若者が抗議に立ち、警察に拘束された。同じ13日には、黒龍江省ハルビン市で「北朝鮮の核実験に抗議する! 私たちのふるさと、人、土地、水、空気、食料を守れ!」という横断幕が道路に張り出された。さらに14日には、湖南省衡陽市で「北朝鮮の核実験に抗議する! 地球の人類の安全を守れ! 自由中国」という抗議デモが行われている。 

北京の米自動車部品工場でスト 非正規労働者が歴史的な勝利

20130213a-1.jpg 2月4日より、米系資本の自動車部品企業であるデルファイの北京の工場で、非正規労働者約400人が長期間の非正規雇用や低賃金、休暇、保険などをめぐってストライキに突入した。そして4日間にわたるストライキ闘争の末、7日に月給500元(約7000円)の一律賃上げ、そして3年以上勤務した派遣労働者は年明け(旧正月の明け、2月15日以降)に正式な労働契約を交わして全員正社員にすることなどを認めさせるという、中国の労働運動史上画期的な勝利を勝ち取った。
 デルファイは、米ゼネラルモーターズから分社した自動車部品生産の企業で、全世界で上位500社に入るといわれる大企業である。世界恐慌の深まり、自動車産業をめぐる帝国主義間争闘戦の激化、さらに中国経済の後退という中で、経営危機を深めたデルファイの北京工場は、労働者に犠牲を転嫁し、特に派遣労働・非正規雇用を徹底的に奴隷のように使うことで、この資本の危機を乗り切ろうとした。このデルファイ北京工場には約500人の労働者がいるが、その95%が非正規労働者、生産現場にいる労働者のほとんどが派遣労働者だという。 

チュニジアで反政府全国ゼネスト

チュニスの10万人デモ(2月8日).jpg●革命後最大の決起
 2月8日、チュニジアで、極右イスラム政治勢力による反政府派の政治家・チョクリ・ベライド氏の暗殺に抗議する全国ゼネストが爆発した。この闘いは、米帝や仏帝によって支援されたムスリム同胞団系の政府による革命勢力抹殺攻撃に対する労働者階級のチュニジア革命以降最大の反撃の闘いだ。チュニジア労働者階級は、チュニジア労働総同盟(UGTT)の呼びかけの下、この35年間で最大の全国24時間ゼネストに決起し、全国の工場、交通機関、学校、銀行、商店などの活動を停止させ、街頭にうって出た。首都チュニスでは、10万人がデモに立ち上がった。全国ゼネストは2011年のチュニジア革命の時にも実現しなかった闘いであり、今回のゼネストの爆発は、労働者階級が革命後も、かつて政府の協力者であったUGTTの内部で力を蓄え、UGTT内の力関係を労働者階級に有利なものに変え、着実に階級的戦闘力を強化してきたことを示している。 

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