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世界の闘い: 2013年5月アーカイブ

韓国でKTX民営化に反対し鉄道労組が総力闘争を宣言

s20130529a-1.jpg 韓国では、イミョンバク政権を引き継ぐパククネ政権のもとで公共部門の民営化攻撃が本格化し、これとの大激突が始まっている。5月23日、政府は韓国高速鉄道(KTX)の民営化に向けて新たな攻撃を開始した。現在の鉄道公社(KORAIL)を持株会社に転換し、そのもとに複数の子会社を設立するという形で、鉄道事業への民間資本の全面導入―分割・民営化に突き進もうというのだ。これに対して民主労総と全国鉄道労組は5月25日、ソウル駅前広場で総決起大会を開き、「ゼネストを含む総力闘争」をもって鉄道分割・民営化を絶対阻止すると宣言した。 

チンジュ医療院廃業絶対阻止へ、保健医療労組が新たな闘いに突入

s20130527b-1.jpg 5月23日、韓国・慶尚南道(キョンサンナムド)の道庁前で晋州(チンジュ)医療院廃業を阻止する集会が開かれた。4月18日に1千人が道議会を包囲し、徹夜の闘争で廃業の即時強行を実力阻止してから1カ月余、この日の道議会に知事は再び、「チンジュ医療院廃業条例案」を提出してきた。保健医療労組はこの間、当局との交渉を求めて粘り強い努力を続けてきたが、知事と当局は問答無用に廃業を強行しようとする意志をあらわにしている。これを阻止するため、「生命のバス」と名づけられたバスがこの日早朝、ソウルをはじめ全国から発進し、それに乗って多数の闘う労働者・民衆が現地に到着した。 

パククネ政権打倒へ労働者大会、80年光州蜂起の精神継承を誓う

s20130520b-1.jpg 5月17日、1980年の光州蜂起から33周年を迎え、「5・18民衆抗争33周年記念全国労働者大会」が光州現地で開かれた。韓国各地から闘う労働者が結集し、チョンドファン(全斗煥)軍事独裁政権との命がけの闘いに決起して虐殺された人々の墓に黙祷を捧げるとともに、米帝と結託して労働者への搾取強化と新たな虐殺をたくらむパククネ政権への激しい怒りをたたきつけた。
 この日の闘いは、パククネ政権の行う18日の官制式典と真っ向から対決するものとして闘われた。死者が眠るマンウォルドン(望月洞)墓地には労働者と市民が続々と訪れ、座り込みを行い、光州蜂起の戦死者に捧げられた歌である「あなたのための行進曲」が終日、繰り返し歌われた。 

「故郷を守れ! パラキシレン反対!」 雲南省で大規模デモ、警察隊と激突

20130517a-1.jpg 5月16日、中国雲南省の省都昆明市で、中国石油雲南製油工場建設プロジェクトに反対する1000人を超える労働者、学生・市民のデモが行われた。
 この工場ではポリエステル繊維や PET樹脂などの生産に必要なPX(パラキシレン)の生産が行われると見られており、雲南ではこの間反対の声が高まり、5月4日にも大規模なデモが行われていた。また中国全体でも、このPX生産が環境と人体に及ぼす影響に労働者、学生・市民が抗議して、大連や寧波などで大規模な反対運動が闘われ、操業停止や建設計画の撤回などに追い込んでいる。 

解雇と強制配転の撤回求め、セジョンホテル労組が抗議行動

s20130513b-1.jpg 5月9日、観光客でにぎわうソウル市内ミョンドン(明洞)にあるセジョンホテルの前で、労働者への雇い止め解雇と強制配転の撤回を求める抗議行動が闘われた。セジョンホテルはこの間、ストライキに参加したことを理由に非正規職の組合員を雇い止め解雇し、さらに労使合意をも無視して何人もの組合員を強制配転するなど、労働組合への破壊攻撃を強めてきた。セジョンホテル労組と支援の労働者は、この日午後6時から、多くの観光客が出入りするホテルの玄関前を制圧。約70人が「解雇撤回、不当配転撤回、労組弾圧やめろ!」と、1時間半にわたって怒りをたたきつけた。
 

香港港湾非正規労働者のストライキが大勝利 「この闘いは、まだ終わらない」

20130507a-1.jpg 3月28日より始まった、香港のコンテナ労働者を中心とする港湾非正規労働者のストライキは、5月1日のメーデーの5000人デモを経て、5月6日、40日間の不屈の闘いを貫いて、ついに労働者側の勝利に終わった。
 港湾を支配する香港最大のブルジョアジーである李嘉誠の拠点・長江実業グループと派遣会社は、この非正規労働者の40日間の闘いに追い詰められた。そして労働者は、次のような勝利を資本に対して勝ち取った。
 ①すべての労働者の基本給9.8%の賃上げ
 ②労働者が自分の判断で機械(クレーンなど)を止めて、食事を取れるようにすること
 ③労働者が必要なときに仕事場を離れて、トイレに行けること
 ④会社は労働者に協力して、職場の安全や労働者の健康の状況について調べ、積極的に改善計画を実行すること
 ⑤労働者を平等に扱い、ストライキに参加した労働者の責任を追及しないこと
 

韓国のメーデー、ソウル広場で1万5千人が新たな戦闘宣言

s20130506a-1.jpg 5月1日、韓国では、123周年のメーデーを記念する集会が、ソウルや釜山、蔚山、光州、大邱など全国15地域で一斉に開催された。民主労総はこの日、「労働者の権利宣言」と題する声明を発し、労働者には「団結して闘争する権利」「整理解雇・非正規職のない世界で生きる権利」「正義の分配を受ける権利」「死なずに健康に働く権利」「平和に生きる権利」があると訴えた。そしてこれらの権利獲得のために、巨大資本とパククネ政権に対抗して徹底的に闘う決意を明らかにした。
 ソウルでは、ソウル市庁前広場に1万5千人が結集してメーデー大会が開かれた。民主労総傘下の各組織は、それぞれ独自の事前集会を開いた後、ソウル広場に集まった。 

香港非正規港湾労働者の不屈のストライキが30日を突破

s20130501b-1.jpg 3月28日より始まった香港のコンテナ部門を中心とする非正規港湾労働者のストライキは、3月26日で30日を超え、現在も不屈に闘われている。このストライキは一日あたり500万香港ドル(約6300万円)の損失を資本に強制しているとされ、それがすでに30日以上になったのだ。
 7日の5千人の大デモ(既報)以降、連日のストライキを闘いながら、17日には再び香港の港湾を牛耳る最大のブルジョアジーである李嘉誠の拠点・長江実業グループ本部へのデモを貫徹し、19日にも本部包囲の集会を2千人で開催した。さらに23日には本部と李嘉誠の豪邸に向けたデモを貫徹した。そしてデモ終了後、午後3時より港湾労働者の組合大会を開催、スト30日目にあたる26日に本部前での抗議集会開催を決定した。 

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