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労働運動: 2013年9月アーカイブ

動労千葉鉄建公団訴訟控訴審判決/「名簿不記載基準は不当労働行為」認定

「解雇は有効」の反動判決に怒り
20130927a-1.jpg 動労千葉鉄建公団訴訟控訴審の判決言い渡しが9月25日、東京高裁第12民事部(難波孝一裁判長)で行われた。動労千葉争議団9人の訴えを退け国鉄清算事業団による90年4月1日解雇を有効とする判決が出された。
 他方で難波裁判長は、国鉄当局が名簿不記載基準を策定・適用し、原告らを採用候補者名簿から排除してJR不採用としたことについては、一審と同様、不当労働行為と認定し、鉄道運輸機構に慰謝料500万円の支払いを命じた。損害賠償請求権に関する消滅時効を主張した鉄運機構の主張も退けた。 

動労千葉鉄建公団訴訟勝利へ9・15総決起集会

20130916b-1.jpg 「東京高裁・難波孝一裁判長は解雇撤回の判決を出せ!」――動労千葉鉄建公団訴訟控訴審の判決を目前に控えた9月15日、動労千葉と国鉄闘争全国運動の呼びかけた総決起集会が代々木公園ケヤキ並木で開催された。全国から1100人の労働者・農民・学生・市民が集まり、渋谷の街を席巻する大デモを行った。
 台風18号の影響が心配されたが昼過ぎには奇跡的に雨があがり、汗ばむほどの好天の中での集会となった。集会開始前、図々しく会場横にたむろして集会破壊を狙う警視庁の公安刑事どもに対して参加者全体が嵐のようシュプレヒコールを繰り返したたきつけ、会場後方に追い払った。戦闘的・解放的な雰囲気の中、動労千葉の長田敏之書記長の司会で集会がスタートした。

動労水戸 10・1外注化阻止へ第2波のスト

20130916a-1.jpg 動労水戸は9月13日、誘導・計画業務10・1外注化阻止を掲げて第2波ストライキに立ち上がった。この日の勤務者全員がストライキに入った。
 午前11時に、勝田車両センター門前に組合員と支援が結集し抗議闘争を行った。木村郁夫書記長は「昨年の外注化強行から1年で、どれほど職場が混乱し、安全が破壊されたか。JR水戸支社ですら団交で『(外注化の現状は)課題がある』と言わざるをえない現実だ」と怒りをあらわにし、「こんな施策の先に未来があるのか。しかたがないことなのか。分断を打ち破り、今こそ声をあげよう」と職場の若い仲間に訴えた。高野安雄副委員長も「MTS(水戸鉄道サービス)がまともに業務の遂行もできず、教育訓練もできないことは明らかだ。この現状の上に、さらに外注化を拡大することなど絶対に許されない」と述べ「動労水戸は外注化を粉砕するまで徹底的に闘い抜く」と訴えた。

鉄道運輸機構訴訟:最高裁の上告棄却決定を弾劾する

 国労秋田闘争団の小玉忠憲さんが原告の鉄道運輸機構訴訟で、最高裁は9月10日、小玉さんの上告を棄却する超反動決定を出した。
 小玉さんは国鉄分割・民営化に際し、「停職6カ月以上または2回以上の停職処分を受けた者はJR採用候補者名簿に記載しない」という不採用基準によってJR不採用とされた。昨年6月29日に出された動労千葉鉄建公団訴訟の一審判決は、不採用基準の策定自体が不当労働行為だと認定した。だが、その直後の昨年10月11日、東京高裁・設楽隆一裁判長は、小玉さんの鉄道運輸機構訴訟で「停職処分を2回以上受けるということは重い非違行為を繰り返しているといえるのであるから、これらに該当する者を原則として採用に適さない者とする判断は常識にかなっている」と言い放つ許し難い判決を出した。これ自体、動労千葉の訴訟を徹底的に意識した大反動だった。
 最高裁は今回、動労千葉鉄建公団訴訟の9・25控訴審判決を前に“不採用基準は不当労働行為ではない”という判決を確定させることで、動労千葉を先頭に切り開かれてきた国鉄解雇撤回闘争の前進を必死に押し戻そうとしているのだ。
 だが、最高裁がどんな反動判決を出しても解雇撤回闘争は終わらない。9・25判決日の闘いは重大な決戦だ。最高裁での大激突を見据え、9・15闘争の大爆発を勝ち取り、判決日闘争に総結集しよう。(I) 

動労水戸、誘導・構内計画外注化阻止へ第1波スト

20130905a-1.jpg 動労水戸は9月4日、誘導・構内計画業務の外注化に反対して今秋第1波のストライキを打ち抜いた。MTS(水戸鉄道サービス)への出向者を含め勝田車両センターで働く全組合員がストに立った。
 JR水戸支社は、昨年10月の仕業検査・構内運転業務の外注化に続き、来月1日から誘導・構内計画業務をMTSに外注化しようとしている。管理部門以外のすべての仕事を下請け会社に丸投げしようとしているのだ。誘導・構内計画業務は、車両センターでの列車の入れ換え計画を作る仕事で、これに基づいて車両検査や構内運転、車両の清掃などすべての仕事が行われる。とても大事な仕事だ。昨年10月の外注化強行で、指揮命令系統が煩雑になり、現場はいまも混乱し続けている。誘導・構内計画が外注化されれば安全はさらに破壊され、混乱に拍車がかかることは目に見えている。 

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