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国鉄の最近のブログ記事

動労総連合出向無効確認訴訟 外注化粉砕へ重大局面 証人尋問拒む裁判官を忌避

20180517a-1.JPG 動労総連合強制出向無効確認訴訟の控訴審第2回裁判が5月11日、東京高裁第11民事部(野山宏裁判長)で開かれた。
 この日もJRは大量の管理者を傍聴に動員してきた。裁判はJRとの重要な攻防点になっている。
 法廷では、動労水戸の石井真一委員長が意見を述べた。外注先のMTS(水戸鉄道サービス)では、プロパーといわれる直雇いの青年労働者があまりの低賃金のため次々に退職している。石井委員長はその実態を突きつけ、「外注化は破産した」と断定した。
 原告代理人弁護団は、一審の結審後にJRがエルダー(定年退職後の再雇用)社員の配属先をJR本体にも拡大すると提案してきたことを指摘し、「外注化はエルダーの雇用先の確保が目的」とするJRの主張は崩れたと断じた。そして、この事実を明らかにするための証人尋問を求めた。
 ところが裁判長は数分の合議の後、「証人尋問は行わない」「次回で結審」と通告してきた。代理人弁護団はすかさず、裁判官全員の忌避を申し立てた。審理はそこで中断した。
 裁判後の総括集会で、動労総連合はこの裁判の重要性をあらためて確認した。東労組が崩壊する中、JRは次々と大合理化を打ち出しているが、検修部門については具体的な提案を出せていない。それは、この裁判がJRの手を縛っているからだ。動労総連合は、組織拡大で外注化を粉砕する決意を打ち固めた。
写真裁判前、東京高裁へこぶし

安全破壊許すな 4・22 尼崎事故13年弾劾し現地闘争 動労総連合ら150人、外注化阻止へ

20180426d-1.JPG JR西日本が起こした尼崎事故から13年となる4月22日、動労千葉と国鉄闘争全国運動・関西が呼びかけた事故弾劾の全国総決起集会がJR尼崎駅北口で行われた。動労総連合を先頭に、関西を始め全国から150人が結集した。
 2005年4月25日、福知山線の塚口―尼崎駅間で起きた尼崎事故は、107人の乗員・乗客の命を一瞬のうちに奪った大惨事だった。JR西日本は「稼ぐ」をスローガンに掲げ、無謀なスピードアップを強行し、それを労働者に強制するため、数十秒でも列車を遅らせたら運転士に「日勤教育」という懲罰を課した。民営化こそが事故をもたらしたのだ。
 JR西日本は昨年12月、台車に亀裂の入った新幹線を3時間も運行し続けるという大事故を再び起こした。そして今、安全をさらに破壊する外注化・非正規職化に突き進んでいる。集会は、この攻撃を反合理化・運転保安闘争で打ち破るという熱意にあふれた。

動労神奈川が定期大会開く

20180419e-1.JPG 動労神奈川の第4回定期大会が、4月15日に神奈川県の横須賀市産業プラザで開催された。
 動労神奈川はこの1年間、時廣慎一書記長の解雇撤回・非正規職撤廃の労働委員会闘争が証人尋問に進み、桑原豪臣副委員長は雇い止め解雇を阻止し無期転換権を獲得した。
 安倍が改憲・戦争に突き進む中で、それを打ち砕く労働組合の団結を固める定期大会となった。
 大会では、最初に中村幸夫委員長があいさつに立ち、「日々、動労神奈川が闘い続けていられるのは多くの方々の支援があるからです。本当に感謝しています。われわれの敵は会社、安倍、ブルジョア階級です。労働者が人間的な生活ができるように、労働運動を通じて闘っていきたいと思います。動労神奈川がさらによりよい組合になるように闘っていきます」と決意表明した。
 来賓あいさつでは、動労総連合から動労千葉の繁沢敬一副委員長が「動労神奈川の闘いは非正規職にとっての希望の闘いであり、今は組織拡大の千載一遇のチャンスです。これからもみなさんと一緒にがんばっていきます」と決意を述べた。動労総連合・北海道の成田昭雄副委員長は「動労神奈川の青年は会うたびに成長している。それは彼らの努力があるからです」と激励した。
 大会では1年間のスト権を100%の支持で確立した、闘う体制を確立し、解雇撤廃・非正規職撤廃を誓った。
 大会に先立って、動労神奈川支援共闘の第3回総会が開かれ、会員拡大に取り組むことを確認した。(動労神奈川 三苫 昭)

動労千葉 CTS本社に抗議 生活できる賃金払え

20180419a-1.JPG 4月12日午後6時、動労千葉はCTS(千葉鉄道サービス)本社への抗議行動に立った。CTS組合員を先頭に、JR本体の組合員も多く参加した。
 CTSの労働者には低賃金が強制されている。動労千葉は団体交渉で、労働者への賃上げ、深夜早朝手当の改善、契約・パート社員への扶養手当の支給、60歳以降の基本給を68%にする大幅賃下げの取りやめなどを要求してきた。
 3月14日の団交でCTSは「原資がない」と賃上げや手当の改善について拒否した。しかし、CTSはJR東の100%子会社であり、JR東は最高益を更新し続けている。それは子会社との契約金を切り縮め、労働者に低賃金を強制することで成り立っている。この現実と対決する春闘後半戦は、第3の分割・民営化との闘いそのものだ。

動労総連合が定期中央委 組織拡大へ態勢固め

20180419b-1.JPG 動労総連合は4月14日、DC会館で第32回定期中央委員会を開いた。東労組が大崩壊する中、動労総連合の各単組は組織拡大の端緒を着実につかんでいる。定期中央委員会は、これを必ず現実の組織拡大に結びつけると固く決意する場になった。同時に、改憲・戦争阻止大行進の運動を組織する先頭に動労総連合が立つことを確認した。
 あいさつに立った田中康宏委員長(動労千葉)は、東労組の崩壊情勢について説き明かした上で、「問題はここからJRの大再編が始まるということだ。JR東日本の深澤祐二新社長は、乗務員勤務制度を変え、乗務員手当を廃止し、全面的な分社化をすると表明している。分割・民営化と立ち向かい、外注化と真正面から闘ってきた動労総連合の真価を発揮し飛躍するチャンスが来た」と訴えた。(写真

動労神奈川 解雇撤回へ闘う 時廣書記長が県労委で証言

20180412a-1.JPG 4月4日、動労神奈川の時廣慎一書記長の解雇撤回・非正規職撤廃の労働委員会がかながわ労働プラザで開かれ、1回目の証人尋問が行われた。動労神奈川の組合員と、20人を超える支援の仲間が集まった。
 時廣書記長は2015年12月末にJR子会社の東日本環境アクセスを解雇され、組合として解雇撤回の団体交渉を続け、16年8月に神奈川県労働委員会へ提訴した。これまで労資の準備書面が提出され、ついに証人尋問が始まった。
 主な争点は以下の3点だ。①環境アクセスは、時廣書記長が組合員であるので「退職意思の撤回」文書を認めず、職場から排除したこと。②組合員であるがゆえに、時廣書記長をパート社員から契約社員にしなかったこと。③以上は、JRと環境アクセスが行った不当労働行為であること。

JR資本に総反撃を 動労千葉がストライキ

20180402a-1.JPG 動労千葉は3月30日午後1時から翌31日の勤務明けまで、幕張車両センター千葉派出の要員削減提案の撤回を求めてストライキに立った。ストに入ったのは、千葉派出で働く3人の組合員と幕張支部の山田護支部長だ。本線上で車両が故障した時、現場に駆けつけて対応するのは検査派出の労働者だ。その要員が削減されれば、異常時に出動することもできなくなる。これは運転保安を解体するとともに、第3の分割・民営化攻撃の本格的な始まりだ。JRは鉄道の全業務を分社化し、そこに労働者を転籍させることを狙っている。これに対し動労千葉は、満を持してストに立った。このストはまた、東労組が大崩壊する中で、JRとその関連会社の全労働者に、労働組合はどうあるべきかを示し、動労千葉・動労総連合への結集を心の底から呼びかけるものにもなった。JRの分社化・転籍・総非正規職化の攻撃にストで闘う動労総連合に結集しよう。

動労水戸がストライキ 常磐線全線開通反対を訴え

20180322d-1.JPG 3月17日、動労水戸はJR東日本のダイヤ改悪に抗議し、4人の乗務員がストライキに入った。
 午前9時30分からは総勢25人の組合員・家族・支援者がJRいわき駅前に陣取って街頭宣伝を打ち抜いた。この日、今なお高線量の楢葉町で開かれた県民集会に駅前からバスで向かう参加者に被曝労働拒否の闘いを訴え、「常磐線全線開通反対署名」を集めた。
 東京からは江戸川区職の佐藤賢一さんと都庁議事堂レストラン解雇と闘う柿沼庸子さんが参加し、「被曝労働拒否とともに、公務員労働者は戦争協力を拒否して闘う」「放射能が脅かす命と健康の問題を真剣に考え、未来のために立ち上がろう」と訴えた。動労水戸組合員と動労福島、全学連の仲間も訴え、2時間で400枚以上のビラを配り、54筆の署名が集まった。
 今回のダイ改ではJR水戸支社管内でも本格的な地方切り捨てが始まり、地元自治体では「このままでは本当に線路がなくなる」という危機感と怒りが沸騰している。国鉄分割・民営化の破綻と安倍政権の危機突破をかけた東京五輪・福島圧殺の攻撃と真正面から対決する闘いとなった。
写真通行する人びとが次々と立ち止まり、常磐線全線開通反対の署名に応じた(3月17日 JRいわき駅前)

〝ダイヤ改定をやめろ〟 JR東日本本社に抗議

20180322e-1.JPG JR各社がダイヤ改定を強行した3月17日の正午から、動労東京、動労神奈川を先頭に東京労組交流センターなどがJR東日本本社への抗議行動に立った。同日にストライキを決行した動労水戸、動労連帯高崎と団結し、JR東日本本社を前にした新宿駅南口での行動を闘いぬいた。
 JR東日本の本社があるビルの手前には、東労組本部が入居するビルもある。行動参加者は、東労組の大崩壊が進行する中、総力を集めて動労総連合の組織拡大を実現しようと決意を固めた。
 動労東京の吉野元久委員長が、ダイヤ改定でローカル線を切り捨てる一方、福島第一原発の直近を通る常磐線の全線開通に躍起となるJR東日本に怒りをたたきつけた。また、ダイヤ改定を機に全面的な分社化に突き進むJRを弾劾し、国鉄労働者1047名の解雇を撤回しろと声を強めた。
 動労神奈川の中村幸夫委員長は、森友疑獄を居直る安倍を今こそ監獄へたたき込めと、激しい怒りを表明した。ス労自主の労働者も行動をともにした。
 JR東日本本社前での行動を終えた参加者は、新宿駅東南口に場所を移し、街頭に渦巻く安倍への怒りと結んで、3・25改憲阻止大行進への大結集を訴える宣伝活動を行った。
写真動労東京、動労神奈川を先頭にJR東日本本社への抗議行動(3月17日 新宿)

「人員補充し、賃金上げろ!」 動労連帯高崎が24時間スト

20180322c-1.jpg JRダイ改当日の3月17日、動労連帯高崎(国鉄高崎動力車連帯労働組合)が24時間ストライキを貫徹しました。籠原(かごはら)の車両基地を拠点に、組合員全員と支援がひとつになって、早朝と夕方のストライキ突入、TTS(高崎鉄道サービス)本社への抗議行動、街頭宣伝などの一日行動をやりぬきました。労働者人民の安倍への怒りの先頭に立つ、決定的なストライキです。
 朝8時に結集した組合員・支援に向かって漆原芳郎委員長が「TTSに対して、①適切な人員を補充すること、②希望者全員を無期転換とすること、③最低時給を1500円にすることなどを要求してきたが、TTSは無期転換以外はゼロ回答で、それどころか団体交渉の出席人数を制限し団交の場から組合員を排除した。許せない。会社は構えているが、怒りと団結でストを貫徹したい」とあいさつし、翌朝まで24時間ストの通告に向かいました。

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